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通貨の事はよくわかりません。

円高と言いますが、元高って聞いた事がないです。

なぜ元は市場通貨になってないのですか?

A 回答 (2件)

世界の通貨は米国のドルを基軸に取引されています。



ここでわかりやすくするために、世界の通貨をいくつかのグループに分けてみますと、

1.為替レートを市場メカニズムにまかせる変動相場制を採用している主要な通貨
=円、ユーロ、英ポンド、スイスフランなど。
(ただし、各国政府の意向・思惑を受けた中央銀行による市場介入などは行われます)

2.変動相場制の形はとるものの、実質的には国家通貨当局・中央銀行が管理をして、自国通貨の為替相場の変動を一定の範囲内に抑え、事実上、自国通貨とドルとの交換レートを一定に保っている通貨。いわゆる「管理変動相場制(管理フロート制)」の通貨
=中国の人民元

3.自国の通貨の為替レートを(ほぼ)完全にドルと連動させている通貨。いわゆる「ドルペッグ制」の通貨
=香港ドルなど

4.自国の通貨の外国の通貨との交換レートを固定している固定相場制の通貨。

に分けられます。

そのため、円やユーロは、日々の取引で対ドルのレートが変動し、円がドルに対して値上がり、すなわち円高になることも、ドルに対して値下がり、すなわち円安になることもあります。

これに対して、人民元は中国の通貨当局によって、対ドルの交換レートとを一定、現在は1ドル=6.67人民元程度(現在の円・ドルレートで換算すると、1円=0.0822人民元程度)に固定されています。

そのため、変動相場制を採用している円やユーロなどのように、現在の人民元相場は変動をしません。
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ベッグ制を採っているからです。


一種の固定相場制ですね。

元がやすいので高くしろ、という
話は聞きます。

中国政府は、日本の轍を踏まないように
頑張っているのです。
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