プロが教えるわが家の防犯対策術!

 4アマ初心者で現在ワッチのみです。そろそろ発信をと思ってアンテナの調整などをしているところです。トランシーバーはYAESU FT-950です。
 アンテナはダイアモンドアンテナのW-721ダイポールアンテナを張っています。SWRは7.05MHzで1.2、7.18MHzで2.5 インピーダンスはは7.143MHzで50Ωとなります。
 一応適切な範囲内にあるのかと判断しています。
 アンテナをこのトランシーバーにつないだ状態でアンテナのチューナーを働かせる(1秒以上チューナーボタンを長押し)とカチカチカチとリレーの音(?)がして時々その間High-SWRのランプが時々点滅してチューニングが終わります。
 これでアンテナのチューニングが終わったのかどうかよく分かりません。
 またこのような音はFT-950の仕様なのでしょうか。何か異常ではないかと心配しています。

A 回答 (2件)

前半はアンテナアナライザ(RF-1とか)での測定でしょうか?


私も同じアンテナで開局しました。最初はよくわからないですよね。

FT-950は使ったことが無い(FT-920ならある)のですが、通常、アンテナチューナはそんなもんです。
メカニカルリレーで切り替えるのでそういう音がします。
適当に定数を振りながらVSWRの下がる点を探していくので、途中ではどうしてもミスマッチが起きます。
正常終了しているのなら問題はありませんよ。
余計なことかもしれませんが、使用機はFT-950Sですよね?
価格が同じだからといってFT-950を使うのは犯罪です。

アンテナの調整状態が適切な範囲内なのかどうかは、文面からだけでは判断できません。
以下、理屈。

まず基本的なことして、2本のエレメントの成す角が180度の場合、理想半波長ダイポールの放射抵抗は約73Ωになります。
W721に付いている広帯域バランBU50は50Ω入出力の1:1バランです。
つまり、理想的に張ったダイポールだとインピーダンスミスマッチになります。

理想的なのは、無線機から見たダイポールの放射抵抗を「共振状態で」50Ωにすることです。
展張状態で対応可否はあるのですが、おそらくエレメントを180度で張れないと思います。そこで、積極的に逆V型かV型(バンザイ型)とし、エレメントの成す角を120度とするのです。これにより、放射抵抗は50Ωとなります。

質問者さんが張られた環境にもよるのですが、必ずしも50Ωが最良点ではないということは覚えておいてください。
昔先輩に、「VSWRだけ下げればアンテナの放射効率は最大になるのか? じゃあ、理想ダミーロードの放射効率は100%か? よく考えろ」と言われたことがあります。まだ意味がわからないかもしれませんが、追々わかっていくでしょう。

理想ダイポールに50Ωの同軸で給電した場合、ケーブル端(無線機側)で何Ωに見えるかというのは、ケーブルの長さ(実効長)によって変わります。
基本的には、放射効率最大点にエレメント長を調整して、インピーダンスミスマッチ分をアンテナチューナーで補正してやるのがベストです。
120度のV型なら今のやり方でOKですが、角度がこれから離れている場合は難しいです。
理想状態に近い場合は75Ωのケーブル(5C-2Vとか)を繋いで73Ω付近となるようにエレメント長を調整し、そのまま75Ω同軸を使ってアンテナチューナーでチューニングというのが簡単だと思います。この場合、50Ω整合型ではなく安物のM型コネクタを使ってください。

実際はここまでこだわらなくてもそれなりに電波は出ますが、あまり変な状態で使うとケーブルにも乗るのでTVIの原因にもなりかねません。
それに、できるだけ効率良く運用したいですよね。
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この回答へのお礼

大変詳しい説明ありがとうございました。
無線についてはほんとうに奥が深く勉強不足で、ご説明のことはだいたい分かりましたが
詳細な部分についてはこれから勉強していきたいと思います。

お礼日時:2011/09/13 05:53

一般的にSWRは1.5以下が良好な状態です。

私が古いのか7Mhz(短波帯)ダイポールだと75オームの同軸使ってたと思うんですが?。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
ショップでセットで50Ωのケーブルがついていたのでそのまま使いました。

お礼日時:2011/09/13 05:54

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