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放射線遮蔽や防護服の技術的問題も
あるでしょうが、放射性瓦礫を集め
崩壊熱により発電することは可能でしょうか。

A 回答 (2件)

すでに回答があるとおりですが、面白そうなので、私なりに考えてみました。



原子炉は停止した後でも、放射性物質から熱が発生し続けますが、その熱量は運転中に発生する熱と比べると、桁違いに少ないです。
具体的には、停止後1秒で7%に減り、1日後には1%に、1月後には0.1%くらいまで減ります。
原子炉の中の放射性物質を全部まとめても、1月後には1000分の一の熱しか出ないようです。
また、今度の事故で飛び散った放射性物質の量は、原子炉の中にあった全放射性物質量と比べると、本当にごくわずかです。(原子炉内の燃料が一基当たり100トンで、飛び散った放射性物質が、全量で5キログラムとか)
ということで、これらの数値を掛け算すると、1/1000×5/1000/100=1億分の5です。
原子力発電所の出力100万キロワットの1億分の5だとすると、0.05キロワット=50ワットと言う計算になります。
あまり明るくない電球一つ分です。

前提条件や、計算に間違いがあるかとは思いますが、大まかにはこんな所だろうと思います。

しかも、これは、世界中に飛び散った放射性物質をすべて回収して小さくまとめて、やっと出る熱出力です。
瓦礫から出る崩壊熱は、精密な検出器でも検出できないほどわずかなものだと思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
昔、放射性物質(ラジウム)を動力として使おうと
いう話があったらしいので、思いつきました。

お礼日時:2011/12/06 03:05

あらかじめ私は専門家ではないので、間違っていたら申し訳ない。

と一言添えてから私見を述べさせて頂きます。

放射能をもった瓦礫をあつめても崩壊熱による発電は無理だと思います。

無理だと思う根拠
現存する原発のすべてが高濃度のウランやプルトニウムを使用しています。発生する放射線は放射能をもった瓦礫の比ではありません。これを考えると、瓦礫程度では熱すら発生しないのではいかと考えます。
また、仮に瓦礫をあつめて濃縮して熱を生み出す技術があったとしても、瓦礫を集める~処理して濃度をあげるという段取りに莫大なコストがかかるでしょうから現実的ではないと思います。
それならまだ瓦礫を燃料として火力発電を行い、高濃度放射性物質の煙、灰をどう処理するかといった方法のほうがよいのではないかと思います。
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