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この手の質問はFAQだと思いますが、論点を整理して質問させていただきます。
死刑論反対者の主な理由を挙げてみました。

*必ずしも私の意見ではなく、過去の関連質問などから集めてまとめてみました。

(1) 野蛮だから・・・・身体刑(拷問、視力剥奪、手足切断など)が野蛮だとすれば、たとえ罪人であろうと、命を奪うことはもっと野蛮であり、もっとも重い刑である死刑だけが許されるというのは矛盾する。

(2) 冤罪の場合、取り返しがつかないから

(3) 人を殺すことに変わりはないから・・・・裁判官、法務大臣、死刑執行人も合法的とは言え、殺人をすることになる。

(4) 囚人が死ねば済む問題でないから・・・・囚人の中には自殺したがっている人も少なくないはず。
死んでラクになるなんて甘い。一生をもって罪を償うべき。

(5) 司法は被害者の復讐を代行するところでないから・・・・憎い犯人を殺してやりたいというのは、
人類共通の原始的な人情ではあっも、文化人のすることではない。

(6) 先進国の殆どは死刑を廃止しているから・・・・ アメリカは州にっても違うが、死刑制度が残っている国の大部分は後進国である。


あなたは、↑の6項目のうち、どれが一番当てはまっていますか? 詳しく補足して頂くとありがたいです。また、他にも理由がある方も歓迎します。
尚、この質問はプレアンケートで、賛成派の方には、この質問と関連付けて 後日 改めて質問を出しますので、議論を避ける意味でも 今回は 回答をお見送りくださいますようお願いします。

A 回答 (4件)

1・2・3・4・6が当てはまります。



1についてはそもそも、残酷な刑罰は憲法で禁止されてます。
死刑が、残酷か否かは論ずるべき点はありますが少なくとも僕は、蛮行であると思います。過去の遺物。ハンムラビ法典の「目には目を」精神が現代まで残った結果です。

2につきましては、当然ながら一度失った命は二度と元には戻りません。冤罪で死刑に処せられた人の苦しみと無念は想像を絶するものです。きっと、成仏出来ずにこの世を永遠とさまようでしょう…

3は僕の疑問です。「人殺しは地獄行き。じゃあ、死刑の執行人は人を殺してるわけだけど、天国と地獄どっちに行くの?」とかなり悩んだ事があります。公権力で人殺しを正当化しているのには疑問を抱きます…

4については、よく「死刑になりたかった」という理由の殺人が近年多いですよね?犯人が死刑を望むなら、あえて死刑にしない事で人を殺した事を一生悔やみ、その重い十字架を背負わせて生きさせることで、犯人にとって極上の苦しみを味合わせることが出来ます。

6に関しては、Wikipediaで調べればすぐわかりますが、世界的に見ても死刑廃止の動きがあります。アメリカも過去10年間死刑を執行していない準廃止国に入っていたり韓国もそうだったと記憶しています。

より成熟した国家になる為にも、これから死刑存続か廃止かの議論は活発になされるべきだと思います。

この回答への補足

ありがとうございます。

立派なご回答です。

>ハンムラビ法典の「目には目を」精神が現代まで残った結果です。
どうでしょう。これもあるでしょうけど、日本では昔の武士道的な考え方から、目を潰したり 手足をもぎ取る方が陰湿だという考えもあるのかもしれません。

>冤罪で死刑に処せられた人の苦しみと無念は想像を絶するものです。
これは最初の回答者も示唆されていましたが、冤罪自体をなくす対策も必要でしょう。 死刑でなくても、20年も人生を奪われたら取り返しがつきませんが、それでも汚名を晴らしただけでも せめてものの救いでしょう。

>公権力で人殺しを正当化しているのには疑問を抱きます…
これは最初の回答者の論理だと、悪人一人を殺すことで、何人かの奪われるかもしれない善良な市民の命を救うことになるので、一人の命を奪っても、お釣りが来るくらいの罪滅ぼしをしたことになるから 地獄には堕ちず 救われるんでしょうね。


>4については、よく「死刑になりたかった」という理由の殺人が近年多いですよね?
人間、普通は生きているのに絶えられなくなると死のうとします。 これは前の方も仰っていましたが、自殺というのは
今生きている環境からの最終の逃避手段です。自殺でも大きな割合を占めるのが首吊り自殺ですが、これは現在の日本の死刑の方法と同じようなものです。

>アメリカも過去10年間死刑を執行していない準廃止国に入っていたり韓国もそうだったと記憶しています。
ロシアなんかは日本より刑罰が厳しいような印象がありますが、ロシアでも廃止されました。韓国も日本よりもわずかに刑罰が厳しいような気がしましたが、廃止の方向に向かっているようなんですね。

ただ、Shin1994さんの場合、ほとんどの項目が当てはまったのに、(5)だけが違ったようですね。確かに、賛成派の多くの賛成理由として、(5)の裏返しが多いですからね。 これについては、Shin1994さんも 死刑には反対だとしても 一部頷ける面があるということでしょうか?

補足日時:2011/01/14 23:52
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No.2です。


>結局(4)にズバリ当てはまるじゃないですか。

 あ、いや、その、あの、、、(汗)


よく練られた質問かと思います・・・・<(_ _)>

この回答への補足

賛成派の方は、こちらで投稿お願いします。

http://oshiete.goo.ne.jp/qa/6449680.html

補足日時:2011/01/15 17:13
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この回答へのお礼

再度ありがとうございます。

>よく練られた質問かと思います・・・・<(_ _)>
関連した質問はここや他のQ&Aサイトでも時々立てられ、多くは死刑制度の是非を問いていて、両者の意見がぶつかり合ったり、または、賛成派、反対派にしても 理由を一つか二つ上げ、 それについて 同意と反論がかち合うものでした。
しかし、今回は賛成派の人に対象を絞り、もっと深く掘り下げて考えようと思いました。
それで、反対派の意見は 質問で挙げたように 大きく分けて6つの理由に分類されました。

それと、最初の方は賛成派の方でしたが、最大の理由は犯罪の抑止効果だったようです。でも、池田小事件の宅間守のようなケースだとあまり意味がないし。しかし、ここでは深入りしないことにします。

お礼日時:2011/01/15 00:45

残念ながら、私には、どれも「当てはまりません」



強いて言えば(4)一生をもって罪を償うべき。

 「死刑」になるような犯罪は、「殺人」でしょ?

『そんな人を、死刑にしても、「生き返りは“しません”」

 
 単に、「死刑」で解決するわけがないのです。


ですから、命賭けで、罪を償って欲しいですね!


   死は、究極の逃げ!(犯人がラクになることをして、どうする?)
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この回答へのお礼

結局(4)にズバリ当てはまるじゃないですか。

お礼日時:2011/01/14 23:04

「死刑論反対」は論ずることに反対と言う意味なので


「死刑反対論」ですね。

「必ずしも私の意見ではなく、過去の関連質問などから」
そういうことをする人は自分の意見がないのです。
しかしあなたの記述は自分の意見もありなのだから、
矛盾しています。
厳格な問題なのでちゃんと作文しないとダメですよ。

それに、どれに一番あてはまるという程度比較の問題は
成り立ちません。

ようするに死刑を論じてほしいということなので
私は賛成ですが個々の論点について書きます。

「 野蛮だから」
懲役刑が野蛮で無いとは言えない。
懲役10年より片腕を失う方が良いと言う人は多いだろう。
そもそも、野蛮な犯罪を減らすと言う本来の意義を
棚に上げて刑罰の野蛮さを強調しても意味が無い。

「 冤罪の場合、取り返しがつかないから」
その方針ではえん罪であっても死刑が無い場合は
いくぶん良いとなってしまい、間違っている。
えん罪と死刑の関係は、死刑アリで、だからこそ
えん罪をなくすのが正しい。
懲役刑のえん罪は補償金で取り返しがつくだろうか。
また、それでさえ、えん罪と証明された場合のみである。

「 人を殺すことに変わりはないから」
それは共通点を以て本筋の相違点を無視すると言う間違いだ。
人殺しを死刑にすることで殺人事件を減らし人の命を
たくさん救っているといういちばん大きなことを見失っている。

「 囚人が死ねば済む問題でないから」
それは完全に住まなければ程度の違いを無視して扱いを
同じにするという間違った考えだし、
囚人が死んで済まない場合は死ななくても済まないので
共通点であり死刑であるなしの比較に関係ない。

「囚人の中には自殺したがっている人も少なくないはず。
死んでラクになるなんて甘い。一生をもって罪を償うべき。」
自殺志望は少ないのだから総論として死刑反対となるのはおかしい。

「 司法は被害者の復讐を代行するところでないから」
死刑は復讐代行だけではなく殺人事件を減らすことが
最大の目的である。

「先進国の殆どは死刑を廃止している」
だからといって正しいとはならない。
多数決や世界のすう勢が間違っていることもある。

★ようするに死刑反対論は総合力の無い人が陥る物です。

この回答への補足

補足日時:2011/01/14 20:34
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この回答へのお礼

但し書きにも書いたように、賛成論の方には後日新たに質問を出すので、ここでの回答はご遠慮頂いたんですが折角回答を頂いたので、レスします。

>懲役刑が野蛮で無いとは言えない。
ということは、身体刑も容認されるようですね。

>その方針ではえん罪であっても死刑が無い場合は
いくぶん良いとなってしまい、間違っている。
えん罪と死刑の関係は、死刑アリで、だからこそ
えん罪をなくすのが正しい。
ちょっと撞着されています。冤罪を失くすには、あんまり徹底しすぎると、本来なら 逮捕、送検、起訴されるべき人が されなくなくなるケースが増えます。難しいところです。

>人殺しを死刑にすることで殺人事件を減らし人の命を
たくさん救っているといういちばん大きなことを見失っている。
これも徹底するなら、正式な司法手続きを経ずに、ドラマにあるような 警察の秘密部隊が悪人の抹殺に暗躍することになります。

>それは完全に住まなければ程度の違いを無視して扱いを
同じにするという間違った考えだし、
これも撞着されています。だからと言って、死刑を肯定することにもなりません。

>自殺志望は少ないのだから総論として死刑反対となるのはおかしい。
いや、これは刑務所の中で囚人が死にたいと思うほど過酷な環境でないだけに、刑務所内の待遇がよすぎるだけ。

>死刑は復讐代行だけではなく殺人事件を減らすことが
最大の目的である。
死刑自体が殺人事件を減らすことになっていないことを認識すべき。一人殺しても死刑なら、何人殺しても同じだと言う論理に行き着き、複数の殺人を助長するだけ。

>多数決や世界のすう勢が間違っていることもある。
私も必ずしも 多数決や世界のすう勢が正しいとは思いません

お礼日時:2011/01/14 20:30

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