プロが教えるわが家の防犯対策術!

私の趣味のひとつに磯での生物採集、飼育があります。

2cm程のカゴカキダイや、カエルウオや、オヤビッチャなど採集した魚を、自宅の水槽で飼育しています。

先日採集に行った時に3cm程のキタマクラを捕まえ持ち帰り水槽に入れました。

最初は他の魚のスピードに圧倒され餌も捕れなかったキタマクラですが、日が経つにつれて餌を取る知恵と技術を身につけたようで元気に育っていました。


しかしながら、ある日突然キタマクラが水槽の底の方で動けなくなっていました。呼吸はしています。

よく見ると胸鰭がなくなっていました。

さらに翌日ついにはキタマクラの姿が見えなくなっていました。

それに加え謎の肉塊が水槽を漂い、他の魚がそれをつついていました。

ここで質問なのですが、毒をもつキタマクラが捕食されることってあるのですか?

ちなみに水槽に入っている魚は

カゴカキダイ
カエルウオ
オヤビッチャ
メジナみたいなやつ(スカエース?)
小さいカニ、ヤドカリ、エビ

です。
水槽のどこを探しても見あたらず捕食されたとしか考えられません。
どなたか知恵を貸して頂けないでしょうか。

A 回答 (1件)

フグは本来、無毒の生物です。


主に好物の貝類(ナマコ、ウミウシ含む)を捕食することにより、貝毒(マリントキシン)を体内で猛毒のテトラドトキシンに替え、体内に溜め込む生物です。

貝毒は、海水中に生息する渦鞭毛藻などの有毒プランクトンを捕食した貝やナマコ、ウミウシが体内に自然に毒を蓄えたもの。
牡蠣などは貝毒を有しますが、人間は大量に食べない限り、危険性はありません。

キタマクラは、貝毒から作ったテトラドトキシンを皮膚、肝臓、腸に溜め込むフグです。
肉と卵巣には毒がないため有識者が捌けばおいしく食べられますが、皮膚の毒が特に強く、多くの都道府県で食べることは禁止されています。

キタマクラを捕食した混泳魚たちに異変がないようならば、採取した個体は3cm程とまだ小型なため、強い毒を有していなかった(弱毒または、ほとんど無毒)ものだと思われます。

余談ながら、、、
キタマクラの名前の由来は「食べると北枕で寝かされる」からだそうです。
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この回答へのお礼

では私が採集したキタマクラはまだ毒をそこまで蓄積していない段階だったのですね…

ちなみにキタマクラと思われる肉塊をつついていたカゴカキダイが2匹ほど☆になっていました(^_^;

勉強になりました!
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2011/07/01 12:20

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