
僕は中2の男子です。
カテゴリ違いかもしれませんが,その他に合うカテゴリも無かったのでこちらに質問させて頂きました。
僕は前から不思議な事を考えてしまって,悩んでいます。
それは,「終わり・永遠とはなんだろう」という事です。
人は死んだ後輪廻転生するっていう考え方と,
もうその時点で魂も消滅するっていう考え方があると思うんですが,
どっちも納得できなくて・・・
輪廻転生するなら自分の魂は記憶をリセットされて
永遠に世界を彷徨い続けるのかと思うと怖くなってしまって・・・
その時点で消滅するのなら,
もう二度と復活しない,感覚もない,意識もない状態になってしまうのかと,それも怖くなってしまい・・・
それに,「永遠」という物も理解しがたく,とても恐ろしく思えてしまいます。
始まりも終わりも無い世界というのも,
終わりがあってそれ以降何も存在しないというのも
全く以って理解ができません。
そこで質問です。
「終わり」や「永遠」を皆さんはどのようにお考えでしょうか?
回答お待ちしております。
No.7ベストアンサー
- 回答日時:
悟りを開いたとされ、諸行無常と悟りきった人ですら、死の床についたとき「死のとうない 死にとうない」と言ったそうです。
「和尚様それでは他のものに示しがつきません」と周りの人が言ったそうですが、結局 どんなに悟りを開いても、現実死と向き合う状況になったら、ひしひしと消滅の恐怖を「やっと」感じれるものなわけで。
誰だっけ、えっとぉ、、、、ハイデッカー!
ハイデッカーは生の後に死が来るのではなく、生を獲得したら同時に死も獲得したことになる と言っていたそうです。
どういうことかというと、生あるものは必ず死にますよね。
ですから生まれるということをしたら、死ぬ運命も獲得していることになり、生まれた以上、絶対に死は回避不可能なことなわけです。
で、ほぎゃーと生まれたとき 生が99%で死が1%、そこからだんだんと生の数値が下がり死の数値があがっていく。
生が0で死が100%になったとき死ぬわけです。
で、生きるということは、その数値の変化をたどることなわけで、年取って自分の人生を振り返って生を感じるのではなく、死に至っているその過程が生きるということ。
ってなことを語っていたような。
20世紀最大の哲学者とされるわけで、斬新な考え。
例えば教室から図書館に行こうと思ったら、既に少し図書館に入ったことになる。
「行こう」と思ったとき、教室99% 図書館1%、図書館に近づいていくうちに数値が変わっていき、図書館の中に入ったとき、教室0で図書館が100%になる。
意思を向けたとき、既に別世界に足を踏み入れている。
途中で友達に「サッカーをやろうぜ」と声をかけられたら、図書館の数値が減っていき、グランドの数値が上がっていく。
「やっぱり 調べ物をしたいからやめる」と言うと、また数値が変わって図書館の数値があがっていく。
死は誰も望まないので、意思は介在しないのですが、意思とは関係ない運命による死。
で、今日交通事故やビルからなにか落ちてきて死ぬかもれない。
意思とは関係なく、突然生0、死100%になることもある。
ただ、交通事故にあいたくないから家から出ない とか思っていたら、まともな生活はできませんよね。
我々はリスクを受け入れることで生活をしていっているわけです。
死は確実にくる生を獲得したもの全員に課せられたリスク。
生まれなければ死はないが、生まれてしまった以上、リスクの死はいりません とはいえないわけです。
生の条件は死も梱包されているのだから。
で、聖書にコヘレトの言葉 というのがある。(ちなみに私は無神論者ですので、あくまで哲学としてこの章を参考にしている)
<空しい>というものがずっと続く。
獲得したものもやがて過ぎ去る。
名誉も地位も財産も友人もやがて失う人生がなんと空しいことか と。
苦労して築いたものは死んだら所有し続けられませんよね。
そのようにいろいろ例をあげて、「どれもこれも空しい」と生の空しさが語られている。
ところが知恵者ですから、ニヒリストのたわごとでは終わっていないわけです。
誰にも奪えないものがひとつだけある。死すら私から奪えないものがひとつだけあるって。
よかったら読んでみてください。
図書館に旧約聖書があると思います。
その中の「伝道の書」 もしくは 「コヘレトの言葉」のところに書かれています。
キリスト教徒とよく私バトっていますが、キリスト教徒の人が「この章が一番好き」って言ったら、その人だけはつるし上げにしていじめたりしないです。笑
回答ありがとうございます。
ハイデッカーの言葉は深いですね・・・
そうすると,この瞬間にも死のパーセンテージは増え続けているのでしょうか・・・
「コヘレトの言葉」,読みました。
空しい世界の中の空しい人生,
ただ生きている間に感じられる幸せがあるから
それを精一杯感じておけ・・・という
とても素敵な文でした。

No.14
- 回答日時:
中二の頃は精通したばかりで、その試しの折々に永遠を垣間見た。
今でもたまに垣間見る。
果てしなくながい糸がこよられてはほどかれゆくこの世界に、自分がどんな生き物なのかも分からない。
感覚も意識もない無から、たまたま、ほんの束の間だけ細い糸で結びよられている自分。
怖いと感じることについて。
終わりや永遠を恐れる理由は現生活が空しいからなのだろうか。子も生活も自ら生み出さず、空しいまま死んで終わるのももの足りないし、空しいままの魂が生き続けるのも、気が滅入る。
もし環境や自分が充分な幸せに満ち、問題が起きてもそれを充分に乗り越えられる力があれば、やがて死ぬ日が来るとしても、充分に生きる力を子孫や後継者に預けられれば、息を引き取ることに少しは納得できるだろうか。
永遠にさまよう羽目になっても、ふたたび確かに生きることが出来るなら、その力があるのであれば、果てしない生まれ変わりの幻想からも恐怖心は抜けてゆく。
輪廻という大きな円環の空しさや、個人的死と宇宙の終末におののくことには、てつがくてきな価値しかなく、じっさいの生活や生殖という小さな円を紡ぎ伝えることが人の本分なのだろう。
死や生のあとさきに永遠や終わりがあるとしても、その時に自分が無力であっても、自然や性や孤の絆がこより遺す生活に、調和と力と安らぎが満ちているなら結構なのだろう。
回答ありがとうございます。
そうですね,とてつもなく大きく分かりにくい事を考えるより,
今,自分の人生を良くすることについて考えてみたいと思います。
No.13
- 回答日時:
早熟な方ですね。
子供の頃に、僕も似たことを考えました。周囲に質問したり、本を読んだりしました。サルトルとか、難しい本も中学生の頃に読みました。答えは誰も出せませんよ。そしてあまり人に質問すると、どうでもいいことを言われて、腹ばかりたちます。僕が一番腹が立ったのは孔子の言葉で、「われ未だ生を知らず、いずくんぞ死を知らんや」という楽観的な言葉です。生きているってことが分からないうちに、死をしろうなんて馬鹿げているというのです。孔子さんや、おまえは怖くないのかい?と思いました。
しかし、今となっては、孔子の言葉にも一理あるかと思い始めました。というのも有限の逆が永遠だと思えば、考えるきっかけになるからです。有限というものがわかれば、無限もわかるのではないか。この意味では、生がわからないと、死もわからないのです。
思春期に悩んだ僕ではありますが、今では有限に飽き飽きして、永遠や無限もいいかなって思えます。いろいろ人生経験を積むと、逆に自分という殻から抜け出したいという欲求が湧いてきます。別に死にたいということではありません。芸術作品に触れると、少し永遠が垣間見えます。そうなると怖いという気持ちは消えます。そのうち、落ち着きますよ。
気休め程度かもしれませんが、ご参考までに。
回答ありがとうございます。
確かに人間は本質的には無限だけではなく,有限も分からない。
死だけでなく生もよく分かっていない。
それを考えれば,今自分がいる環境を理解する方が
よっぽど優先すべきことなのかもしれませんね。
No.12
- 回答日時:
子供のくせして哲学なんかするんじゃありません。
ちゃんと学校の先生が仰る事をまる暗記して、学校の優等生になりなさい!
そして、りっぱに東京大学を卒業して、国家公務員になって親孝行をするのです。
学校の先生が教えてくださることも満足に覚えられないうちは、自分独自の疑問など考え出してはなりません。
先生様からの質問にいつでも完璧に答えられるように準備しなさい。
それだけのことがもう出来ているっていうなら、ブラブラしていないで家の手伝いでもしなさい!
哲学なんてものは、親孝行がチャンとできるようになってからで良いんだからね。まったく!
回答ありがとうございます。
「学校の先生が教えてくださることも満足に覚えられないうちは、自分独自の疑問など考え出してはなりません。」
僕はこんな考え方の持ち主ではございませんので,
疑問をずーっと持ち続ける向上心のある人生を歩み続けます^^
No.11
- 回答日時:
「終わり」や「永遠」というのはこの地球上では恐らく人のみが認識
できる概念です。この世界に元々あったものを発見したというもので
はなく、人がこの世に「終わり」や「永遠」を創造したといった方が
いいのかもしれません。
犬や猫、ぞうりむしやアメーバの生きる世界に「終わり」や「永遠」
といったものがはたして存在しているでしょうか。
「それは彼らが気づいていないから」と質問者さんは言うかもしれま
せんが、気づいていないというのは存在していないことと同義です。
どうやら人というのは、不可解なものを創造するのが好きで、またそ
の不可解なものを探求するのも好きなようです。
No.10
- 回答日時:
始めは終わりで終わりは初め
永遠は今で今は永遠。
理解できるにはイエスはノーでノーはイエス
白は黒で黒は白などをきちんと説明できるくらいに勉強では教えてくれない覚りを掴まないといけません。
こころ強化法で全ての言葉を理解できればこの悟りに近づいたということで悟り検定の受験資格が得られます。
本当に知りたいのであればどうぞ。
回答ありがとうございます。
「初めは終わりで終わりは初め」
・・・つまりそれは表裏一体ということでしょうか。
表と裏が完全に一体なら,
無限と有限もリンクして・・・
深いです・・
No.9
- 回答日時:
自分の人生の内部から其の枠組みの外側を知る術は存在していませんので、不完全性定理を克服し得ませんから、「人間万事、塞翁が馬」と語って、受け入れさせてきたのです。
No.8
- 回答日時:
死にとうないと、高僧でもいい得るということは本当です。
人間にしろなにものにしろ、この現象顕現世界は二重に面を持ちます。そうでなければ顕現界には存在し得ない。存在している形をとれない。
そんなことは今此処でいう事ではない。
インドでもそうとうの高僧、スワミ、普遍と宇宙性に達している大いなるグルでも自己の死を前にして、身震いして、それでもきちんと一つの方式行じ(一定の仕方で座して東から北に自らを三回まわし、一定の仕方をして)呼気を吐ききり、もう二度と吸気をいれず、自らでていく話はよく聞くところです。
回答ありがとうございます。
高僧であっても身震いする,そんな「死」という得体の知れないものが
人に恐怖を与え,永遠を欲させる原因なんでしょうね・・
No.6
- 回答日時:
bluerock14さん⇒【「終わり・永遠とはなんだろう」】
krya1998⇒自分以外に存在基盤、存在理由、そして存在原因を有しない、だから変化をしないものが永遠です。
生まれたもの、始まったもの、何かに存在基盤があるもの、そして変化するもの、存在理由があるものは永遠ではない。
bluerock14さん⇒【輪廻転生,死ぬとその時点で魂も消滅する】
krya1998⇒生まれてきているものは消滅する。魂というので何をさしているか別です。
それを生まれてきて始まったものではないというものなら、消滅はしない。
そういう魂を生まれてきて存在ではなく現象しているものには知的概念では認識はできない。
しかし魂は魂を生きるる、存在するということはできる。
その意味の魂は生まれてきているものではないので、永遠です。
遣り残したことがあれば輪廻転生はする。
記憶のリセットはなく、一定の意識という中に記号化されて次に持っていく。
しかし多くの人が前世がどうだったとかいうのはそれは嘘です。
そういう形では前世の記号化記憶はよみがえらない。想起はされない。
遣り残したことのない魂は永遠の存在の中に存在する。
その永遠の存在というものがどういうものかは、ここではお話はできません。
自分で経験してください。なお過去、現在、未来というものは永遠の存在にはありえない。では人間は何故生まれてきたか。これもご自分で実感してください。
私の回答は、Self-Realization Fellowshipという会の勉強の内容です。
これはヒンドゥの哲理を研究し、修行するものです。
削除されるかもしれませんが、http://www.yogananda-srf.org/(本部)
http://www.srf-tokyo.org/tokyo_group.php(東京)
(私は英語の通信講座を勉強しました。
そしてここ十数年ほどは、創始者のパラマハンサ・ヨガナンダ師のバガヴァッド・ギータの読書に取り組んでいます。
勉強は全体はまだ40数年です。だからまだとても薄弱です。)
回答ありがとうございます。
永遠の中を彷徨う魂は遣り残したことのない魂,
遣り残したことのある魂は輪廻転生を続ける・・・
もしそうならば,どちらが良いのでしょう?・・
No.5
- 回答日時:
終わりというのは、一日の終わりだと思います。
一日一日を全力で生きていれば疲れてグッスリ眠れます。
朝、目が覚めたら、それは復活です。すばらしい復活です。
「 まことに日々新しく 」という言葉がありますので
ネットで検索してみてください!
これに対して、永遠とは、残業のことですね。
やってもやっても終わらない仕事です。まったく無駄な事ですね。
「早い話が、細かいことは、ちまちま考えん方がえーちゅう事や。
そう宇宙の法則が物語っておるんや」 と、他の質問で、人の道さんが、ゆーてはりました。
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