限定しりとり

いとこからの進路相談を受けたのですが
彼は本来は医学部に行きたいらしいのですが
学力が全然全く足らないし(医師国家試験も無理と予想されるレベル)学費も
高いし卒業してからの修行期間も長いので医師はあきらめて

手に職をと考えて
歯科医師になろうと思い私立大学歯学部を受験(偏差値下の方)するつもりらしいのですが
歯科の国家試験なら受かりそうと言う狙いもあるそうです。

歯科医院は儲かるのでしょうか、また勤務実態は過酷?なのでしょうか?
投資に見合っただけのリターンは人生をかけてあるのでしょうか?

将来性についてアドバイスお願いします。

A 回答 (4件)

No.1です。

お礼ありがとうございました。
ニーズの減少はご指摘の通りです。
昭和50年代の歯科医師の黄金期は虫歯大洪水と呼ばれた時代でしたが
いまは6才児の虫歯は平均1本です。

また高齢者の入れ歯は保険だと10割でも3万円と安く
完全に赤字ですので、高齢者で収入を稼ぐこては現在できていませんし
財政が厳しくなる今後も難しいでしょう。

また、歯科医師国家試験もそんなに簡単ではありません。
合格率は60%台ですし、下位私立だと30%のところもあります。
またそのため国試浪人生がいま増えていますが
浪人生の合格率は20~30%です。

ですので下位私立だと歯学部を卒業できても半分も歯科医師になれません。
また合格率をあげるため留年率が高いです。
例えば松本歯科大は1年生が60人入学して国家試験の受験者が30人ぐらいです。
国立並みの学力のある奨学生をいれてこの人数です。

ですので学力がないと最悪の自体も想定してしまいますよ
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この回答へのお礼

歯科医師国家試験も想像していた以上に難しいのです。
歯医者が多すぎるから絞り込んでいるのでしょうかね。

いとこは、患者のためとか病気と闘うためとかでなく
自分が儲けたいからまたは将来手に職があれば安泰だと
言う動機で歯学部を考えていると私に率直に相談してくれました。

そもそも高校生の進路の動機や職業選択の動機て
初めはそんなものだろうと思いますが・・・
その仕事をしているうちにモラルや倫理や使命感がでてくるのだろうと
思います。


現実に歯学部の下位校くらいしか行ける能力がないので
他の学部理系であろうと文系であろうと
将来中小企業程度しか就職できない可能性が
あります。

どこかに就職できるだけましな学力でしょうし。

歯科医なら自営業として開業できます。
しかし他の学部ならたいした実力もないし
コネもない者が自営業なんてほとんど現実的には
無理だとも考えます。

歯医者でも儲けている人とそうでない人の差は必ずしも
偏差値があまり関係していないようにおもうのです。

それで私は歯学部の進路を後押しするように
いとこには申しているのです。


ありがとうございました。

お礼日時:2011/05/26 13:13

今の学力が足りなくても大学に行って猛勉強(中学までさかのぼって)する人もいます。


私立は入学してから6年間で卒業し国家試験に合格するのは50%位だと思います。
入学後もレポートや実習の課題が多く進級試験に合格しなければ留年します。中に入って努力はしなければならないと思います。

歯科医院は儲かるのでしょうか?
技術的なことより先生の人柄、マネージメントにより儲かるかどうかは左右されると思います。

また勤務実態は過酷?なのでしょうか?
開業するよりは勤務する方が楽だと思います。今は開業よりも歯科衛生士の確保が難しいです。

投資に見合っただけのリターンは人生をかけてあるのでしょうか?
2代目なら初期投資が少ない分あると思います。
1億投資して開業したら返済が多く大変だと思いますが
居抜きと言って廃業する歯科医院を利用すれば初期投資も少なく手元に残るのは多いかもしれません。
いくら歯科医院が過剰だと言っても1ヵ月100万程度は収入はあると思います。
100万の売上で経費が50万で可処分所得50万なら同年代の給料から比べれば多いのではないかと思います。また、税金面でも優遇されているので考えようによっては良いかもしれません。

将来的には勝ち組、負け組両極端だと思います。
勉強ができるから儲かるわけでもないし患者さんのニーズにあったマネージメントをしている歯科医院は儲かっているようです。訪問歯科診療専門で成功している歯科医院もあります。

その他、手先が器用で物を作るのが好きなら仕事以外でもメリットがあると思います。
例えばラジコンされる先生は多いようです・・・(模型作りに利用できる機器が院内にあるので)
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この回答へのお礼

個人の才覚で儲けもするし破産もする仕事つまり
他の自営業者と同じで歯科医院だということで特段
倒産しないということでもなさそうですね。

医師と歯科医師とでは
大違いですね。

ありがとうございました。

お礼日時:2011/05/26 20:42

http://www.dental-exam.net/exam-pass.html
http://www.melurix.co.jp/pdf/HPkokushi11(ha).pdf

データで言うと上記の感じ
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AD%AF%E7%A7%91% …

歯科医師過剰問題というやつです。

歯学は私学が作った
という言い方がされています。
医師養成が、国立大学を中心に(戦前ですと、医専というやつ)すすみ、国家による(総量)管理がしやすかったのに対して、歯科医養成は私立大学が中心であったため、総量管理がされづらかった。

また、戦後の医療体制構築において、
医師養成
厚生省 と 医師会(という、医師免許保有者団体)が綱引きをしています。
今、医師不足で医学部の定員が増えていますが、これは医師会が「医師が過剰になる」=既存医師の利益確保のために動いたからです。
これに対して、歯科医師養成では、「個別の歯科大学」の経済的効用が強く出ました。

その結果が歯科医師過剰問題という構造です。

※ とりあえず経済のカテゴリーだから、経済っぽく。
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この回答へのお礼

私立下位校の新卒者(六年の学生生活での留年生も
含めての数字だから一学年の時の同志はもっと少ないでしょうし)

合格率40パーセントで
既卒者の合格率が20パーセントとしたら
一年生の時に100名いたとして

同期が最終的に歯科医になれるのは
52名でなれないのが48名もいるということですね。

そもそも学力が低すぎるのでしょうかね?

私が小さいころ診察に2時間もまたされたような黄金の時代は
はるか昔のようですね。


やっぱり医師がいいようですね。

とても参考になりました。
ありがとうございました。

お礼日時:2011/05/26 14:56

国立歯学部を卒業して歯科医師となり、再受験して国立医学部に入学した者です。



まず歯科医師の平均年収は580万で医科の半分ですので儲かりません。
また勤務医の場合は医科と違い保険以外に自費をあげないといけませんので
営業ができない人は辛いです。

正直私立の場合は一生かけて学費を回収する感じですね。

国立に行ける学力がなければお勧めはできません。

今でも過剰ですが2020年まで増え続け
その後は過剰状態で安定すると言われています。
こんな感じで暗い話が多いですしね。

私立の医学部はいまは難関になりましたが
それでも早稲田の理工程度です。
浪人しても医学部がお勧めですよ。
ただ、4浪、5浪しても合格できず結局歯学部に行った人を予備校でみましたので
頭の良さ次第では確かにありますけど
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この回答へのお礼

いとこは、医学部はまず学力が無理なようですし
たとえ入学しても最終的に国家試験までまたは受けても受かる自信がないと
自覚しています。

歯科は2020年まで増え続けるとなれば
卒業しても過剰なままですね。

日本は高齢化してきていると言っても以前に比べると
ずいぶんと口腔衛生状態も改善して
歯科へ行くニーズも少なくなっているとは
アドバイスしていますが。


とても参考になりました。
ありがとうございました。

お礼日時:2011/05/26 08:12

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