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後 五年~十年後には 太陽光パネルの性能は今より良くなるなりますか

A 回答 (5件)

私は、こういう新しい技術が好きなので、もう何年も追っていますが・・・。

時間が経てば確実に良くはなっていきますが、目に見えて差が生じるようになるのは、ある革新の瞬間のみですから、5年や10年で性能が格段に上がるかどうかは、分かりません。今と一緒かもしれませんし、パネルの性能が倍になっているかもしれません。

東芝で販売が開始されたパネルは、基礎技術に海外の企業が作り出したカドミウムを混ぜたパネルのはずです。日本では、このカドミウムは誰もがご存じのある産業訴訟のきっかけとなったもので、想定しなかった素材だったのです。このパネルは比較的安価だったことから、一般市場への普及が一気に始まったのです。即ちこのパネルに関して言えば日本の研究の利ではないのですよ。

日本で現在研究されている研究されているパネルは、主に使い勝手の良い有機パネルと呼ばれるもの、これは塗料のように塗るだけで発電できるパネルなどが有名。これは、塗ることで太陽光パネルになり、安価ですが、寿命も短いのが欠点です。発電量も多くはありません。
その対極にある研究は量子ドット型とよばれるパネルになります。変換効率が60%以上になりますが、まだ製品は誕生していません。量子パネルは現在世界各国の大学や研究機関で研究中。これを制した物が、太陽光パネルを制することになるでしょう。

最後に、多層パネルは製造価格を下げる研究が行われています。これは既に実用化済みです。多くの人はまだ実用化されていないと思っているかもしれませんが、太陽光変換効率3割~4割は製品化されています。

ソーラー技術で現在最も進んだパネルは、日本(シャープ)では単結晶シリコンを用いた3層積層パネルが有名です。実用化は2009年か2008年だったとおもいます。
このパネルは、ヒ素、インジウムとガリウムが使われています。35%以上の変換効率があるのが特徴。ただし、この世代のものは、高価なインジウムを使うこと、技術的な単価の高い単結晶シリコンを用いることなどから、一般向けの販売品に比べて数倍の単価となるため、一般住宅用などでの販売はされていないのです。専らJAXAやNASAの衛星プロジェクトで利用される宇宙用パネルがこれとなります。
尚、こういった価格を考慮しないパネルは、既に海外でも2000年代になってから矢継ぎ早にどんどん製品化発表がされており、30%~40%台のパネルは産業用では当たり前になりつつあります。ただ、産業用といってもコスト度返しで精度や性能が要求される衛星など特殊用途に使われます。


即ち、基本性能は既に今の倍レベルのものが製品化されていますが、一般住宅に使うには元が取れるようなお得なパネルは、コストの壁があるのです。5年後にそれが出来ているかどうかは、技術革新と製品の量産体制次第でしょう。研究は進んでいますが、3割の壁はもう7年以上前からあるのです。そのため、何とかなっているでしょうとは言えません。まあ、安価な新素材などが見つかったり、量産体制がしっかりできれば、明日にでも目処が付き、半年後には何とかなるかもしれませんし、ソーラー需要が今後減速したり、安価な素材が今後も見つからなければ、5年10年では無理かもしれません。


今は、いろいろ注目されていますけど、一般向けで20%の壁を越えるにも、実用化から相当な時間をかけて、やっとそろそろという状況です。パネルの変換効率は2割を超えても、パネル上は直流ですから、住宅ではDC/AC変換が必要です。未だに、主力はパワコンでDC/AC変換されると、15~19%ぐらいが普通ですから。

住宅設置を検討されているなら、
パネルも大事ですけど、パワーコンディショナーの性能と精度の方が設置する住宅からすれば、大事かもしれません。パネルは30年ぐらいは十分使えても、コンディショナーは劣化が早いですし、パネルの変換効率が、そのまま家庭で使える電力ではありませんからね。
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12年前に太陽光発電設備を導入しましたが、変換効率は、当時から20%弱アップしています。


過去、研究所レベルでは色々なものが開発され、大きな期待を持っていましたが、
いつの間にか話題にならなくなり、市販にこぎつけたものは無いです。

未来予測は難しいですが、今のシリコンのままだと10年後も10~20%程度の微増と思われます。
脱シリコンが市販レベルで成功すれば倍増も夢ではないと思います。

個人的には、性能アップよりも価格ダウンを切に望みます。

尚、
>売電用のメーターは計量法で、5年ごとに交換負担

嘘です。10年毎の交換です。買電メーターも10年毎の交換です。
12年前の知識では、中部電力以外は電力会社の費用負担で交換してくれます。
我が家でも、無料で交換されました。
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この回答へのお礼

情報ありがとうございます

お礼日時:2011/07/23 16:56

根本が違う、


日本の電力は独占で、又国も利権で無策です
故にスマートグリットは構築出来ないでしょう、
これで売電はまやかしで、普及が進めば、売電出来る方が減ります、ですが電力は太陽光の無い方に負担求め
又利益が出ます、

http://jyu-denkou.com/soora/so_ra1.html



★太陽光は:パワコンの点検交換で高額料金発生
★売電」用のメーターは計量法で、5年ごとに交換負担に成ります
まやかしの売電で無く、パネルの値段以上に、蓄電池の値段が下がる事が基本です、
100%自宅消費が利益が出ます、

これも韓国の孫が韓国の安いパネルで、在日の総理の元で、まやかしで日本企業駄目にする

仮設住宅も、東北の大工の雇用も無いのに、70%韓国から輸入それで雨漏りだ、

この問題が、慎重に判断が重要、又利権者がうようよ

日本は世界第三位の地熱と技術は世界一の地熱発電の検討が重要、資源は只だ。
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今より2年前、つくばの研究所では試作レベルでは太陽光発電の変換効率は25%以上と成って居ると聞きました。


今年の東芝の宣伝では変換効率25%と言っていますので、研究レベルだったものが実用化されたものと思います。
今の研究レベルでどの程度のものが作られているかわかりませんが、その当時、2重構造、上に半透明の太陽パネル、下に通常の太陽パネルを敷く等して、変換効率を高める研究もしていました。
まぁ、35%程度までは今後性能が上がって行くのでは無いでしょうか。2年前の太陽光パネルの効率が13%程度でしたから、3倍の性能ですね。
価格も量産化が進めば安く成って来ますが、それに連れて当然補助も少なく成って来ますよね。
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可能性は十分にあります。

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