初めて自分の家と他人の家が違う、と意識した時

ウィキペディアはよく利用し、内容的には信頼していました。

先日、赤崎勇先生が文化勲章を受章された時のNHKのニュースをみていたら、街中の大型ディスプレイや信号機等を記者の方が指をさして、青色発光ダイオードが実現できたからだと説明されていました。さも赤崎先生が実用化されたような報道でした。

実現可能にしたのは、中村氏が高輝度青色発光ダイオードを発明したからなのではないでしょうか?

さっそくウィキペディアで調べてみたら、赤崎先生と天野先生が、世界初高輝度青色発光ダイオードを実現させたことで有名 とでていました。

中村氏のウィキペディアでは、青色発光ダイオードや青紫色半導体レーザーの製造方法などの発明、開発者として知られる と 出ています。

高輝度青色発光ダイオードを、日亜化学に在籍していた中村氏が発明した当時は、マスコミも大きく取り上げ、中村氏が発明して、信号機などが変わったのは紛れもない事実だと思います。
それがいつの間にか、世界初の高輝度青色発光ダイオードの発明者は赤崎先生になっています。

ちなみにアメリカ版のウィキペディアでは、高輝度青色発光ダイオードを発明したのは中村氏だとなっています。

ウィキペディアの内容をブログにコピーして、青色LEDを発明したのは中村氏ではないというのを目にすると、高輝度青色発光ダイオードを発明したのは誰? っと一般庶民は戸惑ってしまいます。

ウィキペディアは自由に編集できるようですが、信頼性に欠けるような内容にはチェックが入らないのでしょうか これでは百科事典の意味がないと思うのですが。
教えてください。

A 回答 (4件)

 ウィキペディアは、一応は善意の人間が協力して作っているという認識でいいと思います。


 一時的に、たとえば非常に独自な自説を盛り込んだ編集をする人間がいたり、そういう意図が無くて広く認められているはずと思って間違ったことを記載することもあります。
 私も、一度ならずウィキペディアの間違いは見ています。

 ただ、ウィキペディアは、各項目の解説ページと同時に「ノート」と称する解説記述について、ウィキペディア協力者らが、それらの正否や是非を検討する過程もオープンにしています。項目によっては、かなりの議論された結果であることが分かったり、現在もなお記述について修正を検討している項目も少なくないことが分かります。

 ウィキペディアは、なにかをネット検索すると、上位に出ることも多いし、まとめてあるので便利だし、普通の百科事典では解説がないような項目も多いし(オタク系解説も多い等)、記事の最新性も非常に優れています(訃報などは即日に反映されたり等)。

 しかし善意の協力者とはいえ、さらに編集について議論がなされているとはいえ、あくまでも内容の正しさや適切さ等々は一切責任を持たない情報源です。

 ですので、Webの掲示板等で話のとっかかりにしたり(リンク張れば皆が共通の話題ベースにできる)、その項目でどういう勉強をしたらいいか程度の参考になりはしますが、その記述内容を正しい結論として受け入れるのは危険です。

 各ウィキペディアは、項目について充分な教育を受け、さらに研究もしてきた人が書くような、かなりの程度の信頼がおけるような百科事典ではありません。モラルとしては善意だけど、知識的には聞き知った程度のことを持ち寄って、とりあえずまとめてあるのがウィキペディアと考えたほうがいいでしょう。その裏付けを取るのは読んだ人にゆだねられています。

 まあ、さすがにトータルとして間違いということは、まずあり得ないとして、何かを調べたり、話のネタとしてのスタートとしては新しくていい材料を提供はしているけれど、それ以上ではないということですね。それ以上を望むなら、自分で勉強ということになります。

 まあ、これはウィキペディアに限らず、ネット上の情報全般に言えることではあるんですけど。
 さらに言えば書籍だからといって、信用できるわけでもないですね。物理学のコーナーに、堂々と似非物理の本があったりしますから(特に特殊相対論は未だに多いようです)。
 まあ、書籍については著者名は明記してある場合がほとんどですから、そこからどの程度が見当がつくことは多いですけど。
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この回答へのお礼

ウィキペディア、書籍、マスコミ、なんでも信用できない世の中悲しいですね。

有難うございました。

お礼日時:2011/11/09 13:58

中村氏がなしとげたのが「高輝度青色発光ダイオードの発明」でないことは歴史を見ればすぐわかりそうなものだが....



少なくとも「高輝度青色発光ダイオードを発明した」わけではないということはほぼ明らか, その上で「製造方法を発明した」といえるかどうかが微妙, というレベル. 極端には「『こうすればできる』という方法を実際にやって『できる』ことを示した」という辛辣な表現をされることすらあります.

ついでにいえば「職務発明かどうか」という難しい問題もあるんだけど.
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この回答へのお礼

有難うございました。

お礼日時:2011/11/09 13:46

私はウィキペディアを信用していません。

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この回答へのお礼

有難うございました。私もこれからは信用しません。

お礼日時:2011/11/07 14:31

wikipedia がボランタリベースである以上「記事の信頼性をチェックする」のは不可能に近いと思いますね. まず, そもそも誰が「信頼性をチェックする」のですか? そこでチェックされた「信頼性」をだれが保証するのですか?



ちなみに青色LED についてはいろいろと話があって, 「そもそも中村氏は何も発明していない」とも言われたりします.

この回答への補足

そうですね。 質問自体がおかしかったですね。有難うございました。


   「そもそも中村氏は何も発明していない」とも言われたりします

どういう根拠があってそう言われているのでしょうか?
もともと 中村氏がいなければ、高輝度発青色光ダイオードは世に出ませんでした。
赤崎先生の基礎の上に開発を続け、成し遂げた高輝度青色発光ダイオードです。
なぜ、赤崎先生が、中村氏より早く世に送り出さなかったのでしょうか?
赤崎先生の基礎の上 と一言でいったら簡単ですが、そんな簡単そうに言う人たちが、なぜ中村氏
のような事が出来なかったのでしょう?

日亜化学では部下の成果を横取りして、中村氏はただ論文を書いただけと、言っています。
成果を出した部下たちは、中村氏よりもずっとすぐれていると思います。
その後、中村氏の部下たちは、素晴らしい研究開発をしているのでしょうか?

自分は難しい事はわかりませんが、小さな会社で、有名大学出身でもない中村氏がコツコツと研究
して、大きなことをやってのけた姿に感動しました。

中村氏が日本を去った今も批判の声が聞かれます。

高輝度青色発光ダイオードは中村氏から赤崎先生が開発したように塗り替えられようと
している気がしてなりません。

学歴重視で出る杭を打つ日本!!

悲しいですね。

補足日時:2011/11/07 14:27
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