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ご相談です。本日保険市場にいって家族の生命保険について相談にいきましたがどの店員もいまいちまだ知識がないようなファイナンシャルプランナーでした。 聞いてることと答えが素人の私からしても的外れなこたえばかりでした。そこでご相談なんですが我が家の必要な保険は一体どんなものなのでしょうか。年収500万33歳主人30歳妻(専業主婦)子供6歳小1と3歳年少の二人、退職金は見込み2500万で65まで働ける。子供は私学幼稚園三年それから高校までは公立予定大学は二人とも私学四年大学希望。です。夫婦共に今まで大きな病気怪我なし、家系的にも長生きで病気なし。ガンは特約でつけたい。先進医療もつけたい。貯蓄型がいい。終身保険の意味がいまいちわからない(今日の解説なら貯金と言われた)でも60歳まで解約しない約束で戻り率120%らしい。銀行に貯金するより終身保険のほうがいいとの案内をうけました。持ち家なしです。

A 回答 (1件)

生命保険専門のFPです。



保険とは、結局は「お金」ですから、貯蓄、ローン、収入、資産などを
含めたトータルのマネープランの中で考えなければなりません。
また、保険とは、保障なので、なんのために、どのような保障が必要か
ということを先に決めて、その必要な保障を提供する保険を
探すのが順序です。

そこで、まずは、マネープランを立てることからはじまります。

他人の壷を割ったときに弁償しなければなりませんが、
そのためには、その壷がいくらなのか、ということをまずは、
調べて、決めなければなりません。

その壷に当たるのが「マネープラン」です。

マネープランを考えるときに基本であり、便利なのが、
キャッシュフロー表です。
「キャッシュフロー表 家計」で検索すれば、どのような表か分ります。

このキャッシュフロー表に、質問者様のお子様の進学希望や
退職金も織り込まれることになります。
などなど、収入、支出、貯蓄などが織り込まれます。

この表が完成すれば、万一のシミュレーションをします。

夫様の収入を遺族年金にして、
定年退職金を消して、死亡退職金を計上、
葬儀代も将来から、「今」にします。
住宅ローンがあり、団信付きならば、ゼロにする。
生活費から夫様の分を引く。
などの操作をすれば、万一のシミュレーションになります。
このときのマイナスが必要保障額です。

必要保障額をどのように確保するのか……
資産の売却、親の援助、奥様が働きに出る……
でも、奥様が働きに出ると言っても、本当に就職できるという
保障はどこにあるのでしょうか?
最も確実な方法が、生命保険です。

このようにして、まずは、いくらの生命保険が必要か
ということが決まります。

次に、貯蓄との兼ね合いについて、検討します。

例えば、お子様が私立の4年生大学に進学を希望するならば、
大学進学費用は、夫様が亡くなっても、生きておられても必要です。
こんなとき、学資保険が便利です。
この保険は、貯蓄性ばかりが強調されますが、実は、死亡保険
なのです。
なぜなら、親が死亡すれば、払い込み免除になって、大学進学時に
保険金が受け取れるからです。
また、無事に過ごしても、満期保険金(学資)が受けれます。
生きていても、死亡しても、同じ金額なので、
マネープランを考えるときに、便利な保険です。

老後については、退職金の存在が重要です。
2500万円が予定されているならば、葬儀代などは、
そのお金から支払うことも可能なわけです。
つまり、老後の生活費にいくら必要なのか、
それまでにいくらの貯蓄が必要なのか、
老齢年金はいくらが予定できるのか、
このようなことを考慮して、保険に貯蓄性を持たせるかどうか、
ということが問題になります。

末子の方が、22歳(大学卒業)するまでに、19年。
そのとき、夫様は33歳+19年=52歳です。
退職まで、13年間あります。
極論すれば、老後費用は、お子様にお金がかからなくなった
このときから、一気に貯めるという方法もあるのです。

などなど、色々な考え方がありますが、それをキャッシュフロー表を
使って、色々シミュレーションをするのです。
もちろん、このとき、保険料も出費として、シミュレーションに入れます。

このように何度もシミュレーションしているうちに、
どのようなプランが最も妥当なのか、見えてきます。
面倒で、時間も手間もかかりますが、これが正攻法です。

このようにして、死亡保障が決まれば、
次に、医療保障、がん保障を考えます。
ついでですが、老後の介護保障も視野に入れる必要があります。
また、もしも、ご夫婦がそれぞれのご両親に介護が必要になったとき、
お金を出すか、実際の介護に携わるか……
ということも重要な問題になります。

このように、保険は、まずは、何の為に、どのような保障が必要か
ということをはっきりさせることが重要なのです。

医療保険、がん保険も同じです。
もしも、大きな病気やケガをして長期入院したら……
がんになったら、どんな治療を受けて、どれほどお金がかかるのか
などなど、データを使った説明を受けて、
それに、質問者様の考えを入れて、どんな保障が必要なのか、
ということを決めていきます。

保険選びは、担当者選び……と、言われています。
保険料には、その相談料が含まれているのです。
(だから、保険相談は無料なのです)
ならば、ちゃんとした担当者にアドバイスを受けないと、
無駄なお金を払うことになります。

ご参考になれば、幸いです。
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