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温室効果ガス削減方法として、
どんどん木を植えるという方法はどうしてだめなんでしょうか。
社会の先生に聞いたところ、
この方法は現実的ではないと言われました。
緑を減らしてきたことが地球温暖化の原因の一つであることは、
小学生でもわかることですが、
逆に緑を増やすことは間違いなく温暖化を緩める方法になると思うんですけど、
なぜだめなんでしょうか。
東京やその近県を、緑一色にしてしまえば、
相当効果あるんじゃないですか。
緑を増やすという直接的な方法がどうしてだめなのかわからないのです。
教えてください。

A 回答 (7件)

>この方法は現実的ではない


恐らくはコスト面での事をその先生は考えたのでしょうね。
yoshix7さんの言う事も正解なのですが、もう少し答えを突き詰めると
土地や地域の回復力が大昔程無くなってしまっていて、ただ単に木を植えただけでは
育ちにくい。という点や、植えた木々は人間の生活に即した木が中心にしたいという考えが優先されてるからです。
地球温暖化を防止する程の森林を再構成するには雑木森等や原生の森の様な状態の物が理想。
・・・なのですが、現実問題として人間の生活を優先しなければならない以上、木々の育成はなるべく手間の掛からず、
なおかつ木材や建材としての利用が可能な木々の育成を優先しなければならないという現実があります。
アマゾン等の広大なジャングル地帯等では、現時点ではまだ土地が肥沃だったり気候的に余裕があるので
比較的早く元の状態に戻しやすいのでコストは安いのですが、日本の場合はそうもいかない程生育条件が悪いのです。
当然、その分コストは海外よりも嵩みます。また、そういった木々の生育条件としても適合させにくい。
また、かつて建材として植えられた杉や檜等の不良在庫の山を先にどうにかしないといけないという課題もあるで、
そういいった問題のコストの解決も一緒に考えなければならないのが現状です。
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「効果がない」と「現実的ではない」はちがいます。



たとえば、「電気を一切使わない」と言ったら、そりゃ、効果はありますが、「現実的ではない」わけです。現実的にするには、「使っていない電気は消す」とか「冷房の設定温度を変える」とか、もっと具体的にしていかないと「現実的」にならないわけです。

> 緑を増やすという直接的な方法がどうしてだめなのかわからないのです。

まぁ、逆に言うと誰でも思いつきますよね。ただ、それをしようとするとどういう問題点があるのかを考えて、それに対して具体的な対応策を考えて、具体化していかないといけません。

たとえば、「東京やその近県を、緑一色に」と提案したあなたは、まずどうするつもりですか?あなたが自分で木の苗を植えに行きますか?苗はどうやって用意しますか?植える土地の持ち主をどう説得しますか?
「法律を作ればいい」と思いますか?では、あなたの住んでいる家を解体して森に戻す法律ができたら、あなたは従いますか?

と、まぁ、少々極端な例を挙げましたが、そういった方法を含めて「具体的に」「現実的な」ことを考えないといけないんですね。

まぁ、そういうことを考えてものを言わないと、「○○を無料化する」とか、最初っから無理としか思えない「公約」をぶちあげて、結局実現できなかった政治家さん達を笑えなくなりますからね。
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都内の緑化などは、温室効果ガス対策と言うよりは、ヒートアイランド現象対策ですね。



温室効果ガス問題は、そう言うミクロ・単純な話しでは無いですヨ。

そもそもCO2濃度が上昇すれば、植物の活動が活発化し、自然に植物は増加します。
当然、日本の森林でもそういうコトが起こりますが、地球上には酸素供給地帯となるジャングル(アマゾン川流域など)があり、そういう地域で、とんでもない規模で、CO2濃度で植物が増減してるんですよ。

それと大気中のCO2濃度は、海中に溶けているCO2量の増減の影響が圧倒的に大きいです。
海中のCO2濃度は、地球の温度に影響されます。
炭酸飲料と同じで、冷たいと海中CO2濃度は増加し、暑くなると低下し、大気中に炭酸ガスとして放出されます。

では、その地球の温度は何に影響されるか?と言うと、言うまでもなく圧倒的に太陽です。
太陽活動が活発になると、地球の温度は上昇します。

工業生産によるCO2の排出削減とか、人の手による植林・緑化なども、全く効果が無いとは言いませんが、地球規模・宇宙規模で言うと、事実的にはゼロと言えるレベルです。
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理論上は間違っていませんよ。



ただしどこにでも植えられるわけではありません。
砂漠に直接植えられないのは言うまでもないですが、伐採されつくした跡地も枯葉などの肥料は供給されず、木がなくなり保水のできない土地は養分が流出していきます。

先ず土地改良をしないといけないのが問題ですね。

あと
>東京やその近県を、緑一色にしてしまえば、
これはさすがに現実的に考えれば「無理だろ」になりますね。
そこで行う理由もメリットもありそうにないです。
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この質問について、質問者さんと先生との間に認識のずれがあると感じられます。



質問者さんは「木を植えれば光合成でCO2が減るじゃないか」と考えていますよね。確かに、そんな単純な話ではないですが、理屈の上では成り立ちます。

ではなぜ先生は現実的でないといったのか、真相は先生しか知りえませんが、私の考えでは「大切なのは木を植えることではなく、森を育てること」だということが挙げられます。

木を植えただけで放っておくと、森の中にロクに光が届かず、温暖化防止どころか何の役にも立たない薄暗い森ができるだけです。きちんとした役割を果たす森林をつくるためにはきちんと手を入れてやっていく必要があるのです。

しかし、東京近県を緑で埋めつくしたうえでその森にきちんと手を入れてやるにはどれほどの手間とコストがかかるのか…。
それを考えるととても現実的な話ではありません。
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駄目ではないけれど、実現性と効果はかなり低いでしょう。



緑地の減少として砂漠化がありますが、全世界で見れば1年に九州と四国を合わせた分の面積で砂漠化が進んでいます。
なので関東地方の1都6県を全て緑化しても半年前の状態に戻るに過ぎません。

ただCO2の削減方法として木を植えるのは消して間違えでは無いので、全世界規模(特に面積やCO2の排出量で比重の大きい中国)で少しずつやっていくことが大切だと思います。
日本の面積分ぐらいの緑を毎年増やすことが出来れば、長期的にかなりの効果が見込めると思いますが。
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その先生はダメとは言っていないですよね


現実的ではないと言われたのでしょう?

緑を減らしてきたというのは、東京近郊を緑にすれば解決するような規模ではないでしょう。
ジャングルなどの広大な緑を伐採していったのが大きな原因ですね。

それを元に戻すのは先生の言うように現実的ではないでしょうね。
また、それは日本だけでは解決することが出来る問題ではないですし
木を伐採して輸出することによって外貨を稼いでいる国が簡単に従うわけもありません。

今の状態では現実的ではないですね。
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