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しばしば国語辞典では「右」を調べると
「南を向いたとき西のほう」などと書いてあります。
以前に見た辞書では、更に「西」を調べると
「南を向いたとき右のほう」などと書いてあり
「東西南北も左右も知らない人が意味を知りたいときはどうするのだろう」と思いました。

皆様のお使いの辞書はどうでしょうか?
私の手持ちの辞書で「右」を調べると
「多くの人の利き手のあるほう」のようになっていて
左利きの家系に生まれた子どもが言葉を知るには
使えないのではないかと思いました。
(辞書で言葉を覚えるわけではないので、屁理屈かもしれませんが)

A 回答 (4件)

こんにちは。


こうなってました。

【循環ありの部】

広辞苑(岩波書店)
・左 南を向いたとき、東にあたる方。 ←「南」を使用。
・右 南を向いたとき、西にあたる方。 ←「南」を使用。
・東 四方の一つ。太陽の出る方。 ←独立
・西 四方の一つ。日の入る方角。 ←独立
・南 四方の一つ。日の出る方に向かって右の方向。 ←「右」を使用
・北 四方の一つ。日の出る方に向かって左の方向。 ←「左」を使用。
「南」と「右」が循環しています。
「北」も、北←左←南←右←南←右←南・・・ になってます。

【循環なしの部】

新明解国語辞典 第5版(三省堂)
・左 アナログ時計の文字盤に向かった時に、七時から十一時までの表示の有る側。(「明」という漢字の「日」が書かれている側と一致。また、人の背骨の中心線と鼻の先端とを含む平面で空間を二つの部分に分けたときに、大部分の人の場合、心臓の拍動を感じる場所が有る方の部分)
・東 春分の日の朝、太陽の出る方角の称。
・北 東に向かったとき左側の方角の称。

新明解国語辞典 第2版(三省堂)
・左 大部分の人が茶わんを持ち、くぎ・のみを持つ方(の手)。(からだの心臓がある方の側)
・東 朝、太陽の出る方角。
・北 日の出る方に向かって左の方角

大辞泉(JapanKnowledge、ネット辞書)
・左 東に向いたとき北にあたる方。大部分の人が、食事のとき茶碗を持つ側。
・東 太陽の出る方角。
・北 太陽の出る方に向かって左の方角。

大辞林(三省堂、ネット辞書)
・左 空間を二分したときの一方の側。その人が北に向いていれば、西にあたる側。
・東 方位の一。太陽の出る方角。十二支を配するときは卯(う)の方位。
・北 方角の一。日の出に向かって左の方角。十二支を配するときは子(ね)の方位。

この回答への補足

たくさんの辞書を調べていただき、ありがとうございます。
循環参照になっている辞書はあまり無いのですね。
新明解国語辞典は私のような人が突っ込みを入れたのでしょうか(笑)
版が新しくなって正確さ(季節による日の出の位置の変化の考慮)を
求めているのが興味深いですね。

屁理屈を言うと
床屋用に左右逆転したアナログ時計もあるそうなのですが…。

私が二十年近く前に見た友人の辞書に
「このページに対して○○ページのあるほう」
のように書いてあり、その方法に驚いたことがあります。
今のような辞書の内容をネットにも載せる時代には
そぐわないかもしれませんが…。

補足日時:2011/03/03 00:07
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多くの国語辞典の説明は単なるコトバの言い換えであり、言葉の意味をコトバで定義することは究極的には無理なのです。


言葉の意味はその言葉単独では決まらず、必ず文脈の中で決まります。他の言葉との違い、それを「差異」といいます。言葉はコトバ同士でお互いに定義し合っているのです。
例えば「おばあちゃん」の定義は辞書的には「父母の母」となるのでしょうが、「差異」を用いるならば「家族の中で、おじいちゃんでもお父さんでもお母さんでもお兄ちゃんでもお姉ちゃんでも私でも弟でも妹でもない人」となります。以下同文。
ですから「右」を定義するならば「左ではない方」です。以下同文。

しかし、最近の物理研究によると、左右は人間が勝手に定義しただけでなく、自然界に厳然としてあるのだそうです。「弱い力」が働くのは必ず「左向きにスピンする粒子」だけだそうです。将来の辞書にはこうした物理学の理論を踏まえた説明が登場するかもしれませんね。ただ、素人にはチンプンカンプンな説明ではありますが。
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1.「左右」を知らない人に、先ずその人の心臓の位置を確認させます。


2.心臓に近い方の手が「左」手、反対側が「右」手
ということで、「左右」を教えたら如何かと。

3.お日様が昇り始める方向が「東」、沈み終わる方向が「西」
4.横方向に両手をいっぱいに広げて(伸ばして)、「東」に向いたときの
  右手方向が「南」、左手方向が「北」

で如何でしょうか?

この回答への補足

回答ありがとうございます。

実は心臓はほぼ体の対称面上にあるそうです
(左心室のほうが筋肉が多いため、左半身のほうが鼓動はよく聞こえますが)。
また、ごく稀ですが、右側に心臓がある方もいるそうですから。
私は盆地に住んでいるため、日が昇るのはたいてい南東です。
と、これもまた屁理屈かもしれませんが…。

自分としましては
辞書にどんなことが書いてあるかが
一番の知りたいことだったので…。

補足日時:2011/03/02 23:59
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http://gabacho.reto.jp/whims/whim0070.html

実は「右」ってのは、辞書や辞典などで簡単に説明、定義できる事ではないのです。

ぶっちゃけ「みんなが右と言っている方向が右」なんです(説明になってませんが、本来「説明できない物」なので、説明になってなくて当たり前)

現代では、右利き用に作られている物が多いので「自動改札機で、切符の投入口がある側が右」とか「自動販売機の正面を見た時、硬貨の投入口がある方が右」と説明する事が可能かも知れませんね。
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