いけず言葉しりとり

僕は機械に興味があり、宇宙探査機や高度な建築物、先端技術を用いた乗り物の記事を読むとわくわくする人(学生)です。
先日、中国で高速鉄道の事故が起こりました。これは車両ではなくシステムに原因があったのだと思いますが、JRの開発するリニアモーターカーの車両の安全性能について気になることがあったのを思い出したので、質問しました。
リニアモーターカーの安全性に疑問を抱いているのではなく、単純に安全機構に興味があっての質問です。過去に類似の質問があればすみません。また、工学的な知識が少ないので、質問文に間違った部分があるかもしれませんが、指摘してもらえると助かります。


質問は、

●JR式マグレブにおいて、U字形軌道の側壁(軌道側のコイル)と車両の間の隙間はどのくらいあるのか

●超伝導磁石の磁力が失われた際の、列車の安定性について

の2点です。


前者の質問についてですが、JR式マグレブは浮上量が約10cmあるので、地震に対する安全性が高いという記述を至るところで見かけます。U字形断面の軌道の側壁の部分で浮上や案内、加減速を行うので、そもそも軌道の底面に影響を受けない、ということは理解出来ました。しかし、側壁と車体間の空隙についての記述は見つからなかったので、とても気になります。それも10cmなのでしょうか? 
磁石による吸引・反発力は距離の2乗に反比例するので、例えば、モータの種類はJRマグレブと全く異なりますが、リニアモーターの地下鉄ではコイルとリアクションプレートとの隙間を小さく取らざるを得ないようです。超強力な磁石をもつJRマグレブでは、大きく隙間を取ることが出来る、ということでしょうか?


後者の質問なのですが、万が一、磁石の超伝導が失われた場合、安全に軌道に着陸(接地?)して、停車出来るのかなあという点が気になりました。ある電磁石で磁力を喪失した場合、バランスを崩さないように対となっている電磁石の磁力も消すようですが、時速500kmで走行中に磁力を喪失した場合でも安全なのでしょうか? 
一般試乗ができるくらい安全だというのは分かります。飛行機のような翼もついていない車両が磁力を消失したとき、車両を制御するのはとても難しそうだと僕は思うのですが、実はそうでもないのでしょうか。高温超伝導の電磁石が全面的に採用されるまでは、このような事態がいつ起こっても大丈夫だと言える状態でないと少し不安です。
浮上時は格納され、緊急時は展開して550km/hの速度でも焼けずに接地できるというゴムタイヤは素晴らしいですね。


枯れた技術は信頼性が高い。新しい技術に挑むと未知の失敗に遭遇する。しかし、ヨーロッパの国々は、原因究明して克服することで、現代に技術を沢山残してくれた、というようなことを、工学的な失敗についての本で読んだことがあります。
技術は外国から導入するものだという時代は終わり、今は日本も新技術を開発しています。実用化された磁気浮上鉄道は既にありますが、古くから研究し、天候の優れない日も実験線で長らく走行を重ねてきたJRマグレブの車両の完成度がどれくらいのものなのか、とても興味があります。


新幹線という良い例もありますし、将来、中央新幹線が走り出す日が楽しみです。

読みにくい長文失礼しました。

A 回答 (1件)

どちらもJRなりリニアのセンターなりに問い合わせればすぐに回答が出てくるような物だとは思いますが・・・


間隔については確かに記載がすぐにはみつけられませんでした。

超伝導磁石がクエンチ等で磁力が失われた場合については「複数の磁石が有るので」一度に片側複数で落ちない限りは落下には時間がかかるでしょう。
落ちたら車輪が有るし。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

お礼日時:2011/08/09 22:27

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