プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

「直ちに健康が出るレベルではない」
「少量を食べたからといって健康に影響はない」
と、いやと言うほど聞かされてますが、、、
4000世帯には水道水の基準値が安全レベルを超えたのに、報告されたのは7日後。
知らずに飲んでしまった乳児は?
「数回飲んだ程度なら影響ない」
でも当初、血相変えてペットボトルを一世帯につき3本づつ配布していたのに?
どうも納得いかない。
万が一基準値超えても、安全であるとは決して言わないで、「ただちに健康には、、、」とか、「一年に○○食べてもレントゲン1回分」とか。
まわりくどすぎてわかりにくいです。
そしてなにより疑問なのは、
風評被害とは、まったく害のないものが敬遠されてしまうことであって、事実、少量であれ汚染されているもに対してそれを拒否するのは、風評被害ではないと思う。
ちょっとならいいじゃん食べろって?お断りします。
報道番組で横一列にならんだタレントたちが福島県産のいちごをおもむろにつかんで、
「あま~い」「一粒一粒が大きい~」など、放射線物質の基準値とは全く無関係な感想を発している姿をみて、いよいよ日本もおしまいかなと情けなくなりました。
タバコを吸う、吸わないと同じで、食べる食べないは個人の自由だと思います。
けど、ちゃんと放射性物質の数値をきちんと告示してください。
うまくごまかさないでください。
なぜほうれん草を検査するとき一枚一枚念入りにこすり洗ってから測定するのですか?
洗ってからの測定値だということを知らない人が大勢いますよ。
家庭では普通は洗うから?一枚一枚?こすって?(私は流水もしくはボールに水をためて束でザブザブ数回ゆすいで調理します。一枚一枚洗うの常識ですか???)
だったら洗う前と洗った後の数値の違いを公表してください。
洗う前の、そのまま測定した数値を知らせてください。
ある番組では、洗う前と後では、測定値が半分だったと報告してました。
さらに、基準値を最初の二倍に設定し直すのはルール違反です。最初の基準値はじゃあなんだったのですか?洗ったうえに基準値を倍にして測定したら、最大測定誤差は4倍、ですよ!
こんなトリックにひっかかりたくありません。
食べない選択もさせてください。
正しい情報を得られる方法、ご存知のかた、お願いします。

A 回答 (11件中1~10件)

今までの回答とお礼、補足を見ていると、貴方が欲しがっているのは回答ではなく同意では無いかと疑問に思ってしまうのですが、回答します。



まず、『「数回飲んだ程度なら影響ない」でも当初、血相変えてペットボトルを一世帯につき3本づつ配布していたのに?どうも納得いかない。』ですが、血相を変えていたとは思いませんが、配布していたのは、基準値は暫定の基準値を仮に設定(安全側に余裕をかなり見ている)しているのですが、その基準値を超えたのに何のアクションも無しでは、皆さんが黙っていないですよね?ですので判断が出るまでは基準値によりアクションを起こしたわけです。

『万が一基準値超えても、安全であるとは決して言わないで、「ただちに健康には、、、」とか、「一年に○○食べてもレントゲン1回分」とか。』お役所発言と思って下さい。専門家は安全だと言っていますが、お役人は自分が可愛いので断定をしません。なぜなら状況が今より悪化した時に安全だと言ったじゃ無いかと責められるからです。

『ちょっとならいいじゃん食べろって?お断りします。』は、どうぞご自由に・・・。ただ、今まで食べていた物にも貴方が知らなかっただけで放射性物質は含まれていましたよ。ご愁傷様です。昆布やワカメに代表されるミネラル等にカリウムが含まれています。これは、カリウム40と言う放射性物質が存在するのです。Bq数で言ったら今回の数値の何倍もある量です。

『なぜほうれん草を検査するとき一枚一枚念入りにこすり洗ってから測定するのですか?』
それは、どこで見たのか分かりませんが、通常環境放射能を測定する際は
http://www.kankyo-hoshano.go.jp/kl_db/servlet/kt …
にある様に、前処理として食用部位以外を取り除く行為はしますが、洗いません。そのまま熱処理して灰にし測定します。
恐らく、洗えば放射性物質はこれだけ落ちますよと言う実験か何かではなかったのでしょうか?若しくは測定手法を知らない方が行ったか・・・・。私たちは普通洗いません。

『基準値を最初の二倍に設定し直すのはルール違反です。』
基準値自体が低すぎるのです。今の日本の基準値は影響の出ると言われる値の100分の1以下に設定されています。日本の安全文化が「設定は低ければ低いほうが良い。」「責任を追及されないためにも半分に半分に」を繰り返してきた結果なのです。トリックではありません。

薬もそうです。風邪薬が効かないと言って1日3錠2回となっている薬を4錠のんだり、3回飲んだりした事や効いた事ありませんか?何か影響は出ましたか?2倍や4倍では影響はでないはずです。

ここまで説明しても納得出来ませんか?ならば、もう否定し続けるしかありません。その根拠さえ無しに・・・。どうしてもと言うならば、学校にでも行ってちゃんと習ってきては如何でしょうか。同じ事しか教われませんが・・・。


最後に、別に食べろとは言っていませんので、食べる食べないはご自由にどうぞ。貴方の自由です。ですが、安全に食べられる物を周りを引き込んで食べ無いようにする事は止めていただきたいです。もう一度言います。貴方個人が食べないのは自由です。だまって食べずにいて下さい。食べている人へ止めたほうが良いよとお節介をしてはいけません。


参考にどうぞ
http://radi-info.com/

この回答への補足

やめた方が良いとはいってません。食べて下さいどんどん。食べたいなら。ずっと言ってるじゃありませんか。自由にします。私は食べない、ずうっと言ってますが。
同意が欲しい、、、ですか、そうかもしれないですね。私は今の現状に危険を感じていますからね。同意して頂いて一緒に解決できたらいいと思ってますよ。
え?ほうれん草、洗って測定してると知らないのですか?熱処理して灰?
灰になんてしませんよ、洗って、細かく刻んだものを生のまま測定するのですよ!
政府がそう公表したのですよ!それが灰って、、、。ニュースちゃんと見てくださいね。

>>基準値自体が低すぎるのです。今の日本の基準値は影響の出ると言われる値の100分の1以下に設定されています。日本の安全文化が「設定は低ければ低いほうが良い。」「責任を追及されないためにも半分に半分に」を繰り返してきた結果なのです。トリックではありません。

、、、ですか。
日本の基準値は、
世界の水道水放射線基準値(菜食文化研究会)+アメリカの基準からは約2700倍ですよ。これで低いんですか、、、。ま、いいです。低いとお考えなら、それで。

●世界の基準値
WHO基準      1ベクレル(Bq/L)
ドイツガス水道協会 0.5ベクレル(Bq/L)
アメリカの法令基準 0.111ベクレル(Bq/L)

●3/17までの日本の基準値
ヨウ素 I-131 10ベクレル(Bq/L) 
セシウムCs-137 10ベクレル(Bq/L )
出典は下記です。203-204ページ、表9-3参照
http://whqlibdoc.who.int/publications/2004/92415 …

日本には放射能に関する飲料水基準は無く
世界保健機関(WHO)基準相当を守っていました。
飲料水中の放射性核種のガイダンスレベル(WHO) です。

しかもセシウム-134とセシウム-137の合計値が370Bq/kg。
基準値を超える物は輸入させないというものでした。

食品中の放射能濃度の暫定限度は、日本の国民一人一日当たりの
輸入食品の摂取量を考慮した上で、放射線防護の国際専門機関である
国際放射線防護委員会(ICRP)の1990年勧告
「公衆の被ばく線量限度は1年間に1ミリシーベルト」
も十分に下回る量として設定されています。

●3/17以降・現在の日本の暫定基準値
・ヨウ素(I-131)131  300ベクレル(Bq/L)
 飲料水 300 Bq/kg
 牛乳・乳製品 300 Bq/kg
 野菜類 (根菜、芋類を除く。 ) 2,000 Bq/kg
・セシウム(Cs-137)137 200ベクレル(Bq/L)
 飲料水 200 Bq/kg
 牛乳・乳製品 200 Bq/kg
 野菜類  500 Bq/kg
 穀類  500 Bq/kg
 肉・卵・魚・その他 500 Bq/kg
 
※100 Bq/kg を超えるものは、乳児用調製粉乳及び
直接飲用に供する乳に使用しないよう指導すること。

。。。。。。。。。。まだまだデータはありますが、文字数がないのでやめときます。


最後、
回答してくださるのも自由ですが、もう少し、高度な意見をお願いします。
学校に行け、とかそういうのは2chでどうぞ。

補足日時:2011/04/03 17:48
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日本もおしまいだと思うなら、海外に移住したらいいと思います。



我々、福島県民は、このような考えの方のせいで、迷惑しております。
本当に腹立たしいです。

人の情報をあてにするのではなく自分でもいろいろ調べられたら・・・と思います。

チェルノブイリ原発事故の資料など調べ、

あの当時近隣の方がどの程度(何グレイか?など)の被曝ををうけたのか?
食物摂取の内部被曝でどの程度被害がでたのか?(死亡者など・・・)

自分で調べて、大丈夫な基準を自分で決めたらいいのではないのですか・・?
自分のことなのだから・・・・・

この回答への補足

ですから、調べたいからそれを教えてくれと聞いているんです!!
ここで聞く事だって自分で調べるということなんじゃないですか?

あなたもいろんな判断は自分でしてくださって結構です。けれど、こういう意見もある事を、悪のようにとらえているのでしたら、勝手にスルーしてください。
罵倒しないでください。本当に、福島の方々がしんぱいです。
中部大学、武田邦彦氏(引用自由ということなので)、政府のいうことと、武田先生のような意見と、どちらが自分の考えに近いか、選ぶか。それは自由です。
(以下引用)


テレビなどにでる人が法律に書かれた値の100倍でも大丈夫と発言していますが、私にはできません。なぜなら、もし法律の限度の100倍の被曝をして、その赤ちゃんが将来、ガンなどになっても私は専門家として責任をとれないからです。

つまり、「非常時だから」というのは判っていますが、国際勧告とか法律に定められた「限度」は、人の健康を考えているのですから、「パニックになるから、放射線に対する人への影響が変わる」とか、「福島市の人を全部、移住させることはできないから、まあまあ」ということとは関係がありません。

これまで「これが限度」と言われていた値を、原発の事故が起こったから、誰の許可もなく違う数字を言うことは科学者としての私の範囲ではありません。

政府が「直ちに健康に影響がない」と言っているのは私も同意します.なぜなら放射線をあびて直ちに健康に害がでることは、すぐ死ぬときぐらいしかないからです.

・・・・・・・・・

私も人間の体の防御から言って、1ミリシーベルトが少し安全サイドの値だとは思いますが、もし将来、子供にガンが出て、その子供が

「なぜ、ボクがガンになったの?」

と聞かれた時、親は、

「ごめんなさい。法律を考えないでテレビで言っている人や、ネットで解説している先生のことを信じたの」

と答えたら子供はなんと思うでしょうか。

「ここまでは安全だ」と法律で決まっている(長年、検討され、国際的にも認められている)範囲で病気になったのなら諦めもつきますが、根拠なく被曝したら悔いが残ります。

わたしはテレビで解説している人に、

「原発をやりたいから限度をゆるめる」というのは、原発のために人間が病気になってもよいということでもあります。原発は人間のためにあるのであって、人間が原発のためにあるのではありません。

私は、国家は国民を守るためにあると思っています. もし1ミリシーベルトが厳しすぎたとしても、 とりあえずはそれを知り、できるならその範囲にしておくのが大切と思います。

(平成23年4月1日 午後11時 執筆 一部修正)


武田邦彦

補足日時:2011/04/03 08:39
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祖母方の親戚の体験者に聞いたら鼻で笑われましたよ。

騒ぎすぎだと。

ピカドン(原子爆弾)が落ちたとき、爆心地より4キロ以上離れた場所にいたため被爆者認定範囲外となって被爆者健康手帳は持っていませんし、今現在原爆症もでていません。

被爆地では今後100年草木の育たない土地となってしまったかのようでしたが、その後たくましく育った野菜や海でとれた魚を、食料不足もあってなんでも食べてきたそうです。

「今までな~んにも無く無事に生きてきたんだから、今回ので何かしら影響が出るなんて無いね。もし出てくるなら私らなんて皆とっくに死んでるだろうねぇ。それ以上に長崎・広島以外の地域でも大変な事になってただろうね。西日本は壊滅かな(笑)」

だそうです。

放射能は「正しく怖がる」事が大事だと常日頃から言われてきました。

この回答への補足

正しく怖がるために、後で後悔しないように、絶対に楽観視しないのが私の意見です。
原爆と、今回の事件は、全く別です。
鼻で笑ってくださって結構です。ただし、今後はスルーしてください。
この事態を安全だと思うなら、私のような考えの人たちを放っておいてください。
ただ、おばあ様のお言葉に、内心ちょっとほのぼのしたのは事実です。
過酷な戦争体験をされ、生きてこられたことに、敬意を評します。

補足日時:2011/04/03 08:55
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じゃあ自分で調べろよ面倒くせー奴だな


何でもかんでも国に頼ってんじゃねーよ
自分で野菜を育てて自分で計測して食え





と、政府が言ってました

この回答への補足

知ってます。

補足日時:2011/04/03 08:58
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累積計算しないといけませんよね。

 空気+水+食品で。。

食品も、1+1+1+1+1=5で計算しないとダメですよね。

正しくは、毎日計算して1年の被爆値を計算しないといけません。
あと測定誤差の4倍かけ算する。

洗うのは仕方ないと思います。
しかし、累積被爆を前提に安全性を説明してもらわないと納得できません。
確かに、説明が下手なのと真実性を感じません。

たぶん、自分たちはそういう食品を食べないからでしょう。
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この回答へのお礼

貴重なご意見ありがとうございました。
こうしてみなさんといろいろ意見をかわすうちに、参考になる資料がだんだん増えてきました。
ありがとうございました。

お礼日時:2011/04/03 17:54

脅かすような回答しか出来ませんが・・・



現在福島県産でも市場に流通しているもので危険なものはありません。
でも市場に出ていなくても危険なものは少ないです。なぜなら、それが大丈夫な物でも業者が仕入れなければ小売り店には出ないからです。
今風評被害と言われているのは、無関係なものでも疑心暗鬼になって避けているのが大きな原因です。

日本の基準は元々がかなりいい加減なんです。世界基準からすれば異常に低い設定なんです。
これは原発推進を果たす為に国が決めた“ごまかしの為の「世界一厳しい基準」”なんです。
「世界一厳しい基準をクリアしているから原発は絶対安心だ」とね。

ところがいい加減な計画設計で造った原発が壊れた。
底が割れているのに、未だに東電や保安委は誤魔化そうとしている。
幾ら誤魔化そうとしたって、事実はドンドン明らかになる。
誤魔化そうとしている間に、基準を引き上げざるを得なくなっているというのが実情です。

この件についてはNHKを始めとする放送局も、都も、国(民主党も自民党)も、大学も、みんな東電の御用人形(金が出たり、便宜を図ったり)ですから、どうしようもありませんね。
自民党ならもっと上手くごまかしただろうに民主党には誤魔化す能力も無かったって言うだけのことです。
なぜなら自民党が国民を安全神話で誤魔化して、これだけの原発大国にしたんですからね。
非核三原則なんてドコにいったんでしょうね。
で、ついこの前、安全神話は風説だと安全委が表明したばかりです。

はっきり言って、正しい情報なんて無いんです。
なぜなら、被ばくして、何年か経って障害が発生しても、誰かがそれを問題視しなければ影響があると言うことになりません。「報告がない」とは誰も注目していない、あるいは注目しても御用学者の邪魔されて発表させて貰えないということ。
そして誰かが注目して発表しても、それが被ばくの影響だと判定されるのに更に何年、何十年もかかります。

数字なんて気にしたって、実際に浴びた人なんてあまり居ないんですから、所詮は机上の空論でしかない。だから色々な数字が飛び交っているんです。
実際には平時の許容量と、緊急時の許容量があり、平時や緊急時の許容量にも一般人と放射性物質の使用者と研究者などの基準に別れています。今は緊急時の許容限度に移行しつつあるのです。
それでさえも、実験や計算上の数字だから、「一年間浴び続けたら」という表現しか出来ないんです。
つまり減少していけば問題ないだろうし、上昇すれば大問題という事。

日本中には休止なども含めて60基以上の原発があり、その殆どが地震の巣の間近にあります。
更に日本中に研究用などの原子炉があります。
そして死の灰は風に乗ってやってきます。最近スピーディの結果が公表されましたよね。
あれも刻一刻と気象によって変りますから、嘘ではないけれど、常に変化し続けます。
つまり日本中どこに行っても安全な所などなく、チェルノブイリ規模の事故が起きれば、世界中に居場所はありません。
でも、それを選んだのは私達だし、この期に及んでもまだ推進しているのは貴方や貴方の家族が勤めている、或いは努めさせたいと望んでいる企業が所属している経団連です。

残念ながら私達には、経済大国の称号を破棄してでも脱原発を決意しない限り、選ぶ権利などありません。
政府発表をそのまま受け取る以外に何も選択肢など無いんです。
別に彼らは嘘をついてるわけじゃない。事実治療不可能な急性症状にならないのですから。

唯一回避する方法があるとすれば、とりあえず原発から遠い外国に行くくらいですかね。
原発から200-300kmくらい離れていれば、とりあえずは大丈夫かもしれません。
国内であるなら、北海道でしょうか?地震はあっても、とりあえず原発からは遠いでしょうし、台風以外で北海道にまで風が直接行く事もあまり無いでしょうから。
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この回答へのお礼

事実は、本当に知れば知るほど恐ろしいですね。
日本だけではなく、もう地球規模で安全な場所なんて、無いに等しいのかもしれないのでしょうね。
貴重なご意見本当にありがとうございました。

お礼日時:2011/04/03 17:58

基準値の問題などもさることながら、最大の問題点はこの手のデータが少ないということです。


この手の事故は繰り返しテレビでも報道されているように福島でやっと三例目です。実際はソ連の「ウラル核惨事」などもありますが、それのデータは寡聞にして知りませんので。
 しかも、広島、長崎の原爆から得られたデータでもかなりのバラツキがあるとおり、いわゆる「放射能の害」についても分からないところがあります。

 例えば、長崎原爆による被曝者を追跡調査したデータでは、総計で50ラド~100ラド(ラドは古い単位ですし、シーベルト自体が「恣意的でナンセンスな単位」とも言う研究者もいるぐらいですので厳密には換算できないのですが、だいたい1ラド=1シーベルト)の線量を被曝した方に関しては非被曝者(すなわち被曝していない人)よりも死亡率が有意に低かったとのデータもあったりします。意外なことなのですが。
 また、閾値(これ以上の量の放射線を浴びたら発症率が有意に増加するという数値)というものも重視されておりまして、チェルノブイリで得られたデータだそうですが、白血病の閾値に関しては35ラド程度との研究結果もあります。同じ研究者のデータですが、乳がんは8ラドが閾値との結果もあります。
 あとは身近なところですが、流行の岩盤浴なども所によっては3シーベルト毎時という線量を叩き出すところもあります。三〇分の岩盤浴を三十日行うだけで白血病の閾値を超えてしまうので、温泉好きかつお暇のある方なんかはすぐに白血病にでもなってしまいそうですが、岩盤浴で被曝して白血病になったとはあまり聞きませんね。
 要するに、35ラド以上浴びたら有意に白血病患者が増加するという研究もありますし、35ラド以上を浴びても白血病どころか乳がんにすらならずまったくの健康体で生きている人もいます。50ラド~100ラド浴びても大丈夫という研究すらあります。


 何が言いたいかと申しますと、基準値自体が曖昧模糊、その害も曖昧模糊な現状では誰も何も言えないということです。

 ちなみに、正しい情報を得られる方法ですが、ヨウ素やセシウムなどの放射性同位体に関しては「経口摂取した場合の実効線量係数」を公表しているNPOがあります。これはだいたい科学的に正しい数値が判明しておりますので信用がおけるとし、後はご自身のお好きな基準値をIAEA基準値などから設定し、それと照らし合わせながら、ご自分で安全な線量を計算するのが最も良い方法だと思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
日常に沿ったリアルな数字が知りたい私にとって、安全な線量を自分で計算できる事がまず必要だったので、大変参考になりました。
的確なご回答、心からお礼もうしあげます。

お礼日時:2011/04/03 18:07

あの~基本に戻りわかりやすく説明すると………



放射能に汚染された食べ物は食べない事です。何万分の1だろうとね……

それから今から終息するかしないかわからない状態なのは事実です。報道で学者の方々が奥歯に物が挟まったような発言がよくありますが…すべてが想定外の事から始まっている災害と人災?であると言う事です。

では今からでも今後の想定外の事をいろいろ情報を集め,よく考え行動することが必要だと考えます。…考えすぎで結構!

さぁ…もし原発付近にお住まいなら避難をオススメします。

頑張って下さい。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
私は守らなくていけない家族がありますので、考え過ぎ=慎重と思っています。
考え過ぎでいいと言っていただけて、ほっとします。
あとで、「あの時はちょっとビビリ過ぎたね」と笑って話せる日本になりますよう。
けして、被爆で後々苦しむひとが、特に子供達がいませんよう。
率直なご意見、感謝します。

お礼日時:2011/04/03 18:13

>正しい情報を得られる方法、ご存知のかた、お願いします。



実を言うと、今回の事故以外で参考になるのはチェルノブイリしかないんですね。しかし、チェルノブイリはまだ、セシウムの半減期30年も経過していないので、実態として、長期に渡る結果というのはまだ出ていません。したがって、専門家といえども、本当のところは良くわからない、と、いうのが正しいのではないかと思うんです。

したがって、自然放射線量を越えるような状況では、なるべく戸外に出ないとか、放射性物質のなるべく少ないものを食べるしかないわけです。もちろん、なるべく、原発から離れて暮らすというのも選択肢に入ってきます。

つまり、政府の発表している基準値というのは、健康というより、極めて政治的色合いの強いものと考えていた方がいいように思います。
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この回答へのお礼

ほんとうにそう思います。
貴重なご意見ありがとうございました。

お礼日時:2011/04/03 18:14

厳しい基準値ならそれを信頼すれば健康を維持できる可能性が高いので役に立つ。


ところが緩い基準値だと、その基準値は健康維持には役立たず、極度の汚染を通知する緊急避難信号にしかならない。
「極度」のレベルに行くまでの「警戒」信号が消費者に検知できない為、健康維持の為に「怪しい全ての物」を遠ざけるという行動を引き起こし、よって風評被害が拡大し、生産者は壊滅的被害を受ける。

現在の食品暫定基準値は、普通の食べ方・飲み方をしていれば、食品・飲料をまとめて50mSvの被曝を1年間に行なう量を基準としている。
どういう事かと言えば、代表的食品の基準値ギリギリの物を標準的な量食べていれば、食品による合計被曝量が年間50mSvになる。。。というもの。

この50mSv/yというのは、男性放射線従事者の法定限界値に等しい。
なんらの計器も持たず、一切放射線量を測定してない、定期健康検査もまばらな「一般人」を、計器所持した放射線量常時測定する健康検査の行き届いた放射線従事者と同等の制限値を課すというのは、恐ろしい事です。

また、牛乳を1日0.5L飲むのが標準としてその標準を元に規制値を設定していたとしたら、1日に牛乳を2L飲む酪農農家の妊婦さんの健康被害は危機的にもなる。
ほうれん草を1日100グラム摂取するのが標準として規制値を設定していても、ほうれん草を大量に食べるポパイは1週間後に死にますね。

暫定基準値を定めた際の、「標準摂取量」というのがどうも標準ではないと思う。
この標準摂取量のバラツキを考慮に入れて定められているのが多分WHOの基準値で、例えば飲料水なら日本の1/10以下に設定している。
これは水を1日10~15L飲む人も居るから。
または、料理で水を大量に濃縮する場合も多いから。

日本の暫定規制値なんて、あてになるもんじゃないですよ。
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この回答へのお礼

そうですね、
WHO基準      1ベクレル(Bq/L)
ドイツガス水道協会 0.5ベクレル(Bq/L)
アメリカの法令基準 0.111ベクレル(Bq/L)

となっていますから、これと比較するとクラクラしてきました。
いろいろと貴重なご意見をありがとうございました。

お礼日時:2011/04/03 18:20

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