これ何て呼びますか

いつもお世話になっております。

先日より、昔父に読み聞かせられた本の一節が気になって仕方ないのですが、詳細が思い出せません。
お知恵をお借りいたしたく投稿させて頂きます。
本のタイトルを特定するには難しいと思いますので、以下の記述に附合する「西洋の哲学思想」が何であるかをお教え頂ければ幸いです。

曰く、
「例えば此処に椅子があるのは、私の目に椅子が見えているからであり、私の手が椅子に触れることが出来るからである。
 果たしてそれが私の視覚や触覚の勘違いではないことは証明のしようもなく、果たして私がこの部屋から出ても尚、椅子がそこに存在していることを確認する方法もまたない」
というものです。

何せ十年近く前のことですので、記憶がかなり曖昧ですが、お心当たりのございます方はご助言頂ければ嬉しく思います。

A 回答 (2件)

バークリーの唯心論的経験論です。


「一般に物が存在するとは、それが知覚されていること(esse est percipi)である。事物が、それを知覚する心の外に、独立することは全く不可能である。」
これがバークリーの根本思想です。
そして、物とは延長や形態や色などの種々の可能的性質の「組み合わせ」にすぎない。
としていますが、知覚主体としての精神の存在と、物の実在の根拠である普遍的精神すなわち神の存在を容認しています。
というのも、物は心の外に存在しないとはいえ、感官による知覚には、想像による知覚とは違って、ある種の拘束力があり、したがって心は前者の起成原因とは考えられないから、このような知覚の原因としての神を承認せざるを得ないのです。
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この回答へのお礼

先にお答えいただいた方のご回答にも類似した思想はございませんが、検索してみた結果、どうやらこちらのお答えが自分が探していたもので間違いなさそうです。
関連図書を幾つか控えましたので、明日にでも学校の図書館に立ち寄ってみようかと思っています。

丁寧かつ分かりやすいお答えをありがとうございました。

お礼日時:2011/03/28 21:49

デカルトではないでしょうか。


「我思う、ゆえに我あり」という言葉は
有名です。
他者の存在は、疑うこともできるし否定も
できる。
でも、疑ったり否定し続けている自分という
存在は否定しようがないという理論です。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%88%91%E6%80%9D% …
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この回答へのお礼

お答えありがとうございました!参考にさせていただきました。

お礼日時:2011/03/28 21:44

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