アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

芸大和声Iの32ページに、
両和音の間に共通音がない場合は後続和音のソプラノをバスに反行させて、上3声が配分一致になるように残りの2声部を配置する。
というようなことが書いてありますが、課題4をやってみると、どれもソプラノともうひとつの声部は同じ方向に同じ度数で進行できるのに、あともうひとつの声部が度数が足りなかったり多すぎたりして配分一致できません。

これは私が間違っているのでしょうか?答えもないし独学で聞く人もいないので分かりません。
1つ目の問題だけでも答えを教えてくださいませんでしょうか?
あと、解釈の間違いなどがあったらどこが間違っているのか教えてください。

よろしくお願いします。

A 回答 (1件)

すぐ上の実施例を見ると、


ソプラノがIからIIへ上行しているのに対し、
アルトがIIIからVへ上行しておりますので、
全声部同じ度数での進行にこだわる事はないのでは。

ちなみに1つ目の問題については、
先行和音の根音がIVと指定されておりますので、
先行和音の構成音は根音、第3音、第5音の順に、IV、VI、I
先行和音の第5音が高音位と指定されていますので
先行和音のソプラノにはIが置かれることが決定、
先行和音の配分は密集と指定されていますから、
自動的にアルトはVI、テノールはIVに決まります。

これに対し、後続和音の根音はVと指定されているので、
後続和音の構成音は根音、第3音、第5音の順に、V、VII、II
先行和音のソプラノにはIが置かれておりますので、
この問題ではバスが上行しておりますから、
この課題の場合、32ページのii)で書かれているように、
ソプラノはバスに反行し、最も近い後続和音の構成音へ下行し
到達しなければならない。
したがって後続和音のソプラノにはVIIが置かれることが決定、
先行和音と後続和音の配分を一致させなければなりませんので、
後続和音の配分は密集と決定、
それに従って後続和音の残りの声部を、
アルトはV、テノールはIIに配置します。

結果的にテノールはIVからIIへ下行しますが、
これについてはこの際問題なし、ということなのでしょう。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

・・・確かに、上の実施例は全部の声部が同じ度数で進んでいるわけではないですね。
すみませんでした。本に書いてあることをよく見ずに質問してしまいました。
それでも丁寧に答えてくださってありがとうございました。
これからは本の説明をよく読んでから課題をするように気をつけます。

お礼日時:2011/06/04 16:32

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!