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東京ドームで起きた事故に関して、佐藤守氏がブログでこんなことを書いているそうです。
「コースター転落事故=“自己”責任 も忘れるな」
この文章には突っ込みどころが複数あると思います。

(1) 企業や経営陣の責任を問わず、被害者に責任を押し付けている
【安全を確保するための装置を使用しなかったのだか ら、当然発生する事故だったのである。だれに事故の責任があるのか?といつも通り姦しいが、ばかばかしい、“自己”責任というべきだろう。】
【遊園地側にも多少の「安全意識欠如」があったろうが、一番欠落 していたのは乗客の方だと思う。】
この事故の一番の責任は、安全管理を怠った経営陣側にあると考えられます。バーがきちんと下がるまで発車しないようにしなかった等々。つい最近も従業員が点検中に指切断とか、遊具のボルト落下で子どもがケガするとかの事故が相次いでおり、安全・人命軽視の企業が非難されてしかるべきです。被害者が悪ふざけしたり、従業員の指示をを無視したりして事故に遭ったわけではありませんし。
アルバイトの女性については責任がゼロではないかもしれません。しかし、学生アルバイトに人命がかかっている作業をやらせる方にも問題があり、経費削減のために正社員でなくアルバイトを使ったようにも思えます。
【いくら笑顔で礼儀正しくとも、安全意識を欠くと一生を 台無しにするという悲劇の見本であろう。】
これにいたっては被害者を侮辱しているともとらえかねません。

(2) 特殊な事例を一般論に拡大している
【ただ外見は大人でも、成人式にみられるような内面は幼児以下の者も目立つこの頃だから、】
被害者の責任とは言い難く、日本で1年に1度も起こらないような珍しい事例を一般論に拡大し、最近の人間の劣化を主張しています。そんなに現代人は幼く、昔の人間は優れていたのでしょうか。

(3) この事件に全く関係のない軍事の話を持ち出す
【わが国自体が同盟国に守ってもらい、自己防衛意識が全く欠如している国柄だから、この手の意識が 欠如した国民は増えるばかりで、今後も同種事故は多発するに違いない。】
被害者が日本の防衛についてどのような考えを持っていたかは不明であり、日本の自己防衛意識の欠如と今回の事故は全く無関係です。
それに、“自分の国は自分で守る”と考え、国の自己防衛意識が日本より高い“はず”のアメリカではこのような事故が起きないんでしょうかね? アメリカでは、
「注意:赤ちゃんをどかしてからたたむこと」・・・折りたたみ式ベビーカー
「着ている服にかけないでください」・・・アイロン 
「睡眠中に使用しないでください」・・・ヘアドライヤー
日本では考えられないこのような注意書きがたくさんあり、事故が起きたら企業にクレームつけたり訴えたりする消費者が多いことが理由なんですけど。それを“自己防衛意識が高い”と言えるのでしょうか?

又、佐藤氏のブログには書かれていませんでしたが、ネット上には「デブが悪い」「巨漢がジェットコースターに乗ることが問題」と被害者バッシングの書き込みがたくさんありました。しかし、体重制限や胴回りの制限がないなら被害者の責任ではないでしょう。規定の体重や体格以上の人が乗ることが安全上問題なら、最初から年齢・身長制限と同じように体重・体格制限をつければいいのであり、それは差別でもなんでもありません。ちなみに力士はジェットコースターに乗れるんでしょうか? 又、肥満者の多いアメリカではジェットコースター自体が日本より重量に耐えられる仕組みになっているのか、体重制限があるのか気になります。

このブログからは遊園地側の責任を問わず、被害者に対し上から目線で責任をなすりつける気持ちが伝わってきました。ブログ内容の賛否を問わず、皆さんの意見を是非聞かせて頂きたいです。

追伸 佐藤氏のブログ内容は、曽野綾子氏の論調によく似ていると思います。
「性犯罪に遭うのは女に責任がある」「被災者は甘えるな。食料ぐらい自分で用意するのが普通だ」など。お二人とも何でも自己責任論にするのがお好きなんですね。

A 回答 (11件中1~10件)

金を取って乗せる商業遊具において 「安全確認は自己責任」 というのは、聞いたことない主張ですね。


しかも小さな子供も乗る機械だというのに。

佐藤守って、元記事を引いてみたら、
http://news.livedoor.com/article/detail/5311291/
軍事評論家ですね。
「日本人は自分の身を守ることに無関心だ」 という持論を展開したい人みたいで、題材は何でもいいみたいですね。
ネタにされた被害者は気の毒としかいいようがありません。
この人にかかると、通り魔事件でも飲酒ダンプに突っ込まれたような場合でも、被害者の注意力不足になるはずです。
単純に戦場の論理を日常に持ちこむなら、そうなります。

曽野綾子氏の論調は、テイストは似ているが、論理はもっと緻密だったように思います。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2011/02/07 20:55

事故で男性の乗客が亡くなったことは残念です。


事故と安全管理の因果関係はどうなのですかね。

過去にも同じような体型の客が乗ったと思うのですが、 
何人もの太った乗客が安全を確認せずに周回を終了していると思われます。 

過去のアルバイトも同じように業務をこなしていた。 そのときは何の
事故も起きなかったので何の責任もない。  同じ仕事をしながら
責任がない人と責任を問われる人が出るというのは何かすっきりしません。
今回の係員が責任を問われるのであれば過去の係員とて同罪とおもいます。

嫌な係員だからここで死んでやれなんて考えないでしょうが、
不可能なことではりません。   つまり責任はかなり分散するのではないかと
思うのです。  過去の太った乗客とて危険性を指摘すれば事故は防げた可能性は高い。
つまり過去の太った乗客も危険性を指摘しなかったということが事故の原因でもあります。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2011/02/10 23:10

ユニバーサル・ジャパンでも事故があり遊具についての安全性が問われる中での事故ですから、運営会社の社会的な責任は重大です。


他の質問にも書きましたが、人命が有する場に社員を配置せず、コスト優先って某自動車会社のような甘々な管理体制です。

>>わが国自体が同盟国に守ってもらい、自己防衛意識が全く欠如している国柄だから
日本人以外の同族からバイオテロ、近隣諸国から国家侵略行為、あるいは代替機関による嫌がらせ行為に遭遇する羽目に。

だから、経団連に加盟している最低企業から霊感商法による詐欺も連発か。
マイナスイオン、フロンガス詐欺、地球温暖化詐欺による太陽光パネル、
一般家庭用冷蔵庫のCAS冷凍機能など。
そこが知りたい家電の新技術
http://kaden.watch.impress.co.jp/cda/column/2007 …
CAS冷凍の仕組み
http://www.new33new.com/casfreeze/
磁場凍結に根拠なし、学会が実験で検証
http://www.suisantimes.co.jp/column_log/071030.s …
過冷却は、液体に不純物を使用し固体にならないように細工する方法
化学に精通している方なら詐欺と理解出来ます。

科学に間違いあり、そのうちの一つはこれ 「光電効果 = ラマン分光」だ。
ラマン分光が正解、最近の解釈が間違っているw
(どちらも、光が分子に衝突したときの反応について語っている。)
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2011/02/07 20:54

自己責任を問うからには、合理的に判断できるだけの「情報」が必要です。

判断材料が与えられていない状態または、判断して実行するのに「権限」が与えられている必要があります。それがあってこその「責任」です。

今回の事故であれば
類推的に、バーが下がっていなければ危ないんじゃないか?、と感じることは出来ますが、「明確に」この状態では危ない、と判断する情報が与えられているとはいいがたいでしょう。
また危険を感じて「降ります」とか「ちょっと良く調べてくれる」と聞くのも、回りで待っている他のお客さんのことを考えれば躊躇するのが普通でしょう。

これらを勘案すれば被害者が責任をもって判断できる状況と環境が整っていたとはいいがたく、100%安全ではない乗り物に乗った(特に体格を考えれば、乗ることが出来なかったことも過去にあるでしょう)という責任はあっても、それ以上に安全管理側の責任のほうがはるかに大きいといえます。

ですので、まったく自己責任ではありません。

ただ、この件とは分けて考えるべきことですが
【わが国自体が同盟国に守ってもらい、自己防衛意識が全く欠如している国柄だから、この手の意識が 欠如した国民は増えるばかりで、今後も同種事故は多発するに違いない。】
には佐藤氏に賛成です。少なくとも、便利と安全は両立しないときがある、という意識はもっていたほうがいいでしょう。

ですから安全のために、私はジェットコースターに一切乗りません。私の身を自分で守るためです。怖いからではないですよ。絶対に怖いからではないですよ。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2011/02/07 20:53

 (ロックされていないことが)本人は気付いていたと思われるので、なぜ、自ら係員に確認を求めなかったのかは、とても疑問です。


 私からみれば、被害者の行動は、自殺行為としか思えません。

 でも、今回の場合、遊園地側の管理責任が100パーセントであり、被害者側に責任はないと思います。
 機械の故障ではないので、管理体制がしっかりしていれば、100パーセント防げる事故であるからです。 
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2011/02/07 20:53

自己責任といっては可哀相。

こういう遊具を提供する会社は、万が一を常に考えて構築する義務がある。念には念を入れるのが当たり前。客の命を預かる仕事には当然の心構え。ロックが出来ていなければ、動かないシステムなど簡単なこと。これだけ電子が進歩した今の時代には子供でも出来るシーケンス。ロックを掛けて動き出しても、ふざけて外した客がいたら止まるようにする事も簡単。事故が起きてからでは遅い。鉄道・空輸でもなんでも人の命を預かる仕事の厳しさを理解すべき。死者にムチ打つ自己責任論など不要。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2011/02/07 20:53

>【安全を確保するための装置を使用しなかったのだか ら、当然発生する事故だったのである。

だれに事故の責任があるのか?といつも通り姦しいが、ばかばかしい、“自己”責任というべきだろう。】
【遊園地側にも多少の「安全意識欠如」があったろうが、一番欠落 していたのは乗客の方だと思う。】

正論だと思います。なくなったひとにはお気の毒ですがバーがロックされていないのが認識されていなかったはずはないし、それで危険なことが認識されていないくらい安全意識欠如人間は、ここで生き延びてもいずれどこかで事故死するのではなかったでしょうか。
少なくともこの事故の責任は、大きな痛手をこうむって閉鎖に追い込まれた遊園地側と半々だろうと思います。
山登りも危険を承知で楽しむものです。遊園地の危険遊具も同じ覚悟で(最小限の気配りで)乗るのが当然ではないでしょうか。

これをすべて遊園地側に押し付けたら、必ず以後入園料は数倍になって他の市民にはねかえってくるでしょう。それは不条理ということです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2011/02/07 20:52

 テレビや新聞などの報道でした程度の知識しかありませんが、たとえば被害者が係員の静止を振りきって勝手に遊具に乗り込んだり、勝手に安全バーをはずしたりなどしたために起こった事故なら、本人にも責任がありますが、そうではないようなので、被害者には責任はない。


 
 遊具自体が安全バーがきちんとセットされなくとも発車できる安全性の配慮を欠いている。
 係員が、安全を確認していない。
 被害者の体格も遊具の想定外と言えるほどの体格ではない。
 この遊園地の遊具の運行マニュアルでは、安全バーがきちんとセットされていることを確認するなどの安全確認行為が記載されていない(らしい)など、杜撰な欠陥マニュアルであった。

 被害者が係員にバーがセットされないとすぐに言えば防げたかもしれませんが、遊園地側が安全性を確認するのが当然の責務です。

 安全な乗り物が提供されていると信じるから、遊園地に遊びに行くわけです。
 100%遊園地側の責任だと思います。
 アルバイトの子は、マニュアルどおりやっていたのかもしれませんが、法的には責任はあるということになるのかもしれません。
 佐藤守氏のブログは見ていませんが、被害者の自己責任論などは、暴論に過ぎないと思います。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2011/02/07 20:52

基本は自己責任ではないでしょうか。


人に命を預ける、そんなもの本来ないのではないでしょうか。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2011/02/07 20:50

今回のケース…報道によると、としか書けませんが



(1)被害者の方が、大柄で100KG程度の体重であった

(2)安全バーがきちんとセットされていなかった

(3)バーの確認を、アルバイトさんは確認チェックをしなかった

今時、車のシートベルトをセットし忘れても「ピーピーピー」警告音が鳴りますよね?

運営者(ドームシティ)・支配人・遊具係責任者・アルバイトと、被害者自身…それぞれ過失や責任はあるとは思いますが


遊具メーカーに「安全装置設置義務」があるんじゃあないかなぁ?
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2011/02/07 20:50

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