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大学教員、高校教員、高専教員ってどうやって給料が決まっていますか?

いずれも、もともと公務員だった職なので、基本的には年齢によって決まる
公務員の制度に乗っ取って、給料が決まるのでしょうか?

でも、教授は、准教授や助教と比べるとかなり給料が多いと聞きますが、
これはなぜなのでしょうか?

また、私立と国立では私立の方が給料が多いという話しを聞きますが、これは私立の場合だと
公務員の給料制度に従わないためなのでしょうか?

また、地方国立と一流大国立だと給料に差はないのでしょうか?

高校教員だと、大学のように、教授や助教といったランク付けはありませんが、
高専教員には、一応、大学と同じく教授や助教といったランク付けがあるわけですが、
大学教員と同じ給料をもらっているのでしょうか?

何か良い資料などがございましたら教えて頂けますでしょうか?

A 回答 (2件)

質問ラッシュですね。



>いずれも、もともと公務員だった職なので、基本的には年齢によって決まる
>公務員の制度に乗っ取って、給料が決まるのでしょうか?
>でも、教授は、准教授や助教と比べるとかなり給料が多いと聞きますが、
>これはなぜなのでしょうか?

国立大学法人の場合は,公務員とおなじような「俸給表」があります。ただし,職種は「行政職」(いわゆる役人)や「研究職」,「医事職」ではなく,「教育職」という分類になります。それぞれに俸給表があります。

この教育職俸給表は2次元の表であり,横軸は教授,准教授,講師などの「職階」を,縦軸は「○号俸」という「年齢序列」を示します。ふつう1年で号俸は1つ上がります(定期昇給する)。准教授から教授に昇任すると,俸給表を横に移動しますが,一気に給料が上がるわけではなく,おなじくらいの月額の号俸のところに飛びます。そして教授を続けながら俸給表を上へ登ります。のぼりつめた最高額は,教授がいちばん高く,助教のまま昇任しないと40歳すぎくらいに頭打ちになり昇給しなくなります。

うちの大学の場合,経営分析では教授の平均給料を1としたとき,准教授は0.8,講師は0.7くらいで計算していたと思いますから,平均してみればそのくらいの差はあります。給料がちがうのは,職階・年齢ともにがちがうからです。企業でも係長と課長では給料がちがうでしょう。

教授になると学部長などの「長」職につくことができ,管理職手当がつきます。激務の割にはたいした額ではありません。ぼくは毎日走り回って,月3万円くらいですね 笑。

>また、私立と国立では私立の方が給料が多いという話しを聞きますが、これは私立の場合だと
>公務員の給料制度に従わないためなのでしょうか?

私立大学の教員公募では,しばしば「給与は国立大学に準じる」というのがありますね。だから,平均すればそんなところなんでしょうが,経営状態が良好なところはたぶん3~5割増しくらい,悪いところは7掛け(3割引き)くらいいくでしょう。ある私立大学では,「給料が国立なみに悪い」という会話も聞きました。

国立大学法人よりも給料が高くても,学生数が多いところは当然にアホも多くなるので,ぼくは行きたくないですね。非常勤講師として,小規模校中心でしか働いたことはありません。

>また、地方国立と一流大国立だと給料に差はないのでしょうか?

経営状態にいまは差がついていますから,裕福なガリバーのほうが平均して少し高いですね。たしか教職員組合の資料に書いてありました。だからどうだ,というほどの差じゃありません。

以下の質問はわかりません。
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もともとの給料表が国と各都道府県で違います。


某県立大学のように独自の運用をしているところもあります。
しかし、基本的には公務員の○級□号俸、で決まっています。助教・准教授・教授で給料が違うのは級が違うからです。

あと、教授の基本給がべらぼうに高い、ってことはないです。役職手当(学生部長とか、学部長とか・・・・)が効いてくるのかもしれませんね。
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