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臓器移植をした場合、たとえば、Aさんの心臓を血縁関係のないBさんへ移植した場合、Bさんは免疫抑制剤のような薬を飲むのですよね?
要は、他人の臓器(細胞)ですから、体がその臓器(細胞)に対して攻撃してしまうので、それを抑える薬を飲むという話を聞きました。
この前提での質問なのですが、
(1)心臓以外の臓器でも同じことでしょうか?
(2)Bさんは一生、免疫を抑える薬を飲み続けるのでしょうか?風引きやすくなったりしないでしょうか?
(3)臓器移植とは違う話になってしまいますが、輸血などで、他人の血液を入れた場合などは、免疫システムは攻撃したりしないのでしょうか?

A 回答 (1件)

参考程度に回答いたします。


移植後の拒絶反応は、血液中のリンパ球という細胞などの不一致により起きると考えられています。従って全ての臓器で同じように起こるはずです。唯一、角膜移植後はあまり聞いたことがありません。これは角膜に血液が流れていなかったことによると思います。
臓器の移植時にリンパ球などの型を完全に一致させることは不可能に近いので、免疫抑制剤を使い続けるのですから、感染症に対する注意が必要です。
この問題はご指摘のように輸血でも起こりうるものです。このため輸血時には血液に特殊な処置を行いリンパ球をやっつけてから輸注(血)しています。これについては、ウィキペディアなどで、GVHDと入力して検索してみてください。詳しく解説されているはずです。
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この回答へのお礼

GVHDというキーワードで検索した結果、私の疑問はほぼ解消しました。
貴重な回答ありがとうございました。

お礼日時:2011/09/07 15:40

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