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チェルノブイリの事故では、原子炉圧力容器が爆発して、原子炉の放射性物質がそのまま大気中に放出されました。つまり、放射性物質が飛散して、減衰期まであちこちで放射線を出し続けるということですから、環境汚染も深刻です。

今回の福島原発では、半径20キロ以内に避難指示が出ていますが、一つの原子炉も原子炉圧力容器は破損していません(燃料棒の一部溶解があり、制御は出来なくなっていますが)。つまり、放射線は出ているが、放射性物質は漏れていないということになります。α線は遮蔽でき、β線は鉄で遮蔽でき、γ線はコンクリートで遮蔽できます。とすれば、いずれも放射線管理区域内で遮蔽できると思うのですが、どうして避難指示なんでしょうか。詳しい方、どうか教えてください。

もちろん、一時期、炉内に循環すべき放射能を持った冷却水が海中に漏れ、それが蒸発して雨となり、周辺の土地に降り注ぐ際に土壌や樹木などの環境に放射性物質が付着(汚染)したというのは分かるのですが・・・。

そもそも放射性物質が漏れているなら、何号機がどのような理由で漏れているのかも教えてください。

http://www.tepco.co.jp/nu/f1-np/press_f1/2011/ht …
http://www.tepco.co.jp/nu/f2-np/press_f2/2011/pd …

A 回答 (5件)

えっ!そんな楽観情報信じる人がいるとは・・・・・


<一つの原子炉も原子炉圧力容器は破損していません
健全な原子炉・圧力容器は1~3号機にひとつもないのでは!

<放射能を持った冷却水が海中に漏れ、それが蒸発して雨となり、周辺の土地に降り注ぐ際に土壌や樹木などの環境に放射性物質が付着(汚染)したというのは分かるのですが・・・。
まず、放射線は水とともに蒸発はしません。塩水が蒸発しても、水分が蒸発するだけで塩は残りますので、それと同じでしょう。
福島原発では、2発の水素爆発で放射線汚染物質が飛散され、それらが拡散したものです。その時の風向き・風量などで拡散し、雨や雪で大地に降り注ぎました。
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政府や東電はほんとのことをはなしません



先日から1号炉に水がないことが盛んに報道されています。今まで入れた水は何十トンなのでしょう。もう圧力容器や格納容器は破損していて汚染された水がダダ漏れしています。比較的安定していると言われた1号機でもこの状態です。2 3 4号機は状態が全くわかっていません。

いちばんヤバイのは3号機です。昨年の10月からプルサーマル運転していて、燃料の1/3はMOX燃料です。あつあつの使用済み核燃料が冷却プールにあったハズです。報道でも一切ふれませんが、使用済み核燃料棒はプルトニウムが1~2パーセント含まれています。3号機はウラン燃料が90トン使用されているようですから、その1/3の30トンの1~2パーセント 300~600キログラム含まれていることになります。これはどんな量かは調べて見てください。おそろしいことが分かります。
3/16に3号機原子炉建屋が大爆発しました。建屋の半分以上が吹き飛ばされて柱の鉄骨がグニャリと曲がっています。これはものすごい爆風と数千度の温度にさらされたためで、水素爆発でここまで鉄骨が曲がるとは考えられません。水素爆発は化学反応なのでせいぜい千数百度でほんの一瞬です。現に1号機は鉄骨はそのまま残っています。核燃料が何かを起こしたとしか考えられません。このとき、プールにあった核燃料の一部が爆風で飛散した可能性は十分に考えられます。でなければ原発半径20キロメートルを立ち入り禁止にする理由はありません。核燃料そのものが飛び散ったならチェルノブイリと同じです。

政府、東電の対応もおかしいです。安定している安定しているといっておきながら原発半径20キロメートルをいきなり立ち入り禁止区域したり、住民の一時帰宅に誓約書にサインさせたりもうメチャクチャです。
先月、枝野官房長が浪江町を訪れたとき、防護服に防塵マスク、防護メガネまでかける完全重装備で滞在はわずか10分でした。おかしいと思いませんか。知っているハズですよ。実態を・・・

福島県の隣に茨城県があって、ここには日本の原子力研究で最大の施設があります。大学にも原子力を専門に研究しているところもあります。事故以来、こういう専門設備を持つところからの発表は一切ありません。意図的に重大なことを隠しているとしか考えられません。ワイドショーに出てくる専門家はみんな原発推進者ばかりです。原子炉の構造なんてエンジニアしか分からないないハズなのに本にのっている簡易な説明図しか出さず、時々しどろもどろで解説してます。ロクに勉強していないことがバレバレです。


ネットにはいろいろな情報があってヘンなものもたくさんありますが、少し知識をもって(市販の本などで勉強して)みるなら有用な情報はたくさんあります。政府や東電 原子力保安院のいっていることはあきらかにヘンです。
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この程度で済むことが、前もってわかっていれば、これほどまでの避難は不要だったでしょう



でもまだ、この程度で終わるかどうかわかりませんし、当初は更に深刻な状況も想定されたので、念には念を入れての対処だと思います
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございました。

お礼日時:2011/05/10 21:28

チェルノブイリと同じ、レベル7なので深刻なのは、間違いないです。


ただ政府と東電などは、国民に「真実を公表していない」のではと思います。
3号機の爆発は1号機とは違い、あきらかに大きな爆発で、プルトニウムの放出もあったはずです。
プルトニウムの放出という最も恐れていたことが今、現実に起こっていると思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。核種の中でプルトニウムだけ特別扱いなのですか?子どもの頃、平凡パンチで死の灰ストロンチウムというのがあったような・・。核種というのはいずれもα、γ、β線を出しますよね。ただし、半減期が核種ごとに異なります。プルトニウムが原爆の材料なのは分かります。だから、核防護の観点から厳重な管理が求められるのも。特別扱いはどんな理由なのですか?

お礼日時:2011/05/10 21:32

福島第一原発では原子炉容器、格納容器は「破壊」はしていませんが、「破損」していないとは言えない状態です。

圧力隔壁が破損し、蒸気とともに放射性物質が環境中に放出されました。これは間違いなく過酷事故です。圧力容器から出る冷却水配管の一部が破損していると思われますが、詳しいことはまだ分かっていません。格納容器についても完全な気密が保てていない上、圧力が高まると大規模な破損を避けるため意図的に蒸気を「ベント」で抜かざるを得ず、ここで放射性物質の放出が起きます。
チェルノブイリでは原子炉容器が完全に破壊され、黒煙火災によって炉内の放射性物質が成層圏まで巻き上げられました。これに比べれば「大気への」放出はかなり限定的ではありますが、実際に一部地域では何もしなければ有意に発癌の可能性が高まるレベルの被曝を受ける線量率を記録しており、避難指示は当然だと思います。
ただ、放射線のリスクばかりに過剰反応して他のリスクを無視、あるいは過小評価するのは逆に危険でもあります。例えば、線量が十分に低い地域(それでもリスクはゼロではない)で強制的に疎開させた場合、ストレスや経済的損失などで逆にリスクが高まる可能性もあります。放射線だけに過剰反応するのではなく、他の様々なリスク要因と比較した上で総合リスクの最小化を図るのが行政の役目でしょう。
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この回答へのお礼

知りたかった内容について、とても具体的にご説明されていて有難く思っています。

お礼日時:2011/05/10 21:33

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