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製造業の経理部門に勤務してます。現在、基本製品出荷時に売上計上をする出荷基準を採用しているのですが、客先は納品基準を採用しており、出荷日と納品日で〆日をまたぐことがあります。
例えばこちらが31日に出荷して31日で売上計上したけれど、お客さんは1日に到着したので翌月の仕入で計上するといった感じです。今、こういう事態に対して仕組みを変えようとしているのですが、1案として、売上計上済未請求というものを作ろうとしています。会社は出荷基準なので31日で出荷したら31日で収益認識をすべく売上計上します。しかし、客先への請求は翌月に延ばすというやり方です。この場合、末〆の得意先の1月度請求書に12月31日の計上日のものがのることになります。税務上もクリアし、客先の要望もクリアし、社内の売上計上の処理もスムーズにいかせるにはこれしかないと考えるのですが、請求書が気になります。詳しい方、また既にこういうやり方をされている方等いらっしゃいましたら、ご教授よろしくお願いします。

A 回答 (1件)

実は私はかつて在職していた会社でまさにこういう処理を行ったことがあります。



その目的は請求担当者の仕事のピークを崩すことでした。
得意先の30%以上が月末締めで、しかもその会社では月末当日の売上とその請求作業が通常の何倍にもなり、残業でも追いつかないと言う状況でした。
その時に、「月末発送の商品の先方に届くのは翌日なので、一体そのうちのどれほどが翌月に入金になるのか」と言うことに興味をもちました。
それをを調べた所請求どおりの入金は1%程度であると言う結果になりました。そこで月末の請求は月末の1日前で締めて請求することにしました。
月末当日の売上処理と請求処理が重なるのを請求だけ1日前にすることで作業のピークを崩すことにしました。最も多い売上日のデータを1月後まで延期することができますから、作業上はかなりの余裕ができます。結果は大成功で、得意先からの苦情も全くありませんでした。
また会計士からの文句もありませんでした。

会計上や税務上は出荷基準で売上が確実に上げられればそれで十分です。請求の締めは回収の事情ですから、決算上の売上とは別な問題です。
現実に得意先からの要求で月末分を請求から除くと言うことは良くあることです。そういう例外処理を通常処理としてしまったと言うことです。
多分債権管理の担当者は無意識に月末売上分を除外して残高の遺算を計算していると思います。到着していないものを支払うはずがないからです。

従って実際の経験談からしても、ご質問のアイデアは合理的で何の問題もないと考えます。

なお、上記の例では売上システムで月末分だけ例外処理を行うと言うロジックを追加して、このような例外的請求書も自動的に発行すると言うような仕組みになっていました。
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この回答へのお礼

yosifuji2002 様 またまたご回答誠にありがとうございます!!お礼が大変遅くなり申し訳ありません。月末一日前に締めるというのは、なるほどなと感じさせられました。お客様に誠実な方法ですよね。
会計上問題ないならすばらしいやり方ですね。非常に参考になりました!

お礼日時:2011/01/23 12:10

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