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食品添加物の分析をしている初心者です。
保存料のソルビン酸を水蒸気蒸留で抽出し、LCで分析し、データを解析して含有量を求めております。

ここで、ソルビン酸における公定法での定量限界値(定量下限値)は0.01g/kg、果実酒におけるソルビン酸の使用基準値は0.20g/kg以下です。

この場合、採取したデータの小数点以下3ケタ目の値についての信頼性について教えてください。

たとえば、実測値が0.205とでた場合、の3ケタ目の5の取扱いについて、信頼性がないとし、0.20を
採用するのか。あるいは、四捨五入できて0.21と考えてもよいのか。

どうぞよろしくお願いします。

A 回答 (2件)

>使用基準値が0.20の場合、有効数字をさらに1桁さげて0.205~0.214の信頼性を確保するためには


0.20以下とあれば、数学的には、0.2049であっても、セーフです。しかし、0.2049の数字を提出すれば、小悪人(おやくにん、と読む)は、クレームをつけるかも。それに基準の数値は、0.20以下ではなく、0.20未満となっていませんか。これは、0.20もアウトです。
 0.205は、0.21です。切り捨てることは、データの捏造と取られかねません。

 毒性学的には、安全率を10倍くらい取っているはず。すなわち、いつも10倍摂取しても、毒性はでない、ということになっています。どこかで線引きしないといけないので、ボーダーラインは気になりますが。
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この回答へのお礼

どうもご親切なご回答をいただき、どうもありがとうございました。
それほど、神経質にならなくてもいいのですね。

私が測定した限りでは、使用基準値の半分量程度しか、検出した商品はありませんでした。
今後ともどうぞよろしくお願いします。

お礼日時:2011/02/28 07:25

 測定の有効数字は、3ケタで表現、と考えています。


一般的な器具、たとえばメスピペットなどの精度は、1%程度。なにより、3桁目は目盛りはなく、目分量。そのような器具で量りとったサンプル、試薬などの3ケタ目は信頼性がありません。
 だからといって、0.21とすると、0.205~0.214までと解釈され2桁目の信頼度が下がります。0.205とすると、0.20までは確定で、3ケタ目は少し怪しい、という解釈になり、信頼性が増します。それに、0.20は2桁しか気にしません、0.205は3ケタまで意識して測定しました、という意思表示です。ですから、0.21と0.210は、パソコンで計算させると同じですが、測定者としての意識には格段の差があります。

>果実酒におけるソルビン酸の使用基準値は0.20g/kg以下です。
 ソルビン酸は、食品衛生的な検査では、基準をオーバーしているか否か、が問題です。が、経験では、感度が良いので、違反食品は希釈したりしてます。測定値の3ケタ目で違反かどうかの微妙な判定は、不要ではないでしょうか。
 

この回答への補足

早々にご回答いただき、どうもありがとうございました。
お礼が遅れてすみませんでした。
定量限界値の有効数字の桁数と使用基準値の有効数字の桁数がごちゃまぜになってしまいました。

定量限界値の0.01の有効数字が小数点以下2桁であることと、使用基準値の0.20の桁数の意味することは
別物であるとの理解でよろしいのでしょうか。

使用基準値が0.20の場合、有効数字をさらに1桁さげて0.205~0.214の信頼性を確保するためには、
定量限界値を0.001として、小数点以下の桁数を揃えなければいけないものと考えておりました。

そこまで、考えなくてもよいのでしょうか。
なにとぞ、再度ご教示をお願いします。

補足日時:2011/02/26 19:07
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