プロが教えるわが家の防犯対策術!

サンプル数を増やすことは、第2種の誤りの確率の増大につながりますか?

A 回答 (1件)

恐らく有意差検定の際に問題となる第二種の過誤(type II error, β error)の


ことだと思います。

話を簡単にするためA群とB群の間に差があるか否かを検定するとします。
この時、
二つの群に差が無いのに「差が有る」と判断する間違いを第一種の過誤
二つの群に差が有るのに「差が無い」と判断する間違いを第二種の過誤
と言います。

ですから、第一種の過誤を小さくしようとすると、第二種の過誤が大きくなり、
第二種の過誤を小さくしようとすると、第種一の過誤が大きくなります。

実験の解析では、二つの群に差が無いのに「差が有る」と判断する間違いを出来るだけ
避けるため、普通、第一種の過誤が起こる確率を5%として検定を行います。
このため、第二種の過誤を犯す確率は、大きく設定しています。

ご質問の事項ですが、第一種の過誤が起こる確率を5%(有意水準5%)と固定する場合、実験のサンプル数を多くすると、第二種の過誤は小さくなります。
このため、サンプル数を増やすことは、有意差が出やすくなることに繋がります。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

わかりました。 ありがとうございました。

お礼日時:2011/06/23 16:42

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!