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インターネット上では東電の評判が非常に悪いですよね?
そこで素朴な疑問ですが、なぜ今回の一連の原発の問題で東電はそこまで叩かれているのでしょうか?感情的な問題を抜きにして、冷静に~だから東電は悪いとのご回答をお願いいたします。
※現場の作業員は悪くないトップが悪いとの批判はなしで、全て下請企業も含めた組織としての東電に対する批判でお願いします。



(1)東電が原発は絶対に安全であると風潮していたとの批判には、原発という特性上ある程度のリスクはしかたなく、仮に東電が過度に安全をうたっていたとしても多くの国民は原発の危険性を認識ししつつ、それを故意に看過していたと考えます。

(2)大規模な津波を予測できたのにその対応策を講じなかったとの批判には、その時点では予測される発生確率が低く、対応費用なども考え、対応策を考慮しなかったのは妥当であったと考えます。

(3)廃炉になるのを渋って東電が海水注入などの最後の手段を行わず被害が拡大したとの批判には、東電はあくまで一民間企業でありまた予想される電力需要に対する供給力の確保のためには、その判断にいたるまである程度の時間を要したのもやむをえないと考えます。この場合であれば、政府が強力な指導力を発揮し、東電に対応策を行うよう指導するべきであり、批判されるのは政府であると考えます。

(4)最後に原発という特性上政府の政策および対応と一体不可分であるし、事故前の安全策や事故後の対応に仮に問題があったとするならば、政府の責任が一番重いと考えます。

以上予測される批判への私なりの考えを述べました。ものすごく東電よりになってますがこれも冷静に東電のまずかった点を理解したいためなので、ご容赦ください。

A 回答 (20件中1~10件)

 


(1)政府の方針で安全を叫んだのだから東電は関係ない
(2)同意
(3)同意
(4)同意

それでも東電を批判するのは、地震後の情報開示が無いに等しいことと、行動が遅すぎること。
3月13日(震災の2日後)にホウ素の注入を開始したが、ホウ素は中性子を吸収して核分裂を抑えるために注入するのだが、このとき東電は原子炉は停止してると発表した。
停止してるなら中性子は発生しないからホウ素の注入は意味が無い、ホウ素の注入で炉は使えなくなるのに廃炉を覚悟してまでホウ素の注入を開始した理由を公表し、この時点で周辺住民に非難を呼びかけるべきだった。
 
 
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(1)今回のような炉心融解という超巨大なリスクまでは想定されず、伝えられていませんでした。



専門的事業である以上、専門家が提示するリスクを信じるしかないですから、
結果的に嘘をついて国民を誤魔化していたという面は否めません。


(2)これは微妙なところです。
対策は6mの津波までしか想定されておらず、
日本でも海外でも10m弱ぐらいまでは何度も観測されてたんですから、
10mまでは対策しておくべきだったと考えられます。

実際に来たのは15mとのことなのでそれでも防げなかった可能性がありますが、
10mまで対応しておけば被害を減らせた可能性が高いのでやはり一定の責任はあるでしょう。


(3)これは素人知識による間違った批判です。
政府も言っていましたが、海水注入というのは前例の無い手段であり、
理論上大丈夫だと思われていても、予期しない事態を生む可能性があるわけです。

ですから出来る限りそれを避けるという行動は間違っておらず、
決断するのであれば政府がするべきことです。


(4)これはまったくその通りです。
安全基準を作り認可していたのは政府であり、政府に責任が無いわけがありません。

東電も安全を主張していた以上、責任が無いとは言えませんが、
国8:東電2ぐらいの割合とするのが妥当でしょう。


多くの国民は菅直人の「俺は悪くない」的な姿勢に流されてしまったようです。

謝らない政府に対して謝りまくる東電。

この構図を見てすぐに東電が悪いと決めつけて批判し、
そして後に引けなくなったのでしょうね。
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(2)については事故発生時に想定される被害の規模に対して、確率が低い、対応費用が高いという理由で対応策を講じてこなかったことは、やれる対策があったのにやっていないことがあった。

つまり対策は万全ではなかったというところについて東電に問題があると思います。チェルノブイリやスリーマイルを見れば、その確率が低い事象が万が一発生したら逆に保障等でとんでもない不利益を被るのは東電側ということは分かっていたはずです。経営側としても津波対策費用と有事の対策費用を天秤にかけて対策を講じておいた方が会社のため(結果として国民のためにもなる)という判断をしておいていただきたかったと思います。
もちろん政府にも責任はあると思いますが、津波対策を講じることは、リスクマネジメントとして東電が能動的に実施していてもよかったのではないかと思います。
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この回答へのお礼

ご回答有難う御座いました。

お礼のついでに補足意見ですが、今回の原発の事故を発生させた最も大きな要因は津波であり、批判をするひとは東電がそれを予測していたにも関わらずそれを怠ったと述べています。
ですが、予測されていた大規模な津波にも関わらず沿岸部に20メートル級の津波をも防ぐ堤防をなぜ国および地方自治体が作らなかったのかとの批判は聞きません。今回の大震災で最も大きな被害を発生させたのは津波による人的被害にも関わらずです。
よって、東電の津波対策を批判する人は予測していた大規模な津波にも関わらずその対策を怠り、一万人超の犠牲者を出した国および地方自治体も同時に批判するべきではないでしょうか?
原発の経済的な被害は深刻ですが、人的被害は津波による直接被害をはるかに下回るものです。

お礼日時:2011/04/12 23:36

(1)東電が原発は絶対に安全であると風潮していたとの批判には、原発という特性上ある程度のリスクはしかたなく、仮に東電が過度に安全をうたっていたとしても多くの国民は原発の危険性を認識ししつつ、それを故意に看過していたと考えます。



>>実際に震度5まででそれ以上は耐えられないと公開していなかったと思います。阪神淡路震災は震度8です。

(2)大規模な津波を予測できたのにその対応策を講じなかったとの批判には、その時点では予測される発生確率が低く、対応費用なども考え、対応策を考慮しなかったのは妥当であったと考えます。

>>まず、津波の前の地震で故障しています。 その上に津波に見舞われました。奥尻島の津波で高さ的にまずいのはわかっていたと思います。

(3)廃炉になるのを渋って東電が海水注入などの最後の手段を行わず被害が拡大したとの批判には、東電はあくまで一民間企業でありまた予想される電力需要に対する供給力の確保のためには、その判断にいたるまである程度の時間を要したのもやむをえないと考えます。この場合であれば、政府が強力な指導力を発揮し、東電に対応策を行うよう指導するべきであり、批判されるのは政府であると考えます。

>>原子力安全・保安員が機能していないのは知っています。経済産業省からの圧力らしいです。
政府の指導・東電に責任があると思います。

(4)最後に原発という特性上政府の政策および対応と一体不可分であるし、事故前の安全策や事故後の対応に仮に問題があったとするならば、政府の責任が一番重いと考えます。

>>事故後の処置の主導権は政府にあったわけですから、当然そのようになります。
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この回答へのお礼

ご回答有難うございました。
質問をブラッシュアップするため、反論を書かさせて頂きます。
ご批判はご容赦下さい。

>>実際に震度5まででそれ以上は耐えられないと公開していなかったと思います。阪神淡路震災は震度8です。
→最大震度は7までではないでしょうか?また震度5で耐えられないのであれば、発生している震度6以上の余震で原発は破壊されているのではないでしょうか?

>>まず、津波の前の地震で故障しています。 その上に津波に見舞われました。奥尻島の津波で高さ的にまずいのはわかっていたと思います。
→津波の前の地震で原子炉は緊急停止しましたが、津波による被害で最後の頼みであるディーゼル発電機も機能せず電源を失い、冷却機能が働かなくなり、今回の惨事につながったと理解しております。
津波の被害を予測していたとの反論には、ご回答者様No.3の方への補足意見もご参照ください。

お礼日時:2011/04/12 23:52

(1)誰も知ろうとしなかったという意味で、そうかもしれませんね。



(2)ロスコスト比で考えるのは一般の生産性です。原発でのロスは廃炉だけでなく人命や生活が関わります。安全第一です。コストをかけても安全対策をすべきです。文中で「その時点では」と仰いますが、女川原発は東電の設定より更に大きい災害を想定しているのだから、福島は古いといえども東電も出来る範囲で、例えば予備電源だけでも津波対策を施すなど出来たはずです。(1)を東電自ら洗脳されていたのではないでしょうか。

(3)(2)に通じますが、安全第一が優先です。ただ単に危機管理が出来ていなかっただけです。
○○になったら△△するといったマニュアルが無用の長物だったのでしょう。

(4)ここまできたらどんぐりの背比べ、目○鼻○、五十歩百歩です。
ただ、東電さんからは緊張感、悲壮感、絶望感、責任感のどれも伝わってきませんよ。感情抜きにしてと言われてもここが起爆剤じゃないでしょうか。

(1)では国民がといいながら(3)では一民間企業というのではダブルスタンダードですよ。
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>現場の作業員は悪くないトップが悪いとの批判はなしで、全て下請企業も含めた組織としての東電に対する批判でお願いします。


このような間違った東電経営サイドに沿った前提で議論を求めようとするところに間違いがあります。
まさに東電の姑息ないやらしさにのっとった論法です。
間違った土俵設定を行いその中で議論させようなど東電の回し者か東電に毒された者かなんなのでしょうか。
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(1) この点はその通りでしょう。

利用者も同罪、だから私も同罪です。

(2) 地震と津波はセットです。表玄関の鍵だけかけて、勝手口は開けっ放しはありえない
です。その証拠に他の原電は非常用電源がダウンしなかったわけです。むき出しの
非常用電源って3mの津波でも潮水被ってダメになっていたかも、、、、。
今回がたまたまとても高い津波だったから想定外と政府が庇っているだけです。

(3) 廃炉になるのが怖くて、、、これは東電憎しの推測です。東電は一度もそんなこと
言ってません。海水は冷却機能そのものをダメにする可能性があると、米国は直ぐに
警告を出しているくらいです。プラント管理者だったら、その場しのぎで後から大事故って
いうリスクを当然考えるでしょうね。それぐらい海水の怖さを知っているエンジニア
軍団が、ディーゼル発電機をむき出しで海側に設置してたんです。

(4) 原子力施設は、半官半民で安全を担保してきたことは事実ですが、政府の方が
責任重いは賛同者が少ないと思いますよ。同じような体質では、航空業界もあり
ますが、事故は国土交通省の責任も言われますが、メインは航空会社ですから、、、。


放射線を浴びながら復旧作業しているのが、消防隊、下請け、自衛隊ばかり目立ちます。
その上、世田谷の高級住宅街は灯りが点灯してるのに、千葉の旭地区、浦安市といった
東北の内陸より被災した地区まで停電させて、、、原発に近い場所の住人は寝たきり
だろうが重度の障害をもってようが避難生活させているのに、社長は血圧とめまいだけで
入院じゃあ同情されないでしょうね。会社が悪いのと、まじめな一般の職員さんまで
非難するのは違うと思いますが、、、。
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震源地により近く、しかも津波の高さが上である


 東北電力 女川原発で事故が起きていない。
(宮城県 女川)

同様に日本原子力発電の東海第2発電所も事故がおきてない
(茨城県東海村)


 経営責任はあくまで相対的な基準で問われます。
東北電力及び日本原子力発電で事故が起きておらず、東京電力で事故が起きた以上、経営責任は結果として追求できます
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よろしくお願いします。



(1)原発の安全神話が崩れたなどという記事をよく目にしますが、これこそが国民の大半が
   原発の事を何も知らない証拠だったと思います。その怖さも。
   100%安全だと東電が言ってた訳ではないので、安全と言ってたのに事故が起きたぞ!!
   っていう東電批判は幼稚にすら感じます。
   ただ、東電が批判されるとすれば、原発の本当の怖さや、事故が起きた場合の対策を
   具体的に説明してこなかったところにあると思います。
   建設反対派を無駄に増やさないよう、弱点のアピールを控えてたのは批判されるべきです。


(2)15M級の津波が発生する確率云々や防護壁の費用対効果で6Mまでの津波対策をして
   いなかったのは、完全に東電の甘さが招いた結果だと思います。
   ましてや原子力事故に想定外と言う言葉を持ち出す辺りに、危機管理が甘かったと
   批判されても致し方ないです。
   国内でも地震の頻発区域に面した場所に建設する訳ですから、津波被害は十分に備える
   べきでしたし、過去に大津波(10M越え)の被害にあってる地域でもあります。
   ましてや、緊急時に使うディーゼル発電機が海側にしかも剥き出しで設置してたとなれば
   危機管理が甘すぎたと言えます。ロケットの開発分野では、各パーツは概ね想定される
   圧力やダメージの2~4倍を想定して設計されています。もちろん発射台も。
   そう考えると、原子炉は当然として、それを囲う建物や防波堤や防護壁もそれ相応に
   設計されなければいけないはずです。全てトータルで安全な原子炉と言える訳ですから。


(3)海水注入は初めての試みだったし、海水を使うことによって2次災害(被害拡大)の可能性が
   ありましたので、即決即対応と出来なかったのは仕方の無いことだと思います。
   当然、東電の原子力事故対応マニュアルで海水を冷却水の代わりにすることを想定してた
   とは思いますが、破損箇所をある程度確認してからじゃないと相当なギャンブルになるので
   決断が遅れたというより、破損箇所の確認作業に時間がかかった結果だと思います。
   もっと早く海水を注入していれば!っていう批判は、無知だからこそ言える批判です。
   ですので、この部分に関しては東電の対応が現時点でベストだったと思ってます。


(4)安全策や事故対応のまずさについて、最大の責任はどこにあるか?との問いにはやはり
   東電だと思ってます。国の協力無しに原子力事業を成せないとは言え、その原子炉で
   会社に利益をもたらす民間企業が最大の管理者なのですから。


まあ、質問の内容から少し脱線しますが、東電が批判を招く一因として、技術的な部分を説明する
人がコロコロ変わったり(無駄に複数いる)、記者会見に挑むにあたって情報の整理が出来てない
などど、素人が見て不安に感じるような醜態を晒すもんだから余計に混乱を招いてると思う。
記者から質問された本人が、隣や後ろの仲間にコソコソ尋ねてるようじゃ話にならん。
国民の不安を最大限に取り除く事も東電の仕事だと思うが、そのような人材を育ててなかった
んだろうね。事故後の対応(記者会見も含めて)が甘いと言われてもしょうがないなこれじゃ。

   
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東京電力が糾弾されるのは、実に簡単な事




   ”当たり前の事を当たり前にできなかったから”


大地震や大津波が来ても、運転停止し放射性物質を外部に漏らさなければ、何の問題にもならなかったし、「日本の原発は、大地震や大津波にも耐えた!素晴らしい!」と海外から絶賛され原発ビジネスは大盛況になっただろう。
しかし今回の大事故で、日本の国際的信用は地に堕ちた。
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この回答へのお礼

ご回答有難うございました。

仰る通り、世の中結果が全てですから、結果として今回の事故を引き起こしてしまい信頼を失墜させた
責任は重いですよね。

お礼日時:2011/04/14 22:13

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