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ビジネス文書で安否の挨拶のなかで、喜ぶ、慶ぶの漢字の違いがありますが
どのような違いがあるのでしょうか。

A 回答 (2件)

手許の『新字源』巻末の「同訓異義」によりますと。



喜=「怒」の対。うれしがる。きげんがよい
慶=めでたいと喜ぶ。慶賀。

とありました。
「慶」は「めでたい」の意味が強い語だと思います。

ただ、「慶」は常用漢字表では「よろこぶ」という読みがありません。
ビジネス文書ということですが、一般的にビジネス文書は“おかみ”の決めた表記の基準(公文書での表記の基準)に準じることが多いので、「慶ぶ」は使わない方が無難かもしれません。

とはいえ、「益々ご清祥のこととお慶び申し上げます」というのはよく見かけますので、どうなんだろ……。
そのあたりは会社内でのルールがあるのかもしれませんね。

個人的には、「益々ご清祥のこととお喜び申し上げます」というのはしっくりきませんが、表記の基準に準じると決めた会社なら「お喜び」と書くルールになっているかもしれません。

「およろこび申し上げます」と平仮名で逃げる手もあります。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。平仮名で逃げたいです(笑)

お礼日時:2011/12/01 13:34

先人が「慶」を「よろこぶ」と読んだのは適切ではなかったと思います。


この字は「いわう」と読むべきだったでしょう。
「祝」の同義語です。
ですから
「お慶び申し上げます」≒「お祝い申し上げます」
であって
「お慶び申し上げます」≠「お喜び申し上げます」
です。
そもそも目上の人に対して“(自分が)喜ぶ”など言うべきことではありません。僭越です。
本来、大和言葉の「よろこぶ」に「いわう」の意味もあったと言うなら、「慶」を「よろこぶ」と読むことは認められるでしょう。
しかしその場合でも、読みが同じだからと言って「喜ぶ」と書いていいということにはなりません。
常用漢字表で認められている読み以外使わない主義だと言う人には、何も言うことはありません。

昨今「お~申し上げる」という謙譲表現について、「申し上げる」=「言う」の謙譲語で、言葉を口にすることだと誤解される向きがあるようです。
「お詫び申し上げます」と言いながら、「すみません」や「ごめんなさい」というお詫びの言葉を“申し上げていない”
などと言われたりしますが、的外れです。
「お詫び申し上げます」は「(私は)謝罪します」の謙譲表現です。
「お待ち申し上げます」などと同じです。
つまり「お喜び申し上げます」は「(私は)喜びます」と言っていることになるわけです。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
ビジネス文書の書き方で、安否の挨拶で、お慶び申し上げます。
お喜び申し上げます。と両方どちらでも選んでとありますので、迷ってしまいました。

日本語って難しいですね!! 未だにすっきりしませんが・・・
参考にさせていただきます。ありがとうございます。

お礼日時:2011/12/01 13:34

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