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本日、造影剤を使ってMRIを撮ってもらったところ、下垂体腫瘍の大きさは1センチで、血液検査の結果、ホルモン数値は全て正常値と言われました。
それで、次回は半年後の5月に腫瘍が大きくなっていないかMRIを撮ることにして、それまでこのままでよいと言われました。
てっきり手術になると恐れていたので、非常にほっとして嬉しかったです。
ですが、もともと病院に行ったのは、ひどい頭痛からでした。
今日は担当の先生が急用により不在で、代わりの先生が検査結果を見て説明して下さったのですが。
頭痛は、片頭痛だったと考えればいいのでしょうか?
5月までに腫瘍が大きくなる確率は、どのくらいなのか?
また新たな疑問がでてきてしまって。
おわかりになる方がいらしたら、教えてください。

A 回答 (3件)

頭痛が現在あるのかどうか、が重要です。


続いているのであればいくら腫瘍が小さくても、腫瘍のせいである可能性が残ります。

下垂体が入っている部分(骨の箱のようなくぼみ)は直径が1.5cmくらいのスペースです。そこに直径1cmの邪魔物があれば、これはけっこうな影響があります。

手術をせずに様子をみるためにはいくつかの条件があります。

・ホルモンが正常であること(腫瘍が正常の組織を圧迫してホルモン分泌を妨害していないか、あるいは腫瘍そのものが余分なホルモンを出していないか)。

・腫瘍が下垂体の周りの組織を壊したり、圧迫したりしていないこと。特に視神経が重要で、視野に障害があるかどうか、は検査したと思います。もし、視野検査をしていないのであれば、すぐにすること(視野検査をするのを忘れた脳神経外科医であれば、ちょっとこの先不安です)。「腫瘍の場所が視神経から離れているから検査しなかった」と言い訳する医者がいますが、これはマチガイです。

・患者さんの自覚症状(頭痛や吐き気など)が無いこと。

です。下垂体の周りには脳の表面を覆っている「硬膜」という膜があります。この膜が刺激されると頭痛が出ます。「全く頭痛が無いことのほうが多い」というのであれば腫瘍との関連は乏しいと考えますが、毎日頭痛が続いているようなら、やはりほっておくべきではありません。

・頭痛の場所や痛み具合などから、区別はできません。腫瘍による頭痛が、偏頭痛とか緊張性頭痛(=肩こり頭痛)の特徴に合わなかったり似ていたりすることは珍しくありません。

いずれにせよ、ご質問者様にとってとても重要な状態なので「つまらないことも含めてご自身の症状をいろいろ時間をかけてきいてもらう。検査の結果を全てわかるように説明してもらう。理解して納得のいくまで話をきいてもらい、説明をしてもらう」ことを1度はしてもらわなくてはなりません。

「代わりの先生の説明」で済ましてしまう病気ではありません。もっとも「代わりの先生」のほうが名医のことも往々にしてありますが・・・。
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この回答へのお礼

そうなのですか・・・。
視野についての話もなく、視野検査もありませんでした。しましょうとも言われませんでした。
医師にとって、担当患者ではないと親身にならないものなのでしょうか?
昨日は、脳外科の先生が一人しかいなくて、外来と病棟を掛け持ちしていて、疲れている様子でした。
私への対応も早く済ませたいという感じでした。
私が腫瘍の大きさはどのくらいなのですか?と聞いたら、「そんな何センチって!」と面倒くさそうに画面上で測って「1センチ」と答えてくれました。
1センチは大きいと考えるのか小さいと考えるのか聞きたかったのですが、聞ける雰囲気ではありませんでした。
「このデータを大学病院に送っておくから、何か連絡すべきことがあったら電話がいくけど、なかったら次回は5月にきてMRIをとればいい」とのことでした。

やはり、担当の先生から、もう一度、説明を受けたいと思えてきました。
どうもありがとうございました。

お礼日時:2010/11/20 19:51

「このデータを大学病院に送っておくから、何か連絡すべきことがあったら電話がいくけど」


という医師の言葉で、だいたいどのレベルの医者かわかりました。

下垂体の専門医ではありませんし、自身が執刀医となることもない年齢とは関係なくまだ経験の浅い医師です。その医師にあれこれ聞いても有用な情報は得られません。

まず、5月まで待つのは長すぎます。下垂体は前の回答にあったように狭い箱に入っているようなものです。急に圧迫が起きることもあります。また「ホルモンが正常なうちに手術する」という考え方もありますので、手術の判断は下垂体の専門医にしてもらうことです。下垂体の手術は「どの病院でもうまくできる」というものではなく、大学病院あるいは県に1つ2つというレベルの総合病院で行うものです。

待っている間にお近くの下垂体専門の脳外科医のいる大学病院にセカンドオピニオンのために受診することだと思います。まがりなりにも脳腫瘍なのですから、そのくらい慎重にしてよいです。

手術は鼻の穴から行うものや口の中から行うなど、外から傷が全く見えない方法で行うことがほとんどです。脳の手術というより、鼻の手術、というイメージです。小さな穴から手術を行うので技術や腕が必要です。
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この回答へのお礼

詳しいお話を大変ありがとうございます。
daigoinさんは、脳外科のお医者様でしょうか?
私も検査結果を聞くまでの1週間は不安で、あちこちネットを見ていました。
下垂体腫瘍の手術は経験回数の多い先生から受けないと!と書かれており、虎の門病院に下垂体外来があって、そちらの山田先生という方が今までに1100人も手術されていると知りました。
もし手術となったら、虎の門病院に行きたいなどと考えていました。
そしたら、「こんなの、なんてことない」というふうに言われて、ほっとしたというか、力が抜けて。
でも、時間がたって落ち着いて考えたら、本当に大したことないのかな?と思えてきて、こちらに相談した次第です。
私は新潟県の長岡市です。下垂体専門医は、県内にはいないみたいです。
東京に行くしかないのでしょうか。

お礼日時:2010/11/21 00:34

>新潟県の長岡市です。



そうですか。新潟大学の脳神経外科は脳出血とかの血管疾患が中心の教授ですので「下垂体で有名」というわけではありません。でもスタッフに「下垂体グループ(内分泌外来)」として米岡有一郎先生という方がいらっしゃいます。
症例数やスタッフ数、計件数は、虎ノ門病院には遠く及びませんが、一生懸命してくれると思いますし、身近に主治医がいることは遠くの有名病院ではフォローできないことも対応してくれる安心感はあるでしょう。

http://neurosurg-bri-niigata.jp/patient/ambulato …

拝見した限りでは難しい状況ではないので、手術をするにしても一般的な内容(それでも専門領域ですが)と思います。下記の記述をご覧になり「下垂体線種の中の非機能性腺種」というのがおそらく該当します。

http://www.bri.niigata-u.ac.jp/~ns_web/rinsyo/in …

一般的な大学以上の治療が必要となる場合は、交通の便(新幹線)から考えて虎ノ門病院となるでしょう。

ただ、上にも書きましたように、病気や治療というのは名医・有名病院で解決できる問題だけではありません。その地方ごとの生活や人生とタイアップした治療はその土地の医療機関しかできませんし、1回の手術だけではなくその後の細々としたケアや急な対応は遠くの医療機関では十分とはいきません。

「遠くの親戚より近くの他人」に似た状況は医療も同じです。

もし、待っている期間が長ければ、新潟大学の内分泌外科への受診あるいは虎の門病院への受診でセカンドオピニオンを受けることは可能でしょう。
命を預けるわけですので、医者や病院の印象も大事です。
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この回答へのお礼

大変ご丁寧に、見ず知らずの人間に対して、こんなに親身になってくださって、本当にありがとうございました。
家族とも相談して、自分の中でも考えてみます。
何もお礼ができませんで申し訳ありませんが、本当にありがとうございました。

お礼日時:2010/11/21 12:31

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