A 回答 (8件)
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No.8
- 回答日時:
No.3です。
今更ですが、食品の放射線検査について調べてみました。私が勘違いしていた部分もありますので訂正、補足をさせて頂きます。まず、食品検査に使う検査装置ですが、基準値を超えているかどうかだけを計る簡易計測ではNaIシンチレーション式の検出器を用いるのが一般的なようです。GM管を使うのかと思っていましたが、これは私の誤解でした。簡易検査では誤差も大きいので、結果が基準値の半分未満であればOK、半分を超えていれば精密検査に回すことになります。尚、計っているのはγ線の総量なので、事故直後でヨウ素を調べたいときは全部がヨウ素、現在のようにセシウムを調べたいときは全部がセシウムと仮定します。Cs134とCs137は当然合算されます。
精密検査では、エネルギーのスペクトルを分析して核種を特定できるゲルマニウム半導体検出器を使います。尚、こちらも対象はγ線だけであり、ストロンチウムは測定できません。
γ線を出さないストロンチウムの検査は非常に面倒で、まず化学的にストロンチウムだけを抽出してから検査する必要があり、2週間程度かかってしまいます。ストロンチウムが問題となるのは骨ごと食べる小魚にほぼ限られるため、他の食品では通常は検査していません。
つまり、食品中にヨウ素(今はまずありません)やセシウム以外の放射性物質が含まれている可能性はありますが、その量も影響もセシウムに比べて小さく、セシウムが問題のない量であれば他も気にしなくても大丈夫です。
No.7
- 回答日時:
まあそうですね、取り込んでいないかは分からないのですが、それしか調べていないので放射能があるかはわからないというのが結論になると思います、
本来ならばストロンチウムも海産物だと結構危ないのですが、政府は調べていないのではっきりはしません、
また調査をしているものも実は全体のほんの一部なので、検査の結果問題がないといわれているものが放射能を含んでいないかも分かりません、
つまりよく分からないので、危険な地域のものを食べないようにするくらいしか手段がないようです、
No.6
- 回答日時:
No5の回答で私に直接当てられた投稿があるようなのですが、、
はいはい、そんなもんだと思いますよ。
意図してか意図せずなのか、恐らく意図せずなんでしょうけど、あんなんじゃなければ到底、原発コジキとして書き続けられるわけはありませんよね。
前後の脈絡がまるでデタラメじゃないですか。
私は彼のNo3に対応する形で私のNo4を書き残したのであって、一般論として残したのではありませんよ。
その理由はNo3が私のNo2に対応して書かれた物だったから。
No3の中で彼の恐らく勘違い又は軽薄さからおかしなことが書かれてあったから。
興味を引いたから私からおかしな点を訂正してあげ、「間違っちゃってる」と言われた部分の簡単な追加説明もしてみたんですが。
またNo5を書かれたって、意味が通じてないじゃないですか。
そんなんだから原発コジキをやれてるんですわ。
↓
総合的視野が持てない。
自分で論理思考を構成できない。
それでも恥を知ってるので、誤魔化しか何かをしようとしてるんですかね…
No.5
- 回答日時:
ww8さんとの交換日記になってしまっても仕方ないのですが、一部補足を。
食品の放射線検査については実はそれほど詳しく知っているわけではありませんが、少なくとも空間線量率の測定に用いるNaIシンチレーション式サーベイメーターを使うことはないでしょう。汚染検査にシンチレーション式を使うとすればZnSで、対象はα線ですね。
スクリーニングで衣類や車両などの表面汚染を調べるのは主にGM管式サーベイメーターを使っています。対象は主にβ線です。(γ線も計れます)食品の検査でも簡易検査は主にGM管を使っているのではないかと考えました。No.3の回答ではγ線と書いてしまいましたが、GM管を使っているのならβ線ですね。この場合、Sr90に由来するβ線も一緒に検出されます。
ただ、いずれの方法を用いているにせよ、Sr90をターゲットとした検査はしていないでしょう。理由は、そもそも存在量が僅かであると推定されることと、サンプル的に行う核種分析でもそれが確認されているからです。
仮にCs137などの放射性セシウム同位体の1割程度のSr90が含まれていた(実際にはもっと少ないでしょう)として、健康への影響はセシウムの方が遙かに大きくなります。そのため、セシウムを想定した基準を定めておけばSr90についても包含されるという考えです。
そもそも、Cs137「だけ」を検出するような測定方法はありません。核種分析をすれば他の同位体の存在比も当然分かりますし、わざわざ多大な手間とコストを掛けて核種分析までしておいて、Cs137のデータだけを出すというのは、他のデータを意図的に隠していることになります。放射線測定に通じた人であれば誰でも分かることなので、そんなごまかしが通用するとも思えません。
質問に戻ると、ヨウ素やセシウムが検出されるされないにかかわらず、何らかの放射性物質を取り込んでいる可能性はあります。ただし、その影響はヨウ素やセシウムに比べれば無視できるほど小さく、まず気にしなくても大丈夫でしょう。
なお、「絶対安全」なんてことはどんな場合もあり得ません。あくまでも比較、程度の問題です。ゼロか1かでしか判断できない人には理解できないでしょうけど。
No.4
- 回答日時:
もろに「間違いです」なんて言われちゃっているので、補足回答しておきます。
そもそもNo3のような考え方を原発コジキはするであろうから、私のNo2の回答があるのですが。
サーベイメーター等で検出される放射線量の中に、通常ではSr90は含まれていません。
Sr90はγ線を出しませんから、シンチレーション式サーベイメーターで計測される事の多い公式な空間放射線量の中に、Sr90の寄与分はありません。(ガイガーカウンターで計測するにしても、どの程度のβ線寄与があるかも不明です)
ところがNo3さんはSr90も含めて放射線量の「測定」が行なわれ、その放射線量中に全ての核種が含まれるとしてますが、ちょと混乱させてますね。
放出された全放射能をI131やCs137に換算してその量を表す事もありますが、コレとソレとは少し問題が異なります。
また、セシウムを2倍するのは間違いだとされてますが、Cs137検出量と明示して放射能量があるのなら、現在においての通常ではCs137とCs134の存在比はほぼ同量ですので、放射性セシウムの存在量はCs137の2倍程度であると単純に推定できます。
そもそも質問者さんの質問は「食品中の放射能」についての質問であるので、No3さんの回答は全体として不適切かと思うのですが、どうも混乱状態での拙速回答をされているような気がします。
食品内にCs137がA量含まれているのなら、Cs134も含めて考えればその2倍量が放射性セシウム量であろう。
食品内に放射性セシウムが含まれていると言っても、Cs137単独を表すのか、それともCs134も含めての事か、それともCs136も含めての事か、、その点がこれまでの例から言って不明朗なんですね。
同様に食品内の放射性セシウムがB量だと発表されても、Sr90量はどの程度なのか、その他の核種はどのくらいあるのか。
その点、全く測定されておらず或いは公表されてない。
こういう状態であるのにNo3のように、サーベイメーターでγ線を出さないSr90の分まで測定されており、その存在量はCs137の1割ほどと推定し、食品内にも1割ほど含まれているが、このSr90もCs137の放射能量に含めて対策されているので「絶対安心だ!」ですかw
まるでデタラメじゃないですか。
食品検査はCs137の放射能量を検出しているだけで、全放射能量なんて測ってませんよ。
そもそもSr90はγ線出しませんし。
彼は
> ゼロと1の間をきちんと評価できなければ、正しい判断はできません。
と書いてますが、正しい評価に成りえない錯誤が彼の中にはあります。
もしそれが原発コジキの標準的な考え方なら、我々の安全は彼らに任せられません。
騙されるのはバカだけです。原発御用学者でさえ騙せないでしょうよ。
No.3
- 回答日時:
放射性物質を特定するためには核種分析が必要ですが、核種分析は時間もお金もかかるのであまり気軽にできるものではありません。
そのため、通常はサーベイメーターで全部ひっくるめた放射線の量を測定し、核種の割合は推定で計算しています。推定の方法としては、通常の運転による核分裂生成物の割合、炉心が溶融した場合の崩壊生成物を考慮し、さらにそれらが大気中に放出されるモードから放出量の割合を推定します。今回の事故のように気体あるいは水蒸気に乗る形で放出されるのは沸点の低いヨウ素や、酸化物が水に溶けやすいセシウムがほとんどとなります。ストロンチウムは炉内にはセシウムとほぼ同量存在しますが、沸点が高く水にも溶けにくいため放出される量はセシウムの1割程度と見積もられます。
放出された放射性物質はプルームを形成して風に乗って移動し、主に降水によって落下して土壌などに固定されています。食品に取り込まれる経路、割合は化学的性質に依存し、化学的性質が同じ同位体(Cs134とCs137など)はほぼ同じ挙動をすると考えられます。
サーベイメーターで検出される放射能のうち、事故直後は半減期の短い、つまり放射能の強いヨウ素の影響が支配的で、ヨウ素が崩壊しきった現在はセシウムが支配的になるのはNo.2の回答の通りです。現在はほぼセシウムのみと考えてよいでしょう。その他の放射性物質はそもそも放出量の割合が少なく、対策としてもセシウムへの対策と分ける必要もありません。
また、検査では一々核種分析をしているわけではなく、通常は検出された放射能は全てセシウムによるものとして評価しています。セシウムの同位体や、その他γ線を出す別の核種が含まれていてもその分も合わせて評価しているので、わざわざ2倍するのは間違いです。
なお、α線を出す核種は内部被ばくの影響がβ線、γ線より大きいので別に評価する必要があります。幸い、α崩壊する核種の代表である超ウラン元素については今回の事故では大気中にはほとんど放出されていません。
放射線被ばくに限らず、毒物や化学物質についても同様ですが、どれだけ影響があるかはあくまでも暴露された量に依存します。そもそも全ての食品には何らかのリスクが存在します。ゼロと1の間をきちんと評価できなければ、正しい判断はできません。
No.2
- 回答日時:
原発事故による放射性物質はなにもI131やCs137だけじゃないですからね。
検出のしやすさとその量によって、原発事故直後にはI131が目立ち、半減期8日間のそのI131が消滅した後はCs137が長年月残存していきますので、Cs137が目立つ。
よって、当初はI131、その後にCs137を指標として、その他の人工放射性物質の存在も予想して対応するという方法を一般には取っているんでしょうけど。
なので通常の解釈としては、I131若しくはCs137が含有されてなかったら、他の原発事故由来の人工放射性物質も含有されていないと、ある程度の確率で保障される… ということかと。
ですが公的にも民間的にも、全ての人工放射性核種を網羅した計測が殆ど公表されてませんし、それらの僅かな公表データと国の公表するデータとの資料価値の格差が大き過ぎ、このため国の信用度は普通はゼロと想定しませんと危険です。
131やCs137を指標とするこの方法は、危険の存在を感知し、その危険の度合いを「精度低く」予想するには便利な方法だが、その危険度の正確な把握は困難。
つまり、その放射能の総量を正確に把握したり、多様な核種による危険の性格の相違や過剰な危険の存在の感知を行なうのは困難。
例えば「放射性セシウム」という場合は、Cs137単独の場合と、Cs137とCs134を含んでいる場合と、更には半減期13日のCs136も含む場合がありますので、この辺で放射能量的には分からなくなります。
今回の原発事故ではCs137(半減期30年)とCs134(半減期2年)がほぼ等量検出されているようですから、Cs137による放射能量を2倍しませんとセシウム関係では収支が付かなくなります。
セシウムだけでもこんな按配ですから、他の放射性核種も含めて考えれば、環境内或いは食品中に含まれる放射能の総量の把握は、現日本の公表では全く把握できません。
我々にとっての最も良い対応法は、「オンオフ」的な思考法で、即ち、I131やCs137が多少なりとも検出されたら「危険!」と判定し、その危険を排除する為、その対象物を完全排除する… というもの。
普通、ここら辺に出てくる原発コジキは、放射性セシウムを100Bqを摂取したとしても被曝量は1.3μSvである… とかとわめいてますが、それはCs137の摂取に対してであるのであって、Sr90や場合によってはPu239による被曝量はどうなの? との点が殆ど抜けてる。
それらの被曝量をプラスして正確な被曝量が出てくるのですが。
この辺、生半可に科学的ですと逆に危なくなるという良いケースですね。
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