dポイントプレゼントキャンペーン実施中!

普通自動二輪免許で乗れるのは400ccまでですよね。
でも、全メーカー399ccまでしか造っていません。
なぜ、きっちり400ccのバイクを造らないのでしょうか?
今の技術なら造れると思いますが・・・。
きっちり400ccにしても利点はないと思いますが、原付の場合、49ccと50ccでは、微妙にかわってくると思います。
それと、端数は切り捨てなんでしょうか?
たとえば、49.9ccだと、49ccと表記しているとか。
詳しい方、よろしくお願いします。

A 回答 (6件)

 それは幾つかの理由があるんですが・・・最大の理由は、サービス性(修理に対する適合性)です。



※レース用でない市販車のエンジンでは、修理することを念頭に置き設計する必要が有ります。

※その想定される修理の中に、『ピストンの焼付き』というモノが在ります。
 ピストンが焼付いたらシリンダがキズだらけになるので、(1)シリンダをホンの一皮削る(2)削った分直径の大きいピストンを入れる・・・という修理をします。(各メーカでは焼付きの修理に備え、1種類か2種類、オーバーサイズピストンという直径がノーマルよりホンの少し大きいピストンを用意しています。)

※この修理ではシリンダボアを広げてしまう為、当然排気量が微妙に増えますが、この増えた排気量でも法規上の排気量ワクに入る様に設計しておかなければなりません。(メーカが指定する様に修理したら排気量が上がって脱税、などという事態は避けなければなりません。昔は最大サイズのピストンを入れると自動的に脱税になるというマヌケな設定もあったのですが・・・今はまずないでしょう。)
 故に標準状態では、排気量の法規上の上限より少し小さいサイズでエンジンが設計されています。

※尚。
 レース用の改造エンジンでは、少しでも馬力やトルクを稼ぐ為に、このオーバーサイズピストンを最初から使うというチューニング方法があります。
 この場合は、例えば250ccクラスのエンジンでは249.7ccなどというギリギリの排気量になっていたりします。当然この状態では次に焼付いた時にシリンダのボーリング加工をすることが出来ず、シリンダライナーの打ち直しかシリンダブロックをマルマル交換する事になります。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

なるほど。
微妙に大きいピストンを組むわけですか。
それだと、きっかりに造っていたら排気量オーバーになりますね。
ようは、オーバーホールできるように、少し余裕をもたしている。って事ですね。

ありがとうございました。

お礼日時:2011/10/20 14:51

大体のことは既に書かれていますが、あえて追加するなら、工業製品には誤差と言う物が有ります。


コストを度外視すれば、誤差はどんどん小さくなっていきます。
書かれて居るように49.9ccも可能かと思います。
しかし、良く考えてみてください。
49ccの原付が20万で販売していて49.9ccの原付が40万で販売されていたとしたら、40万の原付を買う人がどれほど居るでしょう?
詰まり、コストパフォーマンスが最大の理由です。
でも実際に今のバイクはオーバーサイズピストンや経年変化で排気量がオーバーする物も有ると思います。
(1000ccSS等)
    • good
    • 0
この回答へのお礼

確かに50ccに限りなく近づけると、コストもかかりますね。
回答、ありがとうございました。

お礼日時:2011/10/20 15:00

排気量の計算方法はボア径×ボア径×ストローク×3.14÷4ですから円周率が絡んできます。



ですから例えば50ccきっちりのエンジンを設計しようとしても割り切れないからできないんです。今の技術を使っても限りなく50ccに近づいていっても50ccきっちりになることは絶対にありません。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

3.14ってのは、円周率ですね。
円周率は無限に続きますから、きっちり50ccは不可能ですね。
ありがとうございました。

お礼日時:2011/10/20 14:56

ご存知かどうか知りませんが、以前二輪免許制度の改定があってからです。


現在は小型、中型、限定解除とに別れていますよね。それまでは分けていませんでした。なのでネーミングが400ccでも408ccのCB400Fとかありましたよ。
いまは中型なら400ccまで、つまり399ccまでが中型免許の乗れる範囲です。免許制度の改定により各メーカーの作るバイクの排気量も限られてきたのです。わずかな排気量アップで中型ユーザーを失うメーカーはマイナスになるのを恐れるからだと思います。それがイヤなら中型ユーザーはボアアップで楽しむしかないでしょうね。そうか、限定解除を取るかです。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

現在は、原付一種、原付二種、普通自動二輪、大型自動二輪となっていると思いますが・・・。
昭和50年までは、原付(50ccまで ノーヘルOK)、小型(125ccまで)、大型と別れていて、昭和50年の○○月(何月かは覚えていません)原付(50ccまで 数年間ノーヘルで乗れた)、小型(125ccまで)、中型(400ccまで)、限定解除と、なったように記憶しています。

回答ありがとうございました。

お礼日時:2011/10/20 14:38

普通自動二輪は、排気量が50cc超400cc以下の二輪の自動車(オートバイ)です。


(小型自動二輪車はその一部です)

私は、エンジンの設計者じゃありませんので、純粋に工業的に考えて答えを書きますが、

なぜきっちりにしないかと言えば、「400cc以下」の文言に引っかからないようにする為と思われます。
ぴっちり400ccに排気量を設計しても、製造誤差や経年変化でその排気量を超えてしまうおそれがあります。
超えたとたん、即座に違反になってしまいます。

また、ボア・ストロークの設計も、端数が小数点でずらずら細かく並ぶよりは、ある程度きっちりした数字の方が検査も製造もしやすいので、合計の排気量が超えない範囲で切り捨てた数字に設計すると思います。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

>製造誤差や経年変化でその排気量を超えてしまうおそれがあります。
言われてみれば、その通りですね。
ありがとうございました。

お礼日時:2011/10/20 14:16

エンジンは、長期間稼働すると、ピストン運動の摩擦により少しずつ内面が削れて排気量が若干大きくなります。


排気量が400CCを超えると、マズいわけで、、、
この、摩擦により削れても400CC未満になるように、少しだけ小さくシリンダーを設計しています。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

たしかにオイルで保護されていても削れていきますよね。
ありがとうございました。

お礼日時:2011/10/20 14:13

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!