プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

福島原発1号機の炉心溶融は、3/11の19:30ごろから始まったとの報道がありました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110515-00000 …

一方で、1号機は、緊急炉心冷却装置ECCSが16:36に停止した後、最後の砦の隔離時復水器(無電源で一定時間炉心の冷却をするシステム)が作動し、翌12日0:30ごろまでこれが作動したのち、圧力が上昇しはじめたとの報道もあります(日経エレクトロニクス5.16号)。同記事では、水位計は3/12の0:00の時点では燃料よりかなり上部になっており、冷却はできていたものと思えます。

両者の内容は矛盾しているので、どちらがただしいのでしょうか?
・実は水位計が壊れていて、実際には3/11の夕方には空焚き状態になっていた?
・隔離時復水器は作動したが、なんらかの理由(漏水等)で所定の冷却ができなかった?

ここは、事故原因が運用のミスなのか設計のミスなのか(両方あると思いますが直接原因として)重要なところではないかと思うのです。もし、本当に3/11の夕刻に燃料崩壊が起こっていたなら、「初動対応のまずさによる人災」という意見も根拠が揺らいできて、「設計上どうしようもなかった」という話になるかもしれません。であれば同様な機構を持つ他の原発にも影響するかもです。

まだわからないかもしれませんが、どっちなんでしょう?

A 回答 (3件)

同日午後3時半ごろに津波で冷却機能を全部喪失したとみた場合、同7時半ごろ「空だき」状態となって燃料の損傷が始まり、急速に溶融し圧力容器底部に落下。

翌12日午前6時50分ごろには、ほぼ全燃料が落下

とありますね
同日午後3時半ごろに津波で冷却機能を全部喪失仮定してですから・・・・
あくまでの仮定です

計算上は冷却機能を全部喪失後、3時間半で書かれていることが起こり始める
燃料棒が解けばじめるので・・・・単なる計算(シミレーション)で推定しただけの話です


初動以前の問題ですよ

津波が来る前に鉄塔が倒壊して外部電源喪失してんだけど(国会答弁での話 )
津波くる前の終わってる話
震度5で耐えれる設計なので震度6がきて鉄塔が倒壊・・・・・当たり前

計算上 電源喪失して3時間半でメルトダウンするのも判っていた

一応 電源喪失の訓練もあるよ やってました
まさか 来るとは思って無いが 訓練はやってるんですよね

電源喪失して想定した通りに成った


あれは人災だから
・GE アメリカ議会でマーク1型については問題がある
 20年前に日本へ通告

・過去に電源喪失は3度起こっている⇒今回のことが起こる手前でセーフだけの話
 対策せずに放置

・上のことは停止裁判されて電源喪失すれば起こるからでやってます
 共産党ホームページ見れば詳細は書いてます

・5年前に国会でチリ地震相当の津波がきたらどうなるか
 今回の電源喪失が起こることは判っている話
 国会では想定範囲内

・IAEAから日本の安全対策は甘いから改善しないと通告されている
 これも放置


・設計者が問題あるから改修して下さい
 今回のことが起こるから・・・・で ようやくやったのが
 安全弁2個増やしただけ



・新潟地震で柏崎刈羽原子力発電所では
 耐震設計時の基準加速度を上回っている。
 3号機タービン建屋1階で2058ガル(想定834gal)、地下3階で581ガル(想定239gal)、3号機原子炉建屋基礎で384ガル(想定193gal)を観測


 ちなみに福島は270ガルで設計 その後耐震補強多少はされている
 震度6で壊れる設計


 んん判っていて 利益優先で原発に問題があるが、起こらないと勝手に思い込んで改修放置の結果 今回のことは想定された通り起こっただけ

 単なる人災だ

 たんなる想定内ですよ

この回答への補足

ありがとうございます。
ということは、設計の問題+改修が不十分だったという話で、地震後の対応のまずさは直接の原因ではない、ということですね。

補足日時:2011/05/16 00:21
    • good
    • 0

隔離復水器の構造を知らないのでなんともいえないのですが、電源喪失時のシステムなので強い動力は無いはずですよね?あるのは原発の圧力だけで原発の高い圧力の容器内に注水、原理的に無理があるように思えます。


適宜ベントをして原子炉の圧力を抜くのが前提になってはいないでしょうか?
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございます。
仮に隔離復水器が正常に動いてれば、なんとかなったと考えられています。

でも、まだまだ情報が錯綜してますが、隔離復水器が動いたことで、圧力容器内の水蒸気が壊れた配管から一気に漏れ、あわてて隔離復水器を手動停止した可能性があるようですね。
だとすると隔離復水器は使えなかったわけで、最初のきっかけは操作ミスではなく設計ミス(多重安全の同時喪失)ですね。

お礼日時:2011/05/19 23:57
    • good
    • 0
この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
そうなんですよ。3/11夕刻の時点で、すでに手の施しようのない状態になっていたのなら設計上の責任が主になると思います(傷口を広げたというのはあるかもしれませんが)。しかし、3/12未明まで復水器による冷却ができていたとなると、メルトダウンの責任は、その間に海水注水を決断しなかった経営側もしくは政治家の責任ということになると思います。
今回の報道は、どちらかというと「手の施しようがなかった」という内容になってるのと、「復水器が動かなかったと仮定した上でのシミュレーション」になってるような気がするので、「ほんとかな?」と思えるのです。
今後のこともあるので、真実を知りたいです。

お礼日時:2011/05/16 23:03

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!