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ザクセン選帝侯などの諸侯がルターの改革思想を受け入れた、宗教的な動機以外の理由が分かる方、教えて下さい!

A 回答 (2件)

封建社会での主従関係というのは土地の授与を介在にしての軍事使役


を基本とするもので個人の宗教信条など関係ありません。ルターの95か条
以後約300年命脈を保つ神聖ローマ帝国内にプロテスタントの諸侯は
はいて捨てるほどいました。

勘違いしている人が多いのですが、ルターの95か条の論題は新教会設立宣言
ではありません。彼は忠実なローマカトリック教徒として改革を試みたのであって
新教会組織を起こすのは後にウォルムス会議でローマ教会から破門のうえ異端とされて
からのことで、最初からザクセン選帝侯がルターを政治的に利用しようとしていた
とは考えられません。

そもそも支配者や政治家が宗教や教会を変えるのならすでに
数十万数百万の信者がいる場合に彼らの支持を取り付けるという明らかなメリット
があるもので、異端者が始る新教会に肩入れする政治的経済的利点はすぐには見つかりません。
逆に皇帝がかたくななカトリックでこれに強大なローマの世俗的また宗教的な力を考えるとマイナス点
ばかりと言っていいでしょう。最初期の段階では選帝侯はかなり危ない橋を渡っており、これなどは宗教的信念がないと
できません。領内に自費で大学を創設して賢侯と呼ばれた彼にはそれがあったのでしょう。


プロテスタントに付くことで政治的経済的なメリットが出てくるのはずっと後のことです。
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皇帝権力の強化に反対のため。


ドイツ諸侯が、ルターの考え方を支持したのは、宗教的なことよりも、皇帝の権限を否定する意味合いが多かったのが実情です。
皇帝は、神より地上の統治を任された者というカトリックの考え方を否定し、皇帝も、単なる一領邦君主であるとプロテスタントではみなすことができるためです。
それにより、ハプスブルク家という大領主の権限に対抗することができるようになります。
(皇帝は、地上の統治者であるため、諸侯は、皇帝の命令を聞く必要がありますが、プロテスタントになれば、それが否定されるため、皇帝の命令を聞く必要性がなくなります)
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