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こんにちは。
色々な質問を拝見したのですが、いまいち類似のものが見つからなかったので質問させていただきます。

もともと趣味の範囲で詩を書いていて、その延長で作詞にもチャレンジしています。
いくつか曲になることをイメージして作詞(文字音の数を合わせるなど)していたところ、この詞はこういう音がいいんじゃないか、とメロディーラインだけ浮かんできました。
そこで作曲にも興味を持ち始めたのですが・・・悲しいかな、音楽理論に関してはまったくの素人です。

楽譜もドレミが読めるくらい、長調短調の読み取り方も分かりません。
ということで、色々独学で勉強してみたのですが、気になる点がいくつか出てきました。
(作曲はパソコン上、いわゆるDTMのみを対象とします)


1:作曲は基本、コード進行で作る(というかそれ以外を教えているサイトは見つかりませんでした)とのことですが、これは必須なのですか?
メロにあわせて、適当に感性でピアノ、ギター、ドラム等を打ち込んで、合わないところに変化を加えていく、というのは逆に難しいのでしょうか?
例えばCの後はFで・・・などと基本の音楽理論があるのは理解できます。
特にそれを意識せず、この音の次はこの音にして、その次はこうしよう、という作り方ではいけないのでしょうか?
コード進行を「CFC」にしよう、と作るのではなく、作った「結果として」、この部分のコード進行は「CFC」となる、ということです。

同じじゃないか、と思われるかもしれないのですが、音楽が出来ない身としてはまったく違うことのように感じられるのです。
単音でメロディーを作るときに、「ドの次はミかソを持ってきてメロディーを作ってね」と言われるのと、「なんとなく浮かんだフレーズを音階にしてごらん」と言われるのでは難易度が天と地ほど違う気がします。
もちろんメロディーと伴奏が違うことは分かりますし、長い歴史の中で、心地の良い(雰囲気を持った)コード進行の理論が確立されてきたのも分かります。
暗い音楽を作りたいときや民族風の音を作りたいとき、コードの組み合わせはとても役立つと思うのです。
が、もっと手軽に、それこそ鼻歌を歌うような感じで曲を作ると、なにか不都合があるのでしょうか?


2:また、コードの場合、基本3音程度の音の組み合わせで出来ているわけですが、2音しか鳴らさない、不協和音にならない程度に5音鳴らす、等はダメなのですか?
(私が知らないだけでそういったコードがあるのであればすみません)
ふっと参考になる曲は出てこないのですが、例えば伴奏でピアノが1音、2音、1音、3音と繰り返す曲はないのでしょうか?
あるとしても、それはすべてコード進行で表記できるようなものなのですか?


素人のふとした疑問なので、音楽を学んでらっしゃる方にとっては眉をひそめる類の質問かもしれませんが、分かりやすく教えていただければ幸いです。

凄く乱暴な言い方をしてしまえば、私の疑問は
「音楽理論なんか知らなくても、適当に音を組み合わせれば音楽って作れるんじゃないの?」
ということになります。
もちろん理論が大事なことは重々承知しておりますので、「そんなこと考えてないで教本読め」という回答はご遠慮ください。
よろしくお願いいたします。

A 回答 (4件)

>「音楽理論なんか知らなくても、適当に音を組み合わせれば音楽って作れるんじゃないの?」


ということになります。

それはそのとおりです。
そうして、できたものが心地よいものであれば、理論的に分析すれば理論にぴったり当てはまるものになります。

理論とは、過去の長い歴史のなかで、「これは心地よいので推奨できる。」「これは不快なので使わないほうが良い」などの経験からの積み重ねをまとめたものです。
専門の学校では理論を教えますが、それは、すでに先人たちが試行錯誤し経験して判っていることは、あらかじめ知っておくほうが、無駄な遠回りをしなくて済むからです。
例えば、コードネームでDm7→G7と来たらそのあとはCかCmに決まっていますが、ここでCではなくFを鳴らすと誰が聞いても珍妙な響きとなります。逆に言えば珍妙な響きがほしいときには、G7→Fに行くと言うこともOKとなります。
理論を学べば、先輩が50年かかって得た結論を、書物を1分読むことで応用できるというようなもので、結局は近道になります。それで皆さんが理論を学ぼうとされているのだと思います。

趣味で植物を育てようとする人も、それなりの「理論書」を買ってきて、たねまきの時期や、土の質、肥やしのやり方、害虫の駆除、気をつけるべき点をひととおり勉強されると思います。
適当にタネをまいて、飼育日誌を書いて、何年も経験を積み重ねて、「よし、うまく行ったぞ!わかったぞ!」と思ったことは、すでに「理論書」書いてあり、それを読んでおけば初年度から立派に収穫ができると言うようなものです。
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この回答へのお礼

植物の話、とても分かりやすかったです!
確かに積み重ねの結果、出来ているものが理論ですものね!

ただ、どうしても理論から入るとなると構えてしまうので^^;、趣味の範囲で気持ちいい音を探しながら、ちょっとずつ理論も学んでいきたいと思います。
回答ありがとうございました!

お礼日時:2011/07/02 12:56

メロディーができてから、音楽理論ができたのですから、もちろん、おっしゃる通りなのです。



ただ、英会話を考えてください。ある程度までは、英文法を知らなくても英会話はできますが、あるところへいくと英文法を知っていたほうが、理解が早くなります。

それと同じで、あるところまでいくと、音楽理論を知っていたほうが便利がいいのです。先人たちの知恵の集まりが、英文法であり、音楽理論です。例えば、代理コードを知っていると、かっこいいアレンジがすぐできますが、もし代理コードを知っていないと、無数の音符からふさわしい和音を探す必要があります。

知らなくてもいいのですが、知ってれば、より楽になる..それが音楽理論であり、先人たちの長年の苦労の結晶を簡単に手に入れることができるのです。
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この回答へのお礼

な・・・なるほど。
遠回りこそ近道であるということですね!
ご教授ありがとうございました! しっかり勉強してみます!

お礼日時:2011/07/02 12:48

【1.】



基本的に、どんな風に作られても問題はありません。
良い曲はいいでしょうし、悪い曲は悪いでしょう。

ただ、巷にあふれているPOPSをはじめとする音楽も、
なんだかんだいっていわゆる「一般的なコード進行の理論」を踏襲していることはいうまでもありません。
これは何を意味するのか、というと、多くの現代人にとって、きれいに聞こえるコード進行のベースが、質問者さんのいう、コード理論にのっとったものに他ならないであろう、ということです。

それはさておき、作曲とコードの関連に関してですが、
大きく分けて、
1.メロディーが浮かび、それにきれいに聞こえるようにコードを当てはめていく
2.先にコード進行を作り、それにあうようにメロディをつける
(3.まれに、両方同時に浮かぶ、という人や、1.と2.を部分的に交互に繰り返していく、とかいった人も見受けられますが。)
があげられます。

おそらく、質問者さんが行いたい方法は1.であるように思われますが、
どちらがいいのか、ということに関しては、その人の持つ特性ややりやすさのように感じます。

メロディーが割りと簡単に出てくるタイプの人であれば、1.の方式をとることで、メロディー重視の曲を作ることが多いように思われます。
(経験上、楽器が弾けない方で、鼻歌等から想起していくタイプの人に多いと思われます。)

また、楽器の演奏に傾倒している方であれば、メロディーよりも先に、バッキングの雰囲気やコードの展開が思いつく人もいらっしゃいますので、そういった方は2.の方式をとることが多いように思います。

いずれにせよ、ご自身のやりやすい方法が一番ではないかと思われます。
(要は、いい曲ができりゃあいいわけですから。)

2.の方式では、コードや使用する音がある程度限定されるように思われがちですが、
それに、うまくありきたりでない、かつコードの概念に縛られすぎない、自然なメロディーをつける、
というのは、センスであり技術なので、できる人はコードからでもできるでしょうし、できない人はできないでしょう。


ただ、一般的に考えて、1.のようにメロディーがもともとあるのなら、それにベストマッチのコードを当てはめ、うまく形にしていくほうが、メロディーの要を壊すことなく、単調でない進行が生まれるかもしれませんね。

ちなみに、一般的に考えて、2.のようにコードから作成する利点と、
音楽にはジャンル、というものが少なからず存在しますが、それによってある程度の大きなコード進行やリズムの特徴があったりします。
ですので、あらかじめ、こういう曲をつくりたい、というときに、バッキングをそれにあてはめることで、より近いものができる、といった利点はあるでしょう。


【2.】

一応、理論的にコードが3または4和音であらわされる、という通念があります。
ただ、たとえ、1音や2音しかなっていなかったとしても、曲の流れ上、その時点でのコードは何かしら想起できる(実際には音が足りなかったとしても)と言っていいでしょう。

これは3音や4音を超える、5音や6音になったとしてもまったく同じことです。
厳密にあらわそうと思えば、表し方はありますので。
(もし、これが不可能だとすると、曲全体である一部分でなっている時のコードが表せない、ということになります。
 仮になっている音をCm7とすると、その瞬間にすべてのパートがそろいもそろってCm7を奏でているか、というとそうではないですし。全体で聞いて、根幹がCm7であり、それに付随してテンション等が付いている、という見方でしょう。)

また、上記したように、そうした5音を超えるアンサンブルは巷に溢れていますので、可能です。
(大概、市販の曲では、ベースで基礎となる低音、ギターで中音域、またその他の音色、たとえばサックスであったり、エレピであったり、ピアノであったりオルガンであったり、が大概ギターとは異なるフレーズや音域、などで奏で、その上にストリングスやブラス、またはシンセパッド系の音などのオーケストラ系がなっているものが多いですから、ざっと考えても、瞬間的に10音以上はあるでしょう。)

>ふっと参考になる曲は出てこないのですが、例えば伴奏でピアノが1音、2音、1音、3音と繰り返す曲はないのでしょうか?

ベストマッチする曲はちょっと思いつきませんが、
たとえば、静かなピアノのバラード(たとえば、絢香の三日月などのイントロ部分)などでは、
極力音色も少ない傾向がありますので、歌と1音か2音だけになるアンサンブルを聴くことができるように思われます。
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この回答へのお礼

まさに痒いところに手が届く回答、ありがとうございました!
まさに鼻歌想起で曲を作ろうとしたため、コードなんかわっかんないよ!状態でした・・・。
また、何音使っても問題ないということがわかり、ほっとしました。
確かにコードで示せないと、表にあらわせないですものね・・・。ありがとうございました!

お礼日時:2011/07/02 12:51

コード進行を先に考えて作曲するとどうしてもそのコード進行にあったメロディーが浮かんでくる


先にメロディーを考えて後からコードをつける方がメロディーに幅が出てくると
なにかで読んだ記憶があります
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この回答へのお礼

やっぱりそうですよね!
素人判断なのかもしれませんが、コードを先に作ると、どうしてもメロディーが単一になるような気がしてしまって・・・。
回答ありがとうございました!

お礼日時:2011/07/02 12:52

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