「黒歴史」教えて下さい

お尋ねします。私が欲しかったあるDVDが今度「HDマスター」と言う「名前?」で発売になると知りました。一度廃盤になったDVDで、価格がとても高価になっていたので、再販は嬉しいのですが、タイトルの後ろに書いてあった「HDマスター」の意味がわかりません。一番お聞きしたいのが、「HDマスター」と言うDVDは、普通のDVD再生機で視聴が可能なのでしょうか?なんだかブルーレイやハイビジョンになり、すっかり我が家では、ビデオ録画は勿論の事、ビデオが劣化しないように、DVDに焼きなおしてもらったら、あるDVD再生機では視聴が出来るのに、もう一つのDVDでは「再生できません」と表示されたり、さっぱりわからないのです。(@@)

この「HDマスター」と言うのは、全てのDVD再生機(我が家のはごく普通のDVDの再生機です。ブルーレイは視聴できないようです。勿論、今の地デジのテレビも録画は不可能になりました)で再生し視聴可能なのでしょうか?どなたか機械オンチの私に分かりやすく教えて頂ければありがたいです。
どうぞ宜しくお願い致します。

A 回答 (3件)

 製造元の売り文句です。

マスターというのは厳密には、録音や録画をした時の一番の基になるデータで、これを編集したり、効果的な処理をしたものが大量にコピーされて売りに出されます。実際的にはこの編集済みの、コピーの基になる、完成品第一号をマスターと読んでいます。ビデオ、テープ、レコードのアナログ時代は、ダビングする度に音質・画質が大きく劣化してしまったものですが、デジタル全盛の今では、素人の目にはほとんど分からないと思います。しかし、売り文句としては「マスター」と名がつくと、原盤そのままのイメージになり、価値が上がるような感じがします。
 再生に関しては、市販の物はどの再生機でもほとんど問題なく再生できるはずです。しかし手元のPCなどでデータ変換してダビングしたものは、変換の方式の違いで、再生を100%保証できない場合があります。
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この回答へのお礼

princelilacさん、短く解り易い回答ありがとうございました。
一番解り易く安心して読ませて頂きました。
ベストアンサーに選ばせて頂きたいと思います。
他の皆様にも心からお礼を申し上げます。

お礼日時:2011/10/27 23:25

プレス製品。

特に映画はHD(ハイビジョン)マスターは昔からです。
LDの時代にだってありました。
元々HD放送自体が35ミリフィルム同等の解像感を目指したものですので、ほぼフィルムの情報を損なうことなく再現可能です。

デジタルであっても方式が異なれば変換しなければなりません。変換する度に画質は劣化します。それでもマスターが高画質であればあるほど劣化の度合いは抑制できます。
そのためのHDマスターです。
但しアナログ放送では放送自体がHDでは無かったので、これを放送に適したSD(標準解像度)の媒体にダウンコンバートして放送していました。
すべての番組にHDマスターはコストがかかるので、SD解像度の放送用デジタル機器で収録したり、更にコストを抑制するために家庭用のminiDV規格で収録したりして放送していました。
TVアニメは精細感を要求しない素材ですので、つい最近まではDVが完パケとして利用されていたほどです。
但しDVDの場合はDVD-VIDEO方式と言う規格に則したものでなければなりません。

フルHDは1920×1080。一方従来DVDは最大720×480(SD)です。
高画質と言われたDVDですが、実際は開発時期がアナログ時代ですのでアナログのLDやS-VHSに変わる媒体として規格策定されたものです。
加えてブラウン管4対3投影が前提の規格に過ぎません。
DVDも記録方式はデジタルですが、規格自体が古いために実際はかなり画質が劣ります。ただブラウン管や小型TV、解像度の低い液晶TVなどではそのアラは目立ちませんでした。
ところがデジタル放送の進行と共に液晶の大型化、高精細化が進行し、37インチ以上の大画面が常態化すると、それまでは目立たなかったDVDのアラが目立つようになりました。

従来のHDマスターは放送やパッケージ化はSDが前提でしたので、フィルムにあるキズや汚れ、齟齬は、面積比で約4分の1までダウンコーバートするとほとんど目立ちませんでした。
ところがHDのデジタル放送が常態化し、BDが登場すると、従来のHDマスターではそれらのアラまでが露呈するようになりました。
そこで近年はコンピューター処理でフィルムの色あせや各種アラを補正して、撮影当初の本来のフィルム状態まで復元したものをマスターとして使用するようになりました。
これがHDリマスターです。
HDリマスターのプレスDVDは、言うなればHD放送用、BD用のついででの製品です。
BDが登場し普及を開始したと言っても、まだまだDVDの普及度には及びません。
結構、このHDリマスターは労力と手間暇がかかるために経費も嵩みます。制作費回収のためにはDVD市場はまだ無視はできません。
前のよりも画質が向上しているとの希求力もあります。

>ビデオ録画は勿論の事、ビデオが劣化しないように、DVDに焼きなおしてもらったら、あるDVD再生機では視聴が出来るのに、もう一つのDVDでは「再生できません」と表示されたり、さっぱりわからないのです。

プレス製品のDVDはあくまでもDVD-VIDEO規格に準拠していないとDVDの名称では販売できません。
厳密な規格があるので、各DVD機器で再生可能です。
記録型DVDに記録したものも一応DVD-VIDEO規格、DVD-VR規格に準拠した形式で作成されます。
が、記録型DVDの特性に左右されます。
記録型DVDは再生専用のプレス製品と比較すると、レーザーの反射率も低く、また光や熱でプレス製品のピット(凹凸)に相当する変化をつけているだけです。このために互換性はプレス製品には劣ります。
さらに光や熱で変化する記録素材ですので、当然保存環境の状態にも左右されやすく、記録面は光や熱で変質してしまいます。変質はエラーとなります。
その上光学ドライブ自体もレンズや、反射ミラーは埃で汚れますし、レーザーを発振するピックアップも使用頻度によって出力が低下していきます。
記録媒体側も記録機器側も常に一定の条件を保つのが困難なので、VHSなどのテープ媒体の接触型の記録媒体、機器に比べるとどうしても互換性は更に低下します。

そのために記録型DVDは基本的に機器側でも媒体側でも、メーカーが保証しているのは自己録再のみです。この事項はレコーダーやプレイヤーの説明書には必ず記載があります。媒体側のパッケージにも記載があります。
大抵小さな文字で付加的な記載なので気づかない人が多いだけです。
VHSが比較的互換が高かく、その後継規格だし、技術も進歩しているから記録型DVDも同様だとの間違った先入観があるだけです。

記録型DVDとプレス製品のDVDは別物だと考えてください。

>「HDマスター」と言うのは、全てのDVD再生機で再生し視聴可能なのでしょうか?

とりあえず再生可能な確率は高いです。
但し機器側の光学ドライブのピックアップがヘタっていたり、レンズが汚れている場合はその限りではありません。
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この回答へのお礼

tama80jiさん、丁寧な回答をありがとうございました。
ただ、やはり、私には難しすぎたようです。ちょっとまだよくわかりません。せっかくこんなに詳しく書いて頂いたのに申し訳ありません。
けれども

>「HDマスター」と言うのは、全てのDVD再生機で再生し視聴可能なのでしょうか?
とりあえず再生可能な確率は高いです。
但し機器側の光学ドライブのピックアップがヘタっていたり、レンズが汚れている場合はその限りではありません。

この回答を読ませて頂き、ちょっとほっとした気が致しました。ありがとうございました。

お礼日時:2011/10/27 23:24

「HDリマスター」のことを言ってるんだと思いますが、判りやすく言うと「HDに再編集」と思えばいいです。


http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%82%B9% …


再生可能機器に関しては商品に書いてある対応機器をご確認下さい。
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この回答へのお礼

Devil-Earさん、回答ありがとうございました。
ただ、ちょっと私には難しすぎたようでした。(苦笑)

お礼日時:2011/10/27 23:20

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