いちばん失敗した人決定戦

【ビジネスゲーム】世界中でビールを販売する手段について

これは自分の通っている学校の授業の一部で取り上げられたものなのですが、自分なりに考えたものの他にもっと良い方法がないものかと思い投稿させていただきました。

【ビジネスゲーム】
上司からビールを売りたいという提案がありました。
生産はアラビアで行うそうです。理由は単価が安いという事だそうです。
しかし、世界中で販売を行いたいそうです。さてどう売るか。
ちなみにアラビアは宗教上酒は飲まないそうです。

自分なりに考えた事は、
アラビアよりも物価の高い所で販売する事で他メーカーの物より安い当社のビールを購入する人は増えるし、物価が高いのでアラビアのお金に戻した時もそれなりの儲けになるのではないか。
原料を世界中の安い所から取り寄せる。
世界各国の生活習慣等を考えて販売地域を決定する。
関税・酒税等の安い所に狙いを定める…等を考えました。

しかしそれだと世界中で販売を行う事やアラビアで生産を行う事といった条件を満たせなくなってしまう気がします。
また世界中で売る為にはある程度のブランド力も必要になるのでは?とも思います。
しかしどうすれば良いのか考えつきません。

数字的な事は参考までですが、
・売上高   1,000
・売上原価  300
・売上総利益 700
・人件費   300
・地代家賃  100
・諸経費   100
・営業利益  200
・営業外収益 10
・営業外費用 120
・経営利益  90
という数字を元にしています。

数字的な結果の出し方でも、このようなアイデアがあるのでは、というものでもあれば教えていただけたら大変嬉しく思います。
よろしくお願いします。

A 回答 (1件)

前提に変な部分(高温のアラビアの気候はビールの醸造には向いていないとか、世界の消費地に遠い、そもそも製造に必要な水が高価など)がありますが・・・・




前提条件:生産地はアラビア、理由:製造単価が安価

物価の高いところで売るというのは、前提に含まれていますね。条件からどこに持って行っても安価な製品なはずですから。


アイデア1: ブランドが多いビール業界からクビ1つ抜けるプラン
高温の地でできるビールは軽い感じのものになります。(沖縄のオリオン、メキシコのコロナなど)
軽い感じのビール生かしてカクテルに使い、それをドライバーにしたブランディング戦略で販売
- ハリウッドと提携して映画やドラマでカクテルとそれに使うビールのブランドを認知させる
- カクテルを遊び心もったものにし、メントス&コーラのように話題性によるバイラル効果を演出
- カクテルにすることで容易に他品種化できることを生かし、多種多様のアルコール飲料として展開


アイデア2: 大量にまとめ売りするプラン
現実を無視してすべてのビールが製造可能であるとするなら、OEMとして先方ブランドとなるビールの元ビールとして受託製造。小を束ねて大量製造、大量販売を目指す。(電機製品のEMSのような感じ)大手のビール会社にはタンク売りでおろし、移送コストを最小化する。

- どうせ移送することが必須であるから(製造国での消費がない)、船そのものをビール瓶詰工場にする。(ビールはある程度発酵したのち、瓶や缶に詰めて更に発酵させることで発泡性を得ているので、充填後に寝かす必要がある。この時間を移送時間にすることにより、安価な船便輸送でもビールが劣化せず、むしろ一番良いタイミングで届け先の港に運ぶことを可能にする)

- 安価に作れることを生かし、ビールを飲む以外の使い方を創り出し、大量消費にむつびつける。例えば、ビールかけのセレモニーがあるが、べとつきやかけた後のにおいを押さえた、マグナムボトルサイズのセレモニー用のビールを製造するとか、美容に効果のあるビール浴を作るとか、ビールで肉類を煮込むと柔らかくなることを積極的に使ってガロン瓶の煮込み用のビールを作るなど。


アイデア3: 新規市場を創り出すプラン
製造国で販売がないのは経済的には不合理だから、アルコールを抜いたビールを中東圏に販売し、手つかずの新規市場を開拓する。中東では水は買って飲むもの。ノンアルコール炭酸飲料の売れしろは十分あると思われる。


ブレストレベルですが、取りあえず・・・ 


私がこの問題をまじめに取り組むなら、
ビールの製造方法、ビールの種類と製造地域、ビールの消費量、輸出で移送されるビールの量とその方向、既存のビールの使われ方と”アラビア”ぐらいを調べるところから始めます。現状解析のフレームワークをすれば、穴が見えるかもしれません。そこに新しいオパテュニティーがあるはずです。
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この回答へのお礼

お返事が遅くなってしまってすみません。
分かりやすい回答をありがとうございました。
様々な商品の開発という事は考えついたりもしたのですが、移送の船のアイデアは思いつきもせず驚きと感動を覚えました。
アラビアの事について調べはじめました。
まだまだ分からない事も多いですが、1つ1つ分からない所や知らない事を解消していってみたいと思います。
本当にありがとうございました。

お礼日時:2010/11/22 23:49

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