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活断層の事が良く分からず教えてください 阪神淡路大震災は活断層の調査はされていたのでしょうか? 自分の住んでる地域に直下型の大地震を起こす可能性はその地域の活断層を調べてみれば良いのでしょうか?

A 回答 (1件)

阪神淡路大震災を引き起こした活断層は「六甲-淡路断層帯」です。


【震災前の調査結果】
・断層名:六甲-淡路断層帯  ・今後30年間での地震発生確率:0.02~8%
・断層の平均活動周期:1800年~3000年
国内では比較的発生確率の高いグループに入っていました。この地震によって野島断層は大きくずれ、地表に現れました。地震が大規模だったことを物語っています。

今回起きた東日本大震災の影響で「今後30年間地震が発生する可能性は極めて低い(ほぼ0%)」とされていた断層が誘発され、地震が起きています。

福島県浜通りで発生した震度6弱の地震。
当初こそ余震と考えられましたが、調査が進められたところ井戸沢断層という「今後M7相当の地震が発生しない」とされ、調査対象外だった断層が動いた見方が強くなっています。
このように「ほぼ0%」の断層が動いたことで専門家は今までの調査結果の見直しを迫られています。調査されている断層は地震発生確率の高いものから調査されているため、調査されていない断層はまだ数多く残されています。

2005年に起きた福岡県西方沖地震も「福岡では今後も地震は起こらない」とされていましたが、震度6弱の地震が発生。さらにその後の調査で「福岡市内にある警固断層と地震を起こした西方沖の断層は同一であり、今後30年間で最大6%の確率で直下型地震が発生する」と大幅に危険性が高まりました。

地震大国の日本ではいつ、何処で大地震が発生しても不思議ではありません。お住まいの地域周辺の活断層を調べることも重要ですが、数値やデータを鵜呑みにすると危険かもしれません。常に防災意識を高めることが必要です。

URLは地震調査研究推進本部の「主要活断層帯の長期評価による地震発生確率値」です
http://www.google.co.jp/url?sa=t&source=web&cd=2 …
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この回答へのお礼

詳しく教えてくださいましてありがとうございましたm(__)m勉強になります

お礼日時:2011/05/19 03:43

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