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学校のレポート課題で「おもしろ経済学」という本を読み、その中に出てくる経済学者について取り上げ、当時では理論として不足していた所を指摘し現代ではどう補われているかについて論じろという課題が出ました。その本に出てくる経済学者の方はA.スミス、ジェボンズ、ワルラスなど大抵の学者の方が出てくるのですが本文中に理論の不足点等の記述がなく教科書のコラムにも何も載っていなくてホトホト困り果てています…。
そういった経済学史的な理論の進化というのか洗練の変遷のようなものをご存知の方はいらっしゃいませんでしょうか?是非お力をお借りしたいです!

A 回答 (7件)

そこらへん勉強したければ経済学史を学ばれるのが一番ですよ。


時間があるなら経済学史の本を一冊読むと良いかと
お勧めは『経済学をめぐる巨匠たち』です。
http://tinyurl.com/68duutc


まあ時間がなければ、自分でもまとめたことがあるので参考にどうぞ
http://blog.livedoor.jp/takotubo/archives/505037 …

ざっと説明しますと
1.アダムスミス
経済とは何ぞや?ということを解明し、経済とは協力活動であること(これが神の見えざる手)を理論化した。
2.リカード
スミスの主張を理論化した。
ただし物の価値がどう定まるかは不完全

1800年代中ごろ
このころから恐慌が多発するようになり、資本主義には問題があるのではないかという主張が生まれ始める。

3.マルクス
資本主義経済には根本的欠陥があるので、共産主義社会を打ち立てるべきだと提唱した。
4.ワルラス
物の価値がどのように定まるか解明。
これ以降経済現象を数式化できるようになる
5.マーシャル
リカードの古典派とワルラスの限界派を統合し再編した。

1930年ごろ 世界大恐慌発生
最大最後の大恐慌で世界はズタズタになり、WW2の最大の原因になる。

6.ケインズ
有効需要の法則を解明。
これによりマクロ経済のコントロールが可能になり、恐慌を回避することが可能になる。
7.サミュエルソン
無駄に難しい経済理論を整理単純化した経済学の教科書を書く。これにより経済学が一般化大衆化する。

大雑把に理論のみ語ると
リカードが説明できなかった物の価値の定まり方はワルラスによりほぼ定まりました(完全に定まったのはヒックスあたり)。
リカードが軽視していた需要問題は、その後大問題に発展しそれをマルクスが解明・糾弾しました。
しかし、マルクスの指摘は正しかったとしても『資本主義を捨て去るべきだ』というマルクスの唱えた対策は間違っていました。
正しい対策は『有効需要のコントロール』であり、それを解明したのがケインズです。
そしてサミュエルソンは古典派のミクロ経済学とケインズが始めたマクロ経済学を整理単純化し統合しました。

こういう流れで概ね良いと思います。
あとは個々の人物についてご自分で調べて主張や理論を整理なさると良いと思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございます!サイトの方も拝見致しました。非常に参考になりました.
ご迷惑にならないように有効に活用させて頂きます!

お礼日時:2011/01/20 23:36

たぶん竹中平蔵さんのこの本が役に立つと思います。



「経済古典は役に立つ」
http://www.amazon.co.jp/%E7%B5%8C%E6%B8%88%E5%8F …
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No.3の者です。



なんと…No.1の方と似通った名前だったようですね。これは奇遇。ですが、別人です。

残念ながら私は経済学の精通者ではありませんので、具体的な内容についてはお力にはなれません。
文献についてでしたら「経済学 論文データベース」あたりで検索してみてはいかがでしょうか。
または、紀要などの目次に片っ端から目を通し、関係のありそうなものだけとりあえず流し読みしてみる…など。
文献にしてもそうですが、中身云々よりまずは表題を見ろ、ということですね。

経済学者であればその理論が何らかの形で文献として残っていないはずがありませんし、少なくとも誰かしらの手による論文や注釈書が存在するはずですので、探し方がまずいのだと思いますよ。
最近はどこの図書館でも蔵書のデータベースをパソコンで検索できるようになっているので、昔(目録時代)に比べれば苦労は少ない(そのぶん発展が求められるわけですが)かと。
専門書籍の検索は専門のデータベースを用いるのが定石です。本屋にあるものと学校の蔵書では質が違うので、図書室の虫になったほうが案外と楽だったりもするかも知れません。
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この回答へのお礼

大変に失礼いたしました。何度も不躾な質問をしてしまって申し訳ありません。今回は時間の関係で利用できませんが、キチンと覚えて次に生かそうと思います。本当にありがとうございました!

お礼日時:2011/01/20 23:10

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A6%8B%E3%81%88% …


このまんまだったら、大きな政府というのはありえないはなしだが、現実に大きな政府が存在する。
それは、スミスの考えに対して、
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%8F%E3%81%95% …

関連項目にあるような
批判
批判に対する再批判

とかがあって現状になっているかと
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この回答へのお礼

度々本当にありがとうございます!実はちょうどアダム・スミスについて調べていたので参考になりました!

お礼日時:2011/01/20 23:36

論文とは、AとBという事象から導きだされる結果を考察する作業です。


記載されている答えなんて誰も望んではいませんよ。
逆にその程度で作れてしまうレポートを何人分も読まなきゃいけない心情を察するべきかと。仮に大学の教授クラスともなれば、学生がやっつけで作成した独自性の介在しない論文なんて、読むだけ時間の無駄でしかないわけで。

で、この場合は単純に…

* A(現代で実践されている経済学) - B(過去の経済学者の理論)

という引き算だと思うのですが。

これで無理というのでしたら、おとなしく経済学理論の欠点を指摘した先人の論文を漁るなどしてください。
手抜きしようと思えばいくらでも手抜きできますが、相手もその分野の専門家にして数多くの論文に目を通している学者ですので、人の写しなんかはすぐに見抜かれて泥沼にはまりますよ。

この回答への補足

それともし、ご存知でいらっしゃったら経済学理論の欠点を指摘した論文が読めるページをご紹介頂けないでしょうか?厚かましいお願いで大変申し訳ありませんがどうかお力をお貸し下さい

補足日時:2011/01/20 18:50
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この回答へのお礼

二度目のご回答になるのでしょうか?本当にありがとうございます!おっしゃる通りだと思います。私は勘違いをしていたようです。というのは例えば一般均衡理論なら、過去の一般均衡理論に未完成な所があり、現代ではそれが補強された新しい一般均衡理論があるのだと思っておりました。この場合例えば時間や将来の事についてでありケインズが批判していますがそういったものを取り上げればよかったんですね!ありがとうございます。それといろいろと調べたのですが、過去の経済学者の理論について書かれているサイト等が見つかりませんでした。もしかして過去の理論は変わっていなくて現代の経済学はそういった物をフィードバックした物なのでしょうか?長文大変に失礼いたします。

お礼日時:2011/01/20 18:46

神の見えざる手は



どこにあるのかな?
という話だろうかと
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます!それは完全競争と不完全競争のような話でしょうか?確か、完全競争は実際にはなり立たず参入障壁や独占の理論などによって価格が決まる所や最適な均衡が変わるといったような話だったと記憶しております。あるいはアダムスミスの市場に全て任せるというやり方に問題があり、何か理論の修正があったのでしょうか?ザラっと辞書や教科書を見て見ましたが具体的に出てきませんでした…。しかしヒントありがとうございます!

お礼日時:2011/01/20 18:30

ここでは課題の回答はご法度 、宿題は自力でやりましょう。

丸投げはいけないな


・大学の図書館や大きな図書館に行けばその手の本は沢山ありますからね
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。自分でも色々と調べて見たのですが最初から手詰まりでどうして良いかわかりません。答えを聞くのがおこがましいのの分かります。ですからどうかヒントを頂けないでしょうか?どうかお願いします!

お礼日時:2011/01/20 16:43

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