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飛行機もかつては脆弱な社会基盤の一つであり、
毎年のように事故が起きたくさんの死者が出ていました。

しかしそれでも使い続けた結果、
日本の航空機は世界最高と言われる安全性を持つようにまでなりました。


原発も当時の飛行機と同じでまだまだ発展途上の技術であり、
今回のような大規模な事故はともかく小規模な事故はたびたび発生しています。

しかしことあるごとに「原発を使うべきではない」という原発反対の声が多くあがっていると思います。



飛行機も当時は「飛行機を使うべきではない」という世論が多かったのでしょうか?

だとしたら、そういった人達は今の航空事情に対してどう思っているのでしょうか?

A 回答 (10件)

1つの要因は慣れなどの感覚的なものです。



日本の航空機事故の大きなのは日航の御巣鷹山の墜落だと思いますがそれ以降毎日何百機の飛行がそれなり安全で納得とは言いませんが事故を身近に感じることなくそれなりに安全という皮膚感覚があるとおもいます。

交通事故で例え数千人亡くなっていても、多くの人が自分は大丈夫という感覚で運転していると思います。
(そうでなければ運転できません)

数年前ポーランドの首相がロシアに行く時に墜落して100人近く亡くなっています。
身近なところでも探せば交通事故で亡くなっている人はいるでしょう。

しかし、ロシアやポーランドの航空機は古く整備も日本と比べものにならないという感覚で無視したり、交通事故のニュースを見ても根拠のない自信で自分は大丈夫という感覚でいます。

今回の原発事故以前は原発の見学などいってもそれほど危ないという感覚はないと思います。
原発近くの住民も長年事故や放射性物質などの漏れなど無かったので慣れてきているからだと思います。


しかし今回の原発事故は今までに無いもので原子爆弾のイメージがあったり、人間の感覚では掴めない放射線だったりで恐怖感の方が優先していると思います。

航空機の事故はどう見ても地域が1km以内です。交通事故も大多数が死者1人がか2人です。これは長年の実績で感覚的にわかります。しかし放射能汚染は今まで回数が少なくてどんな範囲で収まるか感覚的に判らないということでしょう。横須賀にアメリカの原子力空母の寄港が問題になった時最初ものすごい反対運動がありました。しかしアメリカは最初3~4日の寄港で徐々に寄港間隔を短くして寄港の滞在時間を長くしていきました。すると反対運動参加者が徐々に減っていって無くなったそうです。これはアメリカが考えた作戦らしいです。悪く言うと慣れさせる戦略、よく言えば実績つくり



つまり慣れていないということが要因の1つと考えられます。
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この回答へのお礼

慣れは大きな要因としてありそうですね。

それに加えて原子力というとどうしても日本では原爆のイメージがありますから、
余計に恐怖に怯えやすくなるというのもわかります。


交通事故なんかはあれだけたくさん起きているにもかかわらず、
「自分の周りで起きた回数」はほとんどの人がごくわずかなので
安全な物だと認識して慣れてくるでしょうね。

お礼日時:2011/05/17 22:47

>飛行機も当時は「飛行機を使うべきではない」という世論が多かったのでしょうか?


そういう人が居なくはなかったでしょうけれど、最先端技術でしたから、あこがれのほうが強かったのではないかと思います。
今(チョット昔か?)で言えば、子どもが宇宙飛行士に憧れたり、ニュースで宇宙開発が取り上げられたり…。費用の割には数人しか宇宙に行けないし、現時点では社会に還元できる成果が少ないけれど、「宇宙開発をすべきではない」って世論はあまり強く広まっていませんよね。

…あ、昨今の流行りの事業仕分けで、やり玉に上がったっけ…。

今日の日本において、燃料を海外に依存しなければならない日本の現状では、原子力発電やむおえず!であったのではないでしょうか?今でさえ、太陽光も風力も、地熱も…実用には解決すべき課題が多すぎて、社会インフラとして整備するには!って感じですものね。
ってことは、30年も40年も古い設計の原子炉を維持していないで、常に、最先端の技術をつかって立て替えて行くべきだったのでしょうね。
それを、反対している人の対策として新規開発の費用を削って使ってしまい、今の悲惨な現状を招いていると。
…それをひっくるめて、人災でしょうね。社会全体がリスクを理解した上で、だからこそ、常に研究開発には費用を惜しまないって…それができなかったのですから。

反対派も、今回の事故には少しは責任を感じて欲しいと思いますよ。
もちろん、原子力利用にはリスクがありますから、それに対しては注意喚起をする必要はあったでしょうけど、最新の原子力発電の開発を足かせになり、それゆえに、設備更新ができない=古い不十分な災害対策のまま使い続けなければならなかった=わけですから。
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この回答へのお礼

「あこがれ」というのは新しい発想ですね。

たしかに空を飛ぶということについてのあこがれは世間的に強かったと思います。

宇宙開発も例の頭のおかしい白スーツの人が出てくるまでは
「無駄だ」なんて声は世間からほとんど出てなかったと認識しています。


>最新の原子力発電の開発を足かせになり、それゆえに、設備更新ができない=古い不十分な災害対策のまま使い続けなければならなかった=わけですから。

福島第一を使い続けることになったのは反対派が原因ですからね。

反対により新設が難航したから耐用年数のアップという形で対応するのが最善だったわけで、
新設出来てたら今回の事故は防げていたはずです。

お礼日時:2011/05/16 23:17

飛行機の発展段階での世論には詳しくありませんが、新技術には高いリスクがついて回るので「危険だからやめたほうがいい」と考える人はいたかもしれません。



原発反対の声は政治的なものを除けば、やはり放射能という対処し難い危険物をはらんでいるからではないでしょうか。

飛行機が落ちることも原発が機能不全になることも同レベルの「ミス・不運」によって引き起こされるものですが、いったんそれが起きてしまった後の「事故レベル」は飛行機よりも原発の方が大きくなることが多いでしょう。

人が近づくこともできないものを人が住んでいる場所で使い続けるという事は非常に危険ですし、どんな高技術を駆使しても「事故は起こる」という前提が一般人にはあるので(原発推進者にはそれがないから困りますが)、事故が起こった時に対処できない代物は使うべきではないと考えるに至るんじゃないでしょうかね。

と書いたまでは良かったですが、質問の趣旨と外れてしまいましたね。
飛行機は戦争での軍用機で技術が発展したので一般人が乗る機会を得られたころにはすでに技術は安定していました。その点、飛行機反対者がいたとしても「鉄の塊が飛ぶのが信じられない」とか「事故があったら必ず死ぬ」という意味での反対者が多かったと思います。

なのでそういう人はいまでも「飛行機にはできるだけ乗りたくない」と考えているでしょう。
原発の場合は「私は使わないよ」というわけにはいきません。国や電力会社が建ててしまうものですから。

つまり飛行機のリスクは個人回避できる(乗らなければリスクはない)のに、原発のリスクは個人回避できない(どんなに嫌でも電力会社が建てたらリスクが生まれる)ので、同レベルで論じることは無理があるのかもしれませんよ。
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この回答へのお礼

>飛行機が落ちることも原発が機能不全になることも同レベルの「ミス・不運」によって引き起こされるものですが、いったんそれが起きてしまった後の「事故レベル」は飛行機よりも原発の方が大きくなることが多いでしょう。

それは大きいのではなく「大きいように見える」だけでは?

飛行機に関しては日本は事故が極端に少ないので比較しにくいですが、
例えば自動車なんかは年間1万人ほどが死亡しているので、
原発の40年に換算したら40万人が自動車により死亡してるわけですよね。

福島県の人口は200万人程度ですから、この40万がいかに大きい数字かわかると思います。


>つまり飛行機のリスクは個人回避できる(乗らなければリスクはない)のに、原発のリスクは個人回避できない(どんなに嫌でも電力会社が建てたらリスクが生まれる)ので、同レベルで論じることは無理があるのかもしれませんよ。

他の方の回答にも書きましたが、
飛行機が民家に墜落するリスクも普通にありますよね。

日本だと墜落自体が非常に少ないのでニュースで見ることも滅多に無いですが、
過去には墜落例がもちろんたくさんありますし、
技術的に不明な部分を不審に思う人がその程度のリスクを考えないとは思えません。


また、質問では飛行機を例に挙げましたが、
自動車のほうがわかりやすいかもしれません。

歩道で歩行者が轢かれたりも普通にしていますよね。

回避不能なリスクがありながら、自動車反対論者は極めて少ないように感じます。

お礼日時:2011/05/16 23:26

> となると「自動車なんか廃止しろ」って話にならないとおかしいですよね?



別におかしく有りませんよ。
実際にそう言う論調は存在しますから。

「いつかドコかで話になってます」と言うだけ。
今もドコかで議論されてるかも知れません。

ただ、国会などに法案提出もされず、採決もされていないだけです。
マスコミなども、そう言う話題を取り上げないだけです。

その結果、今の原発問題の様に、「国論を二分する様な、大きな話にはなってない」だけですね。
賛否の多寡以前に、議論する人が少数派ってコトですよ。

当初質問の

> 飛行機も当時は「飛行機を使うべきではない」という世論が多かったのでしょうか?

についても、そう言う世論(議論)が少なかった結果、現状に至ったと言うだけですね。

それと輸送機器と原発などを、事故や死亡者数と言う切り口で、同等・並列で語れるシロモノでは無いですヨ。
放射線を出すか出さないか一つで、議論者数(分母)も賛否(分子)も違うから。
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この回答へのお礼

そんな小中学生の揚げ足取りレベルの話はどうでもいいです。

「どこかにそういう論調はある」とかそんな当たり前の話をされても。


>その結果、今の原発問題の様に、「国論を二分する様な、大きな話にはなってない」だけですね。

今の原発はもう国論を二分する話になってるでしょう。

デモ運動なんかも活発化してますが。


なんかあなたの回答は話が全然かみ合いませんね。

お礼日時:2011/05/15 23:38

何も思ってません。


そんなことを勘案できる人は原発反対の怪しさを見抜きます。

原発反対運動というのは、米ソ冷戦時代の最中、「とにかく反対」という結論が先にあって、
その理由を後から考えたから、齟齬が合わないことが出てくる。
危険だから反対なら、危険を少なくすれば賛成するかといえばそうではなく、
ただただ反対なのです。
だから、反対のためなら嘘をついてもいいし、代案も考える必要がなかったのです。
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この回答へのお礼

たしかに、「反対ありき」で後から適当に理由付けしていくというのは
原発に限らず他にもよくある話ですね。

お礼日時:2011/05/15 23:39

今でも「飛行機は絶対に乗らない!」って言う人は居ますけど、その人は


・飛行機が墜落して自分に当たる。
・飛行機は悪。
・他の人も乗ってはいけない。
と言う様な考え方では無いからですよ。

要は自分が飛行機に乗るのがイヤなだけ。
「自分は乗らなきゃいい」と言う発想で、別に飛行機や飛行機に乗る人を、否定する理由や必要は無いし、自分が関わらなければ、飛行機に対して他人事で居られます
原発で言えば、「作業者として原子炉付近に入るのはイヤ!」と言う様な感じかな?

一方の原発反対派は、正反対です。
・事故があれば自分に被害が及ぶ。
・だから原発は悪。
・原発に賛成する人も悪い。
って言う発想なんですよ。

原発推進派からすれば、原発反対派は、大きなお世話的な存在ですが、彼らの主張にも一理はある。
「じゃあ飛行機に乗らなきゃいいじゃん!」って感じで、「放射線管理区域に行け!って言ってるワケじゃないんだし・・」って、邪険に扱うワケには行きません。

それと、事業者の姿勢でしょうね。
航空機産業は、質問者さんが仰る通り、謙虚な「発展途上技術」だったと思いますが、原子力事業はそうじゃないです。

航空機産業は、「飛行機には事故がある」と言う前提で、改善や改良を真摯に進めて来た結果、現在の安全性を確立したわけです。

しかし原子力事業は、「絶対に安全であらねばならぬ」で、発展途上技術じゃダメでした。
未完成なのに「完全・完璧・絶対の技術」のフリをしなきゃならなかったんです。
だから周囲に「絶対に安全です!」からスタートしちゃいました。

更に言えば「安全であらねばならぬ!」の立場で、多少、放射能が漏れたくらいじゃ「問題は無い」と言い、ヒドい場合は事故そのものを隠したりしてきましたからね。

自分で安全のための進化を止めちゃった様なトコが有ると思いますよ。
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この回答へのお礼

>自分が関わらなければ、飛行機に対して他人事で居られます

民家に墜落することだってあるんですよ?


もっと言えば自動車だって乗らなくても
歩道で轢かれて死亡したみたいな例も毎年たくさんありますよね。

となると「自動車なんか廃止しろ」って話にならないとおかしいですよね?


>未完成なのに「完全・完璧・絶対の技術」のフリをしなきゃならなかったんです。
>だから周囲に「絶対に安全です!」からスタートしちゃいました。

それはありますね。
一度そうやって嘘を突き通してしまったから、
今後もう信用できなくなって「廃止しかない」という批判が高まっているというのは
理解できる話です。

お礼日時:2011/05/15 18:52

仰る通りです。

原子力発電所事故の被害者より航空機事故の犠牲者のほうが多いですし。交通事故の死者のほうがずっと多いですね。
航空機事故だって事故後とに安全性が改善されて今日の安全性が出来ています。原発事故はチェリノブイリ原発事故やスリーマイル島原発事故の教訓が生かされてないので、東電福島第一原発事故が収まりません。
原子力発電は安全と言ってきたのが間違いの元で、危険な元として付き合っていれば、対策も取れたし、想定外なんて馬鹿な事も有りませんでした。
世界の将来にとって原子力発電は必要ですから、上手く原子力発電を扱っていけば良いのです。
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この回答へのお礼

>仰る通りです。原子力発電所事故の被害者より航空機事故の犠牲者のほうが多いですし。交通事故の死者のほうがずっと多いですね。

そうなんですよね。
航空機や交通事故は搭乗者から保険料を徴収してるから金銭問題が起きにくいだけで、
被害者の数も経済的ダメージも桁違いに多いはずですからね。

しかしそれを上回る経済的利益もあるから危険認識しながら国家が容認して使ってる。


>原子力発電は安全と言ってきたのが間違いの元で、危険な元として付き合っていれば、対策も取れたし、想定外なんて馬鹿な事も有りませんでした。

その考え方が正しいと思います。
どのようなものであれ危険があるのは当たり前のことなんですから、
リスクがあることは伝えて、そのうえで想定を立てていくべきだと思います。

お礼日時:2011/05/15 18:48

飛行機事故での死者は膨大です。

そのほとんどは搭乗者です。犠牲者の中には墜落した周りの人もいますが、比率からするとわずかです。これには飛行機を使った戦争・テロでの犠牲者は除いておきます。
一方、原発は死者はわずかです。今回の福島第一でも死者は出ましたが原発だからと言うことではないようです。ところが日本経済さらには世界経済を大きく揺るがすような膨大な被害が出ています。しかもいまだに終息しません。
また、原発は30年40年使った後廃棄するわけですがこれが膨大にかかるし、燃料棒など放射能廃棄物の後始末が決まっていません。このことから「トイレの無いマンション」という表現をされたりもしています。
40年ほど前に初めて作りだしたころはトイレは後で作ればいいとしたのです。ところが、40年たってもできないのです。なぜなら10万年以上も保管しなければならないからです。

国のエネルギー政策として原発を導入推進してきたのは自民党政権です。全くいい加減なことをしてくれたものです。民主党にしても今のような原発でエネルギー依存50%などと言っていたのですから無責任すぎます。
しかし、すでに58機もあるので今更なかったことにはできません。福島第一は何とか終息させ、他はソフトランディングさせていくしかないでしょう。
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この回答へのお礼

>これには飛行機を使った戦争・テロでの犠牲者は除いておきます。

なぜ除くのですか?

そんな自由な定義を作って比較していいのなら、
「自然災害での被害は除く」とか「人為的ミスは除く」とかなんとでも言えますよね。

戦争は双方が殺し合うことを前提としているので別としても、
テロは安全対策に対しての脅威なので除くのはおかしいと思いますが。

そしてテロではアメリカ経済を揺るがすほどの航空事故が実際に起きている。


>国のエネルギー政策として原発を導入推進してきたのは自民党政権です。全くいい加減なことをしてくれたものです。民主党にしても今のような原発でエネルギー依存50%などと言っていたのですから無責任すぎます。

ということは、あなたは共産党や社会党に投票してきた人なのですか?

昔からの反原発派の方ならそういう感情論を言いたくなるのもわかりますよ。


しかし日本は民主主義であって、原発政策に異議を唱える国民はほとんどいませんでした。
その結果が自民党や民主党の原発推進政策でしょう。

それを「政権が勝手にやったこと」のように言うことには疑問がありますね。


「トイレの無いマンション」という例えもよくされますが、
それは原発に限ったことではなく、火力を使っても
地球に汚物を垂れ流しにすることに代わりはありません。

それを批判するのは対策を持っている人間だけが言えることでしょう。

放射性廃棄物を後始末出来ないと言いますが、
大量のCO2を後始末する方法があるとでも思っているのですか?


結局、論点をむりやり「原発の有無」に持って行こうとしていますが、
その本質を見れば「原発の安全対策の問題」であることは明らかです。


原発は「トイレの無いマンション」
しかし隣にあるのも「トイレの無いマンション」

他には「いまにも崩れ落ちそうなマンション」
あとは「とてつもなく高級なマンション」などしか無いのが現実です。

お礼日時:2011/05/15 18:42

もちろん、馬鹿なことをして・・・と昔の人は思ったことでしょう。



でも飛行機で落ちた人数と落ちて周りに被災した歴史が今の技術を生んだのだから、今犠牲になる人がいても仕方がないと思いますか?被害スケールと回復できる年数が違いすぎて比較にならないのでは?

原発の事故だけど結局、プラント、建物の設計の問題だと思います。
まずは原発が危ないんじゃなくて原発の危険を守る技術が完璧じゃないのに推し進めたからいけないのでは?原発の危険性を人がするプラント設計では守れない。
あくまで設計するときは想定するものがあるからであってそれを自然界が超えないとは誰も約束できないから。
しかし、原発システムにも問題はある。なにしろ驚いたのは事故があった時に対処方法が事故の事態別に、段階別にこと細かく設定されてなかったこと。
何があっても対処方法が確立しているのかと、ざっくり小市民は思っていたはず。
知識のない人が専門家に「裏切られた」と思うのも無理はないのでは。

飛行機事故の規模に比べ、遺伝子レベルに問題が発生する事態になり、まだ、再臨界の危険もあることが確認されていますね。飛行機に比べて、原発事故で国一つ二つなくなってもいいと思いますか?当時のロシアは広い領土だったし、狭いヨーロッパは地震が少ないので安心してるかも知れませんが、地震国日本半分墜落してもかまわないとは誰も思うはずがないと思いますがね。
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この回答へのお礼

>もちろん、馬鹿なことをして・・・と昔の人は思ったことでしょう。

やはり思っていたのでしょうか。

だとすると彼らは今のこの状況を見てどう思ってるんでしょうか?


>でも飛行機で落ちた人数と落ちて周りに被災した歴史が今の技術を生んだのだから、今犠牲になる人がいても仕方がないと思いますか?

それを思えない人は日本で生活出来ないと思いますが。

薬や医療技術だって犠牲があって確立されてきたものですし、
今もなお未知の副作用というリスクを考えながら我々は使っています。

原発だって他にいくらでも電力供給の手段があるのならあえて使う必要は無いですが、
火力はCO2で世界的なリスクを背負うし、水力は環境破壊というリスクを背負うし、
太陽光や風力なら大停電というリスクを背負って使わないといけません。

飛行機の代わりである船だって事故が無いわけではないですし、
結局、「どのリスクを取るか」でしかないのでは?


>まずは原発が危ないんじゃなくて原発の危険を守る技術が完璧じゃないのに推し進めたからいけないのでは?

それだと反原発ではなく「安全対策の徹底」への議論になるはずですが。

飛行機も日航機事故のような大規模な事故が起きた際には
安全対策の不備を指摘する声は多かったと思いますが、
飛行機そのものへの批判はほとんど無かったように思います。


>飛行機に比べて、原発事故で国一つ二つなくなってもいいと思いますか?

チェルノブイリ事故はあり得ないような人為的なミスが連発したことで起きた爆発事故なわけで、
そこまでのことを予測するなら飛行機だって
連続で国会議事堂に突っ込んで政府の代理権限者がゼロになるとか、
全部の発電所に突っ込んで電力がほぼゼロになるとか
いくらでも国が無くなるレベルの事故は想定出来ますよ。


結局、あなたが言っているのは「過去に起きた事象で比較」してるだけですよね。

原発の最大はチェルノブイリ事故
飛行機事故の最大は911テロ

それだけの比較。


しかし想定しようと思えばいくらでも想定は出来るはずです。

例えば義務づけられてるワクチンの副作用で生殖機能が失われたら日本人は全滅です。
それを「全滅してもかまわないと誰も思うはずがない」のは当然のこと。

だからって「薬を使うのをやめよう」とはならないでしょう?


ごく少ないリスクをもとにそれを排除するのは賢い方法ではないからです。


原発も「起きた場合にリスクが大きいから」ではなく、
ましてや過去の例だけに頼ることもなく、
「現実的な想定」をしたうえで使っていくしかないと思いますが。

お礼日時:2011/05/15 17:10

飛行機は、「事故の起こった時の被害者=飛行機に乗った人」なので、割と責任の所在がはっきりしています。

だから事故を起こしながらも改善を続けていくことが比較的容易です。(飛行機事故の怖い人は飛行機に乗らなければ良いだけであって、飛行機の運航そのものを差し止める必要は無い。今でも飛行機事故が怖くて飛行機に乗らない人は結構います。)

原発は「原発事故の被害者=原発の電気を利用している人」ではないので、この部分をどうするかが難しいのだと思います。
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この回答へのお礼

>飛行機は、「事故の起こった時の被害者=飛行機に乗った人」なので、

いや、墜落されれば乗ってない人も被害に遭うわけで、
反対論者がその程度のことを予想しないとは思えませんが・・・

ヘリや航空機が民家に墜落することなんてごく普通にあることですよ。

お礼日時:2011/05/15 16:26

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