
No.2ベストアンサー
- 回答日時:
恒星の見かけの表面は、「光球」という名前です。
仰るとおり、連続的なガス球なのに明確な表面が見える、その球のことです。
なぜ光球が生じるかというと、
1)太陽はガス一点一点が強い光を出している
2)太陽内部は非常に"曇っている"
(ざっくりと言うと、密度が高すぎて
光がガスに吸収され、通れないということ)
3)外側は密度が低いので、比較的"透明"
以上の3点より、
4)太陽内部から出た光は、太陽の外へ行こうとしても
途中のガスに吸収されて出てこれない。
5)ある程度外側からは、やっと光が外まで辿り付ける。
→これが私達の目へ届く。
※ちなみに、光球より上はどんどん密度が下がって、
今度は光を放射するガス自体が少ないので、あんまり目に見えません。
(日食時のコロナとか彩層とかはこれです)
という理由です。
光球もはっきり見えるとはいえ500kmくらいのぼやっとした層ですが、
太陽自体が直径70万kmありますから、結果ハッキリしているように見えます。
ガス惑星は、自身の発光でなく太陽光の反射ですが、仕組みは上記の太陽と似たようなものです。
この回答へのお礼
お礼日時:2010/07/30 06:18
詳しい回答をありがとうございます。
これでガス惑星・恒星とも、もっともな「表面」が言えることがわかり、リアルなイメージも得られました。
No.1
- 回答日時:
太陽系のガス惑星 (と氷惑星) については圧力で決めているようです. 恒星の大きさも基本的には同じようなものだと思ったけどうろ覚え.
参考URL:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%A8%E6%98%9F% …
この回答へのお礼
お礼日時:2010/07/29 22:06
早速回答ありがとうございます。
なるほど、ガス惑星の「表面」の決め方は気圧が1バールで、視覚的な表面にも一致しているのですね。
でも気体部分の密度の変化の上からは、区切りとなるような特別な場所としての「表面」は、漠然としたものさえないのでしょうか。
お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!
おすすめ情報
デイリーランキングこのカテゴリの人気デイリーQ&Aランキング
-
系外惑星の公転周期が数十日と...
-
銀河系の物質循環について・・・
-
恒星の周りを回る恒星はあるのか
-
惑星としての恒星はあり得る? ...
-
1ヶ月って何週間ですか?
-
潮の満ち干きと人の命の関係に...
-
CO2の嘘
-
「月夜の晩」という言葉の文法...
-
【エクセル】CTRL+FでA...
-
望月の望は
-
永久機関は本当に作れない?
-
月の下部分が欠けて見えるんで...
-
タイムリープの前兆ってどんな...
-
火星行きの宇宙船は太陽のまわ...
-
太陽系は何世代めの恒星系?
-
下弦の月
-
自転しない星ってありますか? ...
-
方角は絶対的と思っていました。
-
地球のことで質問です。 地球の...
-
月の出の方角の違いの原因は?
マンスリーランキングこのカテゴリの人気マンスリーQ&Aランキング
おすすめ情報