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どうして女性の名前では、最後に「子」が付くのが多いのでしょうか?80、90代といった世代では少ないようなので、何がきっかけで増えたのでしょうか?

A 回答 (5件)

まったく自信がないですが、面白い質問なので、回答してみたいと思います。


北条政子とかはどうなんでしょうね。おそろしく昔の話になりますが。
しかし、それよりずっと最近のことに関してを言うのであれば、僕の推察では、「皇室」がキーではないかとにらんでます。
「皇室」は「子」を使っている、というところに着目してみました。
明治時代は「天皇は万世一系の…」で有名な大日本帝国憲法というのがありますから、簡単に皇室の人間が使っている「子」を用いるのはできなかったのだと思います。
次に大正ですね。憲法に加えて、大正天皇は威厳のある方だったこともあって、なかなか「子」を使えません。
そして、昭和天皇。これが幼少の頃の即位ということがあって、おそらくここが1つのポイントではないかと思います。昭和天皇がナメられているということを言いたいのではないですが、皇室が身近な物となってきたことがあると思います。
また、この時期は戦争に向けて、非常に子沢山であったということもあり、子宝思想というのがあるのではないかと思います。
いい加減なことを推測で書きましたが、後の人がフォローしてくれることを願って。
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この回答へのお礼

こんにちは、もっくんと言います。この度はご丁寧に回答をいただきありがとうございます。
実は僕は”こちら名前探偵局”というサイトを立ち上げています。これは会社名、店名などの名前の由来についてのサイトですが、その中のコーナーの1つにいろいろな名前の由来の調査依頼があります。それでこういう依頼がきて何処にどう問い合わせたらいいのか分からなくて、gooに質問を致しました。
今回の回答をもらい自分も勉強なりましたし、依頼者にも安心して報告が出来ます。ありがとうございました。

お礼日時:2001/05/02 03:22

何がきっかけで「子」がつく名前が増えたのか分かりませんが


今は、子供に「子」をつける親は、あまりいないです。
今は、一風変わった名前が増えています。
最近は、最後に「か」がつく名前が多いと思います。
「あやか」「はるか」「ななか」など・・・
私も、今1歳になる女の子のママですが、
周りのママ友達でも、「子」をつけている子供は
いないです・・
やっぱり時代ではないでしょうか?
そのうち、また「子」がつく名前が増えてくるかも
しれないですね。
でも、そのときは「のりこ」「ゆうこ」という名前ではなく
「ひなこ」「とうこ」といった感じでしょうか?
今だと「子」がつく名前では、こういう名前が多いです。
やっぱり時代でしょうね。
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この回答へのお礼

こんにちは、もっくんと言います。この度はご丁寧に回答をいただきありがとうございます。
実は僕は”こちら名前探偵局”というサイトを立ち上げています。これは会社名、店名などの名前の由来についてのサイトですが、その中のコーナーの1つにいろいろな名前の由来の調査依頼があります。それでこういう依頼がきて何処にどう問い合わせたらいいのか分からなくて、gooに質問を致しました。
今回の回答をもらい自分も勉強なりましたし、依頼者にも安心して報告が出来ます。ありがとうございました。

お礼日時:2001/05/02 03:22

女性の名前の「子」は、間違いなく皇室に由来するものです。

源氏物語ほか平安時代のさまざまな物語によく見られるように、一般に高貴の生まれの女性には「子」をつける習慣がありました。

この習慣が庶民の間に広がったのは第二次世界大戦後ではないかと思います。明治・大正時代はまだまだ階級意識が強く、庶民が高貴の方々と同じ名前をつけるなどもってのほかだったでしょうが、戦争が終り、天皇が人間宣言を行ったために「皇家」がずっと身近になったのでしょう。そして上流階級へのあこがれから、「子」をつけるのが流行したのではないでしょうか。
(戦中生まれの私の母は、「子」つきと「子」なしの名前を併用してました。訊ねたところ、終戦後しばらくしてなんとなく周りの雰囲気で「子」つきを名乗るようになったそうです)

まあ、ここ20年くらいは皇室への憧れも薄れたのか、あるいは流行に飽きたのか「子」のつく名前は激減してますけどね。
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この回答へのお礼

こんにちは、もっくんと言います。この度はご丁寧に回答をいただきありがとうございます。

お礼日時:2001/05/02 03:21

「子」の字を付ける理由は、既に書かれているので割愛いたしますが、姓名学から言うと「子」の字はその子を守ると言う意味があり、大変良い字なのです。

雑学でした。
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この回答へのお礼

こんにちは、もっくんと言います。この度はご丁寧に回答をいただきありがとうございます。
実は僕は”こちら名前探偵局”というサイトを立ち上げています。これは会社名、店名などの名前の由来についてのサイトですが、その中のコーナーの1つにいろいろな名前の由来の調査依頼があります。それでこういう依頼がきて何処にどう問い合わせたらいいのか分からなくて、gooに質問を致しました。
今回の回答をもらい自分も勉強なりましたし、依頼者にも安心して報告が出来ます。ありがとうございました。

お礼日時:2001/05/02 03:21

直接的な回答ではないのですが、こんな話を読んだことがあります。



日本で最初の女子大学校である日本女子大学(1901年創立)の同窓会名簿『楓風会会員名簿』をみると、
初期のころは、俊・亨・章・茂・隆のように、
今の感覚からすれば男性のような名前がほとんどを占めていて、
第八・九回生くらいから「子」のついた名前が徐々に現れてくるということです。
八回生が1908年入学なので、最速で1890(明治23)年生まれ、現在では110歳を越えた方になりますね。

ただしこれはごく早期の例で、娘を女子大に通わせるような家庭が当時限られていたことを考えると、非常に恵まれた境遇にある人のケースです。
mokkun21さんの仰るように、今の80代でも「子」をつけない女性はいるのだから、
だいだい庶民層で「子」が普及してくるのは30年くらいの開きがあったわけです。
p_catさんが指摘されるように、まさに終戦の頃以降になりますね。

他の回答者様が指摘されている通り、女性の名前に「子」をつける慣習は、皇室や華族の影響が一番大きかったと私も推測します。
私の祖母(107歳)も「うめ」と「梅子」というように併用してました。
おそらく「子」をつけることに、長いあいだ新式でなおかつフォーマルな"よそ行き"のニュアンスがあったのだと思います。

以上の話は、日本の女性雑誌の先駆けである『青鞜』の研究者、堀場清子さんの『青鞜の時代』(岩波新書)から知りました。
『青鞜』の創刊は1911(明治44)年なのですが、
寄稿者の女性たちが創刊号に名前を載せるにあたって、一斉に自分の名前に「子」をつけ、二号以降はそれを削り、もともとの通り名に戻っていったという経緯があるそうです。
堀場さんによれば、彼女たちが「子」を名乗ることには、創刊に際した「せいいっぱい、よそいきをする心境」が伴っていたとのことです。

他方、他人の名前に「子」をつけて「漱石子」とか「鴎外子」と呼ぶことも敬称として慣用されていたので、こちらの線で習慣化したという
説もありますが、さだかではありません。

ながながと回答に関係ないことを書いてしまいましたが、なにかの豆知識にでもなれば幸いです。
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この回答へのお礼

こんにちは、もっくんと言います。この度はご丁寧に回答をいただきありがとうございます。
実は僕は”こちら名前探偵局”というサイトを立ち上げています。これは会社名、店名などの名前の由来についてのサイトですが、その中のコーナーの1つにいろいろな名前の由来の調査依頼があります。それでこういう依頼がきて何処にどう問い合わせたらいいのか分からなくて、gooに質問を致しました。
今回の回答をもらい自分も勉強なりましたし、依頼者にも安心して報告が出来ます。ありがとうございました。

お礼日時:2001/05/02 03:16

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