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回答者の皆様、いつもお世話になります。

微分方程式 (x^2+1)y´-xy=0 です。
単純に変数分離して (x^2+1)y´=xy
y´/y=x/(x^2+1)
(dy/dx)・(1/y)=x/(x^2+1)
∫1/y dy=∫x/(x^2+1) dx
log|y|+C1=log|x^2+1|^(1/2)+C2 (Cは積分定数です)

ここからが自信がありません…

log|y|+loge^C1=log|x^2+1|^(1/2)+loge^C2
log{|y|C1}=log{|x^2+1|^(1/2)C2}
|y|C1=|x^2+1|^(1/2)C2
|y|={ |x^2+1|^(1/2)C2 }/C1
y=±{ |x^2+1|^(1/2)×(C2/C1) }

∴ y=±{ |x^2+1|^(1/2)C }
(任意定数Cにより±を明記する必要がなくなりますよね?)
y=C√(x^2+1)と言えるのでしょうか?

お手数をお掛けいたします。


又、別の問題になるのですが、
y´´´-3y´´+3y´-1y=e^(2x)+xという問題ですが、

右辺をxの一次式として考えて、2階微分すれば0なので、
3y´-1y=e^(2x)+xの微分方程式と考えても良いのでしょうか?

それとも、特性方程式を3次式としてカルダノの解法を考えるべきなのでしょうか?

アドバイスをお願い致します。

A 回答 (2件)

1)


>y=C√(x^2+1)と言えるのでしょうか?

 言えますよ。
 しかし、積分定数を2つも置くなど回り道をしている感じがします。効率よく解くとよいと思います。

>y´/y=x/(x^2+1)
 dy/y=xdx/(x^2+1)  ← 早めに y' を dy/dx に変えましょう。
 log|y|=(1/2)log|x^2+1| +C    ←積分定数は片方だけにしましょう。
 y=C'√(x^2+1)    ← C'=±exp(C) として定数を置き直します。

2)
>右辺をxの一次式として考えて、2階微分すれば0なので、
>3y´-1y=e^(2x)+xの微分方程式と考えても良いのでしょうか?

 右辺に e^(2x) があるので、よくありません。
 e^(2x) の冪級数展開を考えれば分かりますが、xの無限乗の多項式になります。
   e^(2x)=Σ[n=0→∞] (2x)^n/n! = 1+2x+2x^2+4x^3/3+2x^4/3+・・・

 ここは特性方程式を考えても、微分演算子Dを考えても構いません。
 特性方程式にすれば t^3-3t^2+3t-1=(t-1)^3 と3重解になりますので、同次方程式の一般解が次のように得られます。

  (同次方程式の一般解) y=Ae^x+Bx*e^x+Cx^2*e^x  (A,B,C:積分定数)

 次に、非同次方程式の特殊解を求めます。
 まず、右辺がxだけのときについて考えますと、yはxの1次式 y=ax+b と考えることができますので、部分方程式に入れて a+b=0,a=-1 から y=-x+1 が得られます。
 そして、右辺がe^(2x)だけのときについて考えますと、y=e^(2x) であれば微分方程式を成立させることが分かります。
 以上のことから、与えられた微分方程式の一般解は次のように求められます。

  (非同次方程式の一般解) y=Ae^x+Bx*e^x+Cx^2*e^x +e^(2x) -x+1 (A,B,C:積分定数)
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この回答へのお礼

先日からお世話になり、ありがとう御座います。
最近、少しだけ微分方程式への抵抗感がなくなってきました。

苦手な分野には違い無いのですが…orz

>>右辺に e^(2x) があるので、よくありません。
深く考えず、先日教えていただいた方法を適用してしまいました。

>>e^(2x) の冪級数展開→xの無限乗の多項式
代数学の科目でやりました…ちょっと考えれば気づけそうなのに…

ともあれ、とても参考になりました、ありがとう御座います。

お礼日時:2010/11/20 09:27

>log|y|+C1=log|x^2+1|^(1/2)+C2 (Cは積分定数です)


C1を右辺に移項する

log|y|=(1/2)log|x^2+1|+C2-C1
両辺を2倍するとx^2+1>0なので

log(y^2)=log(x^2+1)+2(C2-C1)
=log(x^2+1)+log(e^(2(C2-C1)))
=log(x^2+1)+logC
ここで C=e^(2(C2-C1))(C>0) と置くと
log(y^2)=log(C(x^2+1))
y^2 =C(x^2+1) (C>0) …(■)
となります。

上記のようにすれば±も出てきません。
>∴ y=±{ |x^2+1|^(1/2)C }
>(任意定数Cにより±を明記する必要がなくなりますよね?)
>y=C√(x^2+1)と言えるのでしょうか?
言えません。
上の(■)とは微妙に違いますね。

yの正負とCの符号の関係が明確に表現
できておらず減点対象になるでしょう。

>y'''-3y''+3y'-y=e^(2x)+xという問題ですが、

独立した質問として下さい。

>右辺をxの一次式として考えて、2階微分すれば0なので、
>3y´-1y=e^(2x)+xの微分方程式と考えても良いのでしょうか?
だめです。

>それとも、特性方程式を3次式としてカルダノの解法を考えるべきなのでしょうか?
簡単に因数分解できるのでそこまで考える必要ないでしょう。

y'''-3y''+3y'-y=0の特性方程式は
s^3-3s^2+3s-1=(s-1)^3=0
∴s=1(3重解)
なのでy'''-3y''+3y'-y=0の一般解は
y=(C1*x^2 +C2*x+C3)e^x
となります。

これに特殊解を加えれば良いでしょう。
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この回答へのお礼

いつもありがとう御座います。

>>yの正負とCの符号の関係が明確に表現
>>できておらず減点対象になるでしょう。

とても参考になります。ご指摘の通り”yの正負とCの符号の関係”が分かっていませんでした。

>>独立した質問として下さい
すいません、失礼しました。

今回ご指導いただいた、info22_さんとMr_Hollandさんのどちらのご回答も的確ですので、先にご回答いただいたMr_Hollandさんをベストアンサーにさせて頂きます。ご了承、お願いします。

お礼日時:2010/11/20 09:18

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