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裁判長は控訴されて逆転判決が出ると汚名なのでしょうか?

例えば、民事事件でも刑事事件でも

第1審、例えば民事なら簡易裁判所で裁判長が被告勝利判決を出したとそます、

原告は地裁に控訴して逆転の原告勝利判決が出たとします、

その場合、第1審の簡易裁判所の裁判長は何かしら汚名等が付くものなのでしょうか?


裁判長も所詮「人間」、神様ではありません
結構いい加減、安易に判決を下すと思ってしまうのですが?

如何でしょうか?

もちろん、過去の判例があれば、それは有力判決になると思うのですが、
それは考えないでどうでしょうか?

回答くださる方の中には裁判官の方もいらっしゃると思いますがが
その場合、回答はご遠慮ください。

A 回答 (8件)

No.2ですがふたたび登場。



意見が割れているようなので、
ちょっと質問を離れますが補足します。

何かの試験などで憲法を勉強した人には
常識的なことですが、裁判官の人事システムは特殊なものです。

憲法80条1項では下級裁判官(←最高裁の裁判官以外は全部これ)は
任期を10年とし、再任されることが「できる」、としています。

単純に憲法を読むと、議会の議員などのようですが、
現実には10年の節目で最高裁が内閣に定数に1名を加えた名簿を作成し、
内閣が任命する(これも上記憲法の規定による)、「名簿プラス1方式」と
言われる方式が採用しつつ、通常の行政一般職公務員の
キャリアシステムに近いものとされています。
最近の動きは余り知りませんが、
弁護士からの中途採用(いわゆるアメリカのような法曹一元制)などは
日本では極めてレアです。

そして、名簿搭載においては、ある意味必然でもありますが、
勤務評定的なものが関わることになります。
もちろん、上級審逆転率が全てでは無いと思います。
ただ、噂でよく聞くのは、逆転率と司法研修所卒業試験の
(いわゆる二回試験)卒業成績は少なくとも見ているということです。

噂話で申し訳ないです。
もし興味があれば
講談社+アルファ文庫の山本裕司『最高裁物語』という本を
読まれてください。
わたしのどうでもよい噂話などではなく、
司法記者(たしか毎日新聞)が長年の取材経験で
最高裁の内部に可能な限り迫ったものです。
最高裁事務局の人事は徹底して秘密主義的であり
(それは一面では外部からの干渉を避けるという利点もありますが)、
長年の記者経験がないと書けない面があります。
朝日新聞の記者であった野村二郎氏の
一連の著作もあります。
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これは個人的、確信的な意見です。



簡易裁判所では判事と言っても医者で言えばインターンみたいなものでもなれるらしい

後に判決で逆転したからと言って懲罰やマイナス要因になったら、タダでさえ不足している簡易裁判所判事なんて誰も為り手が居なくなるでしょう。

一度、親戚が簡易裁判所で少額訴訟から裁判に移しましたが、調停員にしても簡易裁判所判事にしても、判断のいい加減さや酷い先入観念で事に当たるのでノイローゼになったと言っていました。
もし、ペナルティがあったら、もうちょっと淘汰されていると思いますけどね。
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フォローありがとん。



あと裁判官とかもと裁判官とかの書いた本も読んでみ。ヘナチョコ判決連発すると地方回されるとか、出世するといちどは出身地に任官されるとか、色々あるらしいで。
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それと、公務員はそういったノルマや成績で出世が決まることはありません。


人事院規則により決まっています。

出世に関係するのは勤務態度と昇進試験の結果だけです。
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汚名ではありません。



だって、高裁や最高裁なら複数の裁判官がいて、
一つの事例について真逆の判断を示すことも多いんですよ?

なのに一人でやってる地方裁だけ汚名になったらおかしいでしょう。

それが汚名なら最高裁で違憲判決のときに合憲判断した裁判官も汚名ってことになります。
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汚名てか出世にひびくで。

そしてそれは事案によるわ。

ふつーに考えるのと正反対の判断出して上で逆転とかなら、こいつ見込みないわと思われて出世の道がなくなる。難しい事案とかで判断分かれるのもしゃーないとかなら、別に何もない。
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裁判所関係者ではありません。



どこの職場にも、仕事に熱心な人、不真面目な人、
イロイロあってやる気を失ってしまった人、
上司のゴマをすって出世することを第一に考えている人、
様々なタイプがいます。

裁判官もイロイロですが、さすが司法試験に勇気を持って挑戦し、
合格しただけあって、同じ大学を出て、企業に行った人間や行政に行った人間に
比べれば、熱心な人間の比率は高いと思いますよ。

憲法は司法権の独立を定め、裁判官は裁判をするに当たって
法律と職業的良心にのみに拘束されるものとします(裁判官の独立)。
という意味では、例えば最高裁判例が確立されている法的な論点であっても、
それが誤りであり、変更されるであろうとの合理的理由があれば、
それと異なる結論を出しうるはずです。

とはいえ、通常はそのようなことはなく、論点における上級審の先例そのもの、
あるいは、先例のない論点であっても最高裁判所が出すであろう判断の予想は
概ねたちますから、それに従うのが当事者に無駄な時間とカネをかけず、
上級審の手を煩わせない(究極は税金の無駄遣いをさける)点でも、合理的です。

最高裁事務局は、戦後しばらくしてから、下級裁判所判時の星取表、
つまりその判断の逆転比率を付け始めたといわれています。
そして、成績のよい人は出世街道を歩み、悪い人は地方をドサ回り、
とも言われています。
このことについては、裁判官の独立が後退し、裁判官の官僚化が進んだと批判もあります。
判例法理を研究する仕事熱心な優秀な人が評価されるとも言えるのですが、
乱暴にいえば、当事者を見ず上ばかり見るゴマすり型人間が増えたとも言えます。

前置きが長いですね。
「汚名」の話です。

上訴審での逆転率の高い判事は出世もしませんし、
穴の多い法律論を組み立てる人間(要は、馬鹿)は、
業界(裁判官だけでなく、弁護士、検事など)でも
馬鹿にされているものです。
こうなると、「汚名」という感じになってきます。

しかし、優秀な判事は、先例をそのまま目の前の事実に適用することが、
本当に正義にかなっているか、疑いの目を失わないものです。
先例の射程距離を制限的に考えつつ、穴の無い理論をうまく組み立て、
果敢に逆の結論を出す勇気を持った判事は、
仮に上級審で逆転されたとしても、それは「汚名」でしょうか。

長くなりましたが、話をもう一つ。
しばらく前に、高田伸彦(本プロレスラーの人です)がTVに出て、
代理母から生まれた自分の子供(現在、法的にはおそらく特別養子)についての
出生届不受理訴訟を振り返り、
「裁判を起こす前から負ける可能性は高いと言われていたし、
実際に最高裁で敗訴してしまった。でも、東京高裁は
自分達の言い分を認めてくれたし、裁判官の中で、
そのような人がいてくれたことが嬉しい」という趣旨の
ことを言っていました。

私は、特別養子制度のことも考えれば、法的には最高裁が正しいと
考えますが、大変感慨深いものでした(事件経緯は下記URLを参照)。

参考URL:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%90%91%E4%BA%95% …
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つきませんよ。



刑事の差し戻し審で、反対の判決ださないといけないとなったら
頭抱えると思うけど(それでも、同じ判決出して、また控訴された人いるけど\(^^;)..

※簡易裁判所で裁判長

簡裁は、地裁の判事補の兼務の時でも、必ず簡裁判事一人で審理・判決します
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この回答へのお礼

有難うございます。

汚名はつきませんか・・・

お礼日時:2011/02/26 10:12

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