dポイントプレゼントキャンペーン実施中!

『偐紫田舎源氏』の現代語訳を探しています!!

こんにちは、22歳の大学生です。
大学で『偐紫田舎源氏』の研究をしようと思っているのですが、どこを探しても現代語訳が見つかりません…。
原文を懸命に読んでいますが、量が多く、頭がこんがらがってしまいます…。

現代語訳本は発行されていないのでしょうか??
お願いします。

A 回答 (1件)

 こんにちは。


 国文専攻の方のようですから、このことには疾うに気付いていると思います。江戸以後の近世の小説、戯曲、随筆などの現代語訳版はほとんどありません。あれだけ有名な『八犬伝』や上田秋成の作品にしても、近松、河竹等々、無くて当たり前です。無いことが当然かどうかはともかく、「校註版でそれなりの解説が施してあれば、大方の者には読める」というのが現在の一般的な見解のようです。
 そもそもこの辺りの本になると、読む気があるから読むのであって、そういう人は相応の努力をするのが当たり前。こういうことでしょうね。ですからなるべく解り易い校註本を探して読むことになります。私は古典を読む際には新潮社か小学館の全集から選んでいます。

 国会図書館でこれまでに刊行された活字版の、一般的で、比較的新しいものをを探すと。
『新日本古典文学大系』、岩波書店があるのみです。一見講談社版が新しいようですが、内容は戦前のものそのままの復刻とのこと。
 よりにもよって私も手を出したくない岩波版しかないというのは非常に厳しいです。しかしこれしかないわけですから、なんとかこれを読むしかありません。卒論だとすると少なくともあと半年はあるので、なんとかするしかないでしょう。
 たまにでも古典を読む本好きがいるなら、下訳程度で良いので現代語訳文を記しながら読んでもらえないかと頼んでみる。対策はこの程度でしょうか。でも、そう言えばこの本は擬古文の体裁になっているのでしたっけ? そうするとますます厳しいですが・・・。

 題名ばかり有名で、読んだことがある人は滅多にいない本の一つかもしれません。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2010/11/10 15:14

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!

関連するカテゴリからQ&Aを探す