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多肉植物「玉扇」の元気が無い

正式な名称なのかはわかりませんが、
「玉扇」という名札のついた多肉植物を育てていたのですが、
水やりをしすぎてしまいネグサレを起こしてしまいました。
腐った根を取り除きしばらく乾かして
新しい多肉植物用の土にまた植えたのですが
三つあった株のうち一つしか元気に戻りませんでした。
残りの二つはネグサレを起こす前から元気が無かったのですが
さらに茶色くしぼんでしまって根を張りません。
でも元気が無いのに花は咲かせてるんです。
どのようにしたら元気に戻せるでしょうか?

A 回答 (1件)

玉扇(ぎょくせん)はユリ科のハオルチア属の多肉植物が正式名称です。


ハオルチアには葉が硬い種類と軟らかい種類がありますが、玉扇は葉の
軟らかい軟葉系になります。

多肉植物はどのような植物かを最初に説明しますが、簡単に言うと葉や茎
や根などに水分を蓄えられる機能を持っているのが特徴です。通常の草花
のように水遣りをしてしまうと、決まって根腐れを起こし枯れます。
サボテンも多肉植物も同じ仲間と考えて下さい。

まず失敗をされた水遣りですが、基本としては10月から翌年の6月まで
は鉢土が多少の湿りが残る程度で与えます。7月から9月までは、鉢土が
乾いたら与えます。この方法の繰り返しで水管理を行います。
与える方法は年間を通して同じで、鉢底穴から水が十分に流れ出るまで与
え、間違ってもコップ半分とか気分次第で与えるのは避けて下さい。
100円ショップやホームセンターで、竹串を購入して下さい。この竹串
を鉢土に挿し、定期的に抜いて湿り具合を確かめます。再び挿す時は別の
乾いた竹串を挿します。また乾きは自分の指で竹串を触り確かめます。
とにかくこの方法で水遣り感覚を身に付けて下さい。

置き場所は年間を通して直射日光を避け、レースのカーテン越しで光線に
当てるようにします。強い光線は苦手ですが、だからと言って光線が全く
当たらな部屋の奥に置くと元気を失います。
年間を通して室内でと思わるかも知れませんが、5月から9月までは屋外
で管理をした方が元気に生育します。ただし直射日光は避けて下さい。

4月から6月の間と9月から11月の間が植替え時期です。出来れば4月
から6月の間に植替え作業をした方が良いですね。遅い時期に植替えをす
ると、その分だけ回復がおくれます。作業は年に1回で、年毎に行うよう
にします。多肉植物の植替えの基本は、古い用土は最低でも半分は残す事
です。根が細く切れやすいので、出来るだけ根を痛めないようにするため
に半分程度は残す事が基本です。

肥料は年に1回で十分で、植替え時に緩効性化成肥料(マグァンプK等)
を用土に混ぜて使用します。

元気を取り戻させる方法ですが、これは多肉植物が生きたいと言う気持ち
が無ければ無理です。人間が出来る事は置き場所や水遣り等の環境を良く
する事しか出来ません。室内のレースのカーテン越しに置いて、水遣りを
控えめ(7月から9月までの方法)にして、絶対に肥料を与えないように
して下さい。液肥、活力剤、アンプルなども与えてはいけません。
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この回答へのお礼

ご丁寧なご回答ありがとうございます。
詳しく教えていただけて助かります。
大切な人からもらったものなので
枯れさせてしまわないよう祈りながら植え替えます。

お礼日時:2010/10/08 22:20

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