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賞与引当金に係わるP/L表示
中小企業です。
賞与引当金については、差額補充法ではなく洗替え法が適切な方法だと教わりました。

それで、仕訳ですが、

(1)前期繰入時:
 賞与引当金繰入/賞与引当金
(2)当期賞与支給時:
 賞与引当金/現金預金
 ※ 引当金計上額と支給額とに差異があれば、
   引当金計上額<支給額:借方に「賞与」で差額計上
   引当金計上額>支給額:貸方に「賞与引当金戻入」で差額計上
(3)当期繰入時:
 賞与引当金繰入/賞与引当金

となるかと思います(過去スレからの引用です)。

そこで質問です。

支給時の仕訳の貸方に戻入を計上した場合、P/Lにはどのように表示するのでしょうか。
つまり、当期繰入分と相殺して販管費などに記載するとすれば、それは差額補充法と同じですよね。
かといって、当期繰入分は販管費、戻入分は特別利益、というのも変なような気がするし。
正解はどっちなんでしょうか。
(あくまで「洗替え法」を採用しているという前提での話です)

A 回答 (3件)

中小企業における実務的な正解は差額が微少な場合は相殺を選択することでしょう。



仕訳例(3月決算法人)
前期末に100を引当

夏支給時 賞与引当金 80 / 現金80
     賞与引当金 20 / 賞与20

4-9月に冬の賞与を引当
 賞与引当金繰入額 120 / 賞与引当金 120

冬支給時 賞与 110 / 現金 110
     賞与引当金 120 / 賞与引当金繰入額 120

10-3月に来年夏の賞与を引当
 賞与引当金繰入額 150 / 賞与引当金 150

では、特別利益をいつ使用するかということになりますと戻入額が巨大な時になります。
・引当てたくせに支給0
・決算で引当てたのに支給日までに大量の退職
など前提条件が大幅に違う時に特別利益を計上することが多くなります。
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございます。

巨大なときの話はよくわかりました。

ところで、

>前期末に100を引当
>夏支給時 賞与引当金 80 / 現金80
>     賞与引当金 20 / 賞与20

仰せの上記部分ですが、20の貸方が「賞与」となっていますが、「賞与引当金繰入額」だとマズイですかね?
確かに仰せのように「賞与」ならば、期末の引当金残高と当期繰入額残高が等しく、いかにも「洗替え」らしさが現れていますが。

お礼日時:2010/08/19 15:24

追加:△賞与を採用する理由です。


B/S賞与引当金=P/L賞与引当金繰入額の方が収まりがよい。
過不足は賞与勘定で調整って一本化した方が解り易い。
事業部門が複数ありますので各部のPL数値等をチェックする時に何かと便利。
こんなところです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

よくわかりました。
(ただ、もう一つの方法であっても「致命的」な欠陥があるというわけでもなさそうですね)

お礼日時:2010/08/19 17:16

他社さんではどう処理されているかはわかりませんが、私が経理をしていたころには



BS上の賞与引当金と同額を賞与引当金繰入額に、その差異はすべて賞与に含めて表示していました。

これは当時の会計士の説で、賞与引当金繰入額はあくまで賞与引当金を期末に引き当てた額である、それ以外は当期分であれ前期分であれ、賞与で支給されたはずであるというようなことだったと思います。
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございます。

関係する勘定科目は、(P/L)賞与A/C、(P/L)繰入額A/C、(B/S)引当金A/C、に限定されるわけですが、
3月決算で6月と12月に賞与がある会社の場合、仰せの方式ですと、前期末引当金が100で、6月の賞与支給総額が95であった場合、6月の仕訳は、
・引当金100/現金95+賞与5
という風に、賞与A/Cを貸方にもってくるということですね。

お礼日時:2010/08/19 15:17

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