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何故大型セダンには装着されていないのでしょうか?
軽自動車やSUV、スポーツカーにミニバン。
標準で付いていますよね。
フーガやクラウン、LEXUS IS~LS。
あった方が便利だと思うのに、何故付いてなのか不思議です。
どなたか分かりますか?

A 回答 (6件)

 リヤウインドウのワイパーは、確かにあった方がよいですよね。

かつてはオプション設定されているセダンもあったんですが・・・

※まず、何故リヤワイパが付いている車種があるか?っという話。
 リヤウインドウの汚れは、泥の跳ねあげではなく流体力学的(クルマ雑誌などで『空力』と書かれている学問ジャンル)な理由から来ています。(泥がリヤウインドウの高さに到達するほど跳ねあがったら、雨の日に後方を走るクルマは視界ゼロになってしまいますね。泥は流体力学的な作用で『リヤウインドウに向かって飛んでくる』ので、後方車に対しても同様に泥を撒き散らすという事はありません。)
 クルマは、ある一定速度以上の走行で(大体70~80km/hぐらいからですが、クルマによっては60km/h台でも)テールランプ後方に空気の負圧帯が出来、後輪だけでなく前輪でも巻きあげられた泥が吸い上げられます。この時、トランクが無いファストバック(スポーツカーのクーペスタイル)や1BOX・2BOX形状ではリヤウインドウまで負圧帯にかかり、吸い上げられた泥がガラスに付着してモーレツに汚れます。故に、この手のスタイリングのクルマには、リヤワイパが標準装置となっています。

※セダンでも同じ事が起こっていますが、汚れるのはテールランプだけです。
 セダンの場合、リヤガラスの後方にはルーフ上を通る気流がトランクフードの上面に向かって緩やかに下降したり車体側面からの空気が補填され、トランクの上面はテールランプ周りほどは減圧しません。(ベンツでは、『汚れても視認性が落ちにくいテールランプ形状』というモノを宣伝の一つにしていましたが、リヤウインドウまで汚れるとは主張していません。)
 一見するとセダンでもリヤウインドウは十分汚れている様に見えますが、実際のところリヤウインドウに付着する汚れは、同一速度で走行する1BOXや2BOX車と比べると全く軽微です。

※セダンのリヤウインドウ周りの負圧帯は、テールランプ後方の負圧帯が伸びて来るだけでなく、ルーフに沿って流れてきた気流が、リヤウインドウ上端で『車体から剥離』する事でも発生します。
 その為、リヤウインドウが立っていた過去のセダンでは、リヤワイパをオプション設定しているクルマもありました(セドリック/グロリアという、当時国産車で最高級車クラスのクルマにさえリヤワイパの設定がありました。リヤワイパは『高級車に相応しくないからつけない』というワケでは、必ずしもありません。)
 ただこの『気流の剥離』というヤツは『誘導抵抗』という空気の抵抗を生み、主に高速道路走行での燃費を悪化させます。またデザインのトレンドがファストバック風に移ったという事もあり、セダンのリヤウインドウは年々その傾斜角度を弱め(路面と並行に近付き)、『気流の剥離』が減ってリヤウインドウ後方の負圧が軽減され、それにつれてリヤウインドウの汚れは更に軽微となりました。
 当然、セダンにリヤワイパが必要だと考えるユーザーは減ってゆき、リヤワイパの装着率が落ち込んで『売れないなら要らない』というカーメーカ側の判断でリヤワイパの設定そのものが無くなって今日に至る、っといったところです。

※現在のセダンのデザインのトレンドは、高いトランクフードと緩やかな傾斜のリヤウインドウに向かっていますが、リヤウインドウ後方の負圧を軽減する方向でもあります。これは益々、リヤウインドウの汚れの軽減につながる方向と言えます。

※が、それはあくまでも『走行状態』での話。現代のクルマではリヤウインドウが『上を向いている』ので、特に雨天時の停車中や低速走行での視界は、なかなか流れ落ちない水滴によりかえって悪化しているのも事実です。
 今後、後方視界確保の為の工夫がセダンにも現れる可能性は十分あると思います。実際には・・・コスト優先だとワイパという事になる様な気もしますが、フロントウインドウの様にヒンパンに窓を拭く必要も無いワケで、すると超撥水或いは超親水ガラスとか一瞬の高圧エアで雨滴を吹き飛ばすとか、そういった『フロントウインドウの汚れ落としとは考え方の違う、ワイパより簡易な装置』になるかもしれません。
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必要ない、欲しくない、カッコ悪い! と感じる人が多いからでしょうね。


私もかねてより不思議でした。

想像するに・・・
合理的な車は貧乏臭くてカッコ悪い、という人が大型セダンを愛するからではないでしょうか。

高額な大型メルセデスなどが装備しない限り、欲しくない装備なのでしょう。
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確かに、上級クラスのセダンには、リアワイパーが付いていませんよね。



これは、後席に乗った人の快適性を重視するためです。
リアワイパーがあると、走行中の風の流れがそれに当たり、不快な音を出します。
特に、具体的な音よりも超音波にも似た振動が反省し、後席に乗っている人はもちろん、車内の静粛性に支障を来すのです。
これらのことから、上級セダンにはリヤワイパーが無いのです。
また、車体全体のデザインにより空気の流れを作り、雨などの水滴は後方に飛び散ってしまうような造りになっています。

・・・と、ディラーで聞いたことがあります。


実は、私もなぜリアワイパーが無いのか、せめてオプション設定などないのか度々確認することがあります。
そんなことから、先に書いたような説明を受けました。
確かに、走行中は空気の流れもあるでしょうが、大半は前方を見ています。
しかし、車庫入れなどでゆっくりと後方に進むときは、風の流れがありません。
ですから、水滴が付き放題になります。
こんな時は、リアワイパーが欲しいと強く感じますねぇ。
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この回答へのお礼

へぇ~、快適性ですか・・・
全く想像していませんでした。
なるほどと思います。
でも、オプション設定があっても・・・

ありがとうございます!

お礼日時:2010/11/20 20:47

はっきりした理由は無いと思います。



・セダンなので、リアガラスが汚れにくい
・デザイン的に野暮ったい
・そう使わない地域が多いのに価格が上がる
・リアワイパーが付いている時点で、エコノミークラス
・設置場所の問題

などなど・・・


私は北海道ですが、セダンであってもリアワイパーは欲しいです。
特に冬期の高速走行時は、何も見えなくなりますので・・・
(って書くと、「そんなに雪は積もらない」って言う人が必ずいますが、
雪じゃないんだって、シャーベットなんだって・・・って逆に言いたくなります(^_^;))
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#1さんのとおり、その他の車種より巻き上げによる汚れが少ないからです。



ただし、寝過ぎた車には必要になりますけど。

私もあった方が良いと思いますし、よく使う方です。
が、軽自動車やミニバンなどでは取っ払ってアクセサリーを着けた車もよく見ます。
有っても使わない人も多いんです。
ならば、コストダウンした方が良いんじゃないの?と言うところですね。
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セダンは後にトランクルームがあって、後部タイヤが跳ね上げる泥がリアウインドウにかかりにくくなっています。


しかも、それなりに傾斜があるのが普通で雨水で汚れも流れ落ちやすくなっています。

しかし、リアウインドウの形状が垂直に近いデザインや、後部タイヤより後ろの車体が短いタイプの車は、タイヤが跳ね上げた泥水がリヤウインドウにかかりやすく汚れで後方が見えにくくなります。

その車の形状が、リアワイパーを必要とするためにつけていますが、セダンなどではリアワイパーの必要性はほとんどありません。
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