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初めての御質問で失礼もあるかと思いますが、よろしくお願いいたします。安息香酸についてなのですが、カビと酵母の真菌には効果があり、乳酸菌などの細菌には効果がないと伺った記憶がありまして、その選択的な作用機構は解析されているかどうか知りたいと思います。
pH4.8などの低酸性での効果が強くなるのは安息香酸ナトリウムが遊離型となるからであったと記憶していますが、細菌類には効かないというのは本当なのでしょうか?

A 回答 (1件)

こんにちは。


記憶に間違いがあるのではないでしょうか。

細菌にも効果があると思います。選択的な作用機序というに値する機序はないのではないでしょうか。細胞内で酸となるでしょうから酵素の最適pHより低い環境を作り出して酵素を阻害(静菌作用)すると言えます。いわゆる酢が保存に効くというのに似た話と考えていいのではないでしょうか。

酸性で効果が強くなるのは、酸性になると、お話とは逆に、非解離型(非遊離型)が増えて、極性のない安息香酸分子の細胞膜に浸透する量が増えるからだと思います。

ご確認下さい。
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