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がんの腫瘍が周囲の血管からつないでいる新生血管は、肉眼でも見える太さのものなのですか? また、その血管が切れて出血することはよくあることなのですか?

A 回答 (1件)

こんにちは。




>血管からつないでいる新生血管は、肉眼でも見える太さのものなのですか?

がんは大きさが2mm程度になると血管を新生してエネルギーを得るようになります。この時点の新生血管は肉眼で確認するのは当然ながら難しいのですが、病巣が成長すれば新生血管もそれなりの径になりますので当然ながら肉眼でも確認できます。


>その血管が切れて出血することはよくあることなのですか?

一言で言えばがん組織中の血管は、通常組織における血管新生と比較すると「かなりいい加減な」メカニズムで形成されます(そもそも癌細胞自体が通常細胞と比較するとカタワのようなものですので)。従ってその構造も通常の新生血管と比較すると脆弱で、容易に出血するような性質のものです。詳細な頻度の違いは分かりませんが、通常血管と比較すると出血しやすいと言って間違いないと思います。

この回答への補足

lescault様、ありがとうございます。理解できました。 もう少しお聞きしてよろしいでしょうか。

5、6mm程の大きさの腫瘍の新生血管は細いのですが、破綻すると、目で分かる十分な量の出血は普通起こるものでしょうか? あるいは、こうした小さな腫瘍から出血する場合、潰瘍がすでに作られているのでしょうか?
どうぞよろしくお願い致します。
 

補足日時:2010/08/20 08:01
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