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今盛んに言われている放射性物質の除染ですが、屋根の塵を高圧洗浄機で吹き飛ばしたり、校庭の土を5センチ削り取ったり、山の落ち葉をあつめたりと言った除染は役立つにのでしょうか。
屋根の塵を吹き飛ばしても、吹き飛ばされただけで放散した放射性物質は消えません。
校庭の土を削り取っても削る取った土にある放射性物質は消えません。落ち葉に付いた放射性物質を集めて燃やしても放射性物質は無くなりません。
除染は民主党政府が放射性物質で汚染された土地に住まわれている可哀想な福島県民に何か放射性物質対策をやっていると見せかけているに過ぎないようにしか見えませんがそうではないでしょうか。チェリノブイリ原発事故李でもスリーマイル島原発事故でも除染は効果ないのでやっていません。
本当に除染すれば東電福島第一原子力発電所事故の放射性物質で汚染され避難した福島県民が安心して汚染地に戻り、事故以前の生活が出来るようになるものでしょうか。
放射性物質の除染にお詳しい方、どなたかお教え願います。

A 回答 (8件)

除染すればするほど、汚染水や残土・汚泥が生まれるだけで、放射線は無くなりません。


福島県全体を除染することはできませんし、したところでその残土等を日本各地に搬出しても汚染を拡散しているだけです。
絶対安全・安心のスローガンのもと推進してきた国策である以上、打つ手はないとは言えません。
意味がないと分かっていても、何かをやっているふりをしなければなりません。
取り返しのつかない深刻な事故あることを、国内外に知られては困ります。
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某大学の放射線施設に勤務しており、緊急被ばく医療関連にも少し関わっています。



除染の例ですが、緊急被ばく医療の講習会などでよく見かけるものを挙げます。

チェルノブイリは初期に拡散防止の対策を燃えている原発の消火活動をメインとして行ったようですので、その際には燃えている間は放射性物質が拡散しているという認識があり、バスなどに住民を乗せての強制退避が指示されたということが、よくテレビの特集番組でも言われました。
実際のところは社会主義国家だったことから、正確な情報は今でも伏せられている部分が多くあり、推測の域を出ません。
ただ、国家としての対応方針が、原発の鎮火、それによる拡散防止を目的とし、影響が大きな住民については退避、移住を推進したことから、基本的には汚染している区域に人は住んでいないから高濃度汚染区域では除染は不要、というのが国家の方針だったようです。
国土も広いですからね、ここら辺は日本とは感覚も違うのかもしれません。

スリーマイル島については、放出されたのが放射性の希ガス(主にヘリウム,キセノン,クリプトンなど)で、その200分の1程度の放射性のヨウ素だったと報告されています。
福島のように爆発したわけではないので、セシウムは放出されなかったとされていますので、放射性物質気体が流れていったのが主であり、土壌に重大な汚染が残るということはほぼ皆無だったということで、周辺地域での除染作業は必要なかったという流れで説明がよくなされます。

よく緊急被ばくの除染の例で出てくるのですが、ブラジル、ゴイアニア放射線治療研究所からのセシウム137盗難による放射線被ばく事故があります。参考URLはこちらの事故に関する説明です。

要約すると、潰れた病院に金目のモノがあると思った人がなんだか分からない金属で出来た箱を運び出し、それを分解した。
すると中に入っている粉末(137セシウムです)が暗闇でぼやーっと青く光るのを気付き、綺麗だと眺めたり、手に取ったり、肌に塗ったりした。
線源は51TBq(=51000000000000ベクレル)と結構な大きさでしたので、体調を崩す人間も出たため(亡くなった方も数名います)、この青く光る粉のせいかもしれないと市の保険局に知らせたところ、放射線源であり、また分解していたために広く拡散してしまった、といった事例です。
町中に広がり、測定、除染に多くの労力を費やしたという話がよくなされます。

この際も土壌の除去は行われ、凄い量の土壌が除去されたと報告されています。
福島の場合で同様のことを行う、ということになった場合、もの凄い労力が必要となるということですね。
どの程度の作業が必要か、どの範囲の除染を行うか、そういった点については、政府ではまだ机上での話ばかりですから、国が行う除染作業となるとまだ先の話になるのかと思ってしまいます。

参考URL:http://www.rist.or.jp/atomica/data/dat_detail.ph …

この回答への補足

今日の野田総理の「収束」宣言、被災地を離れている被災者は言葉通り信用できないと言ってます。除染してもその場から放射性物質が飛ばされたり、取り除かれたりしただけですから、放射性物質が移動しただけで、消えてはしまいません。と言う事は完全に除染は不可能ですから除染漏れがあれば放射性物質が残る事になって住める状態には戻らないと言う事でよろしいのでしょうか。

補足日時:2011/12/16 20:46
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チェルノブイリの例を見ても除染は無理です。

チェルノブイリでも膨大な予算と軍隊を投入して「無駄だった」としています。30km圏内すら除染をあきらめました。

これは予算の問題ではなく、除染自体が無駄だったとのことです。そんなことやってる暇があるなら内部被爆防止などを優先した方がマシ、というロシアの苦い教訓です。

除染が無駄だということは、今住めない場所は、今後も住めないということです。

ただ風当たりが強い原発利害関係者にとっては除染は新しい利権として歓迎されています。
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この回答へのお礼

除染は東電福島第一原子力発電所事故被害者を慰めるだけの民主党政府のパフォーマンスですね。以前からそう思っていました。有難う御座いました。

お礼日時:2011/12/16 09:58

放射線は放射性物質から発生するので、放射性物質を除去すればその場の放射線量は減少します。


全量除去できずとも、一部でも除去すれば除去した分だけの放射線量が減ります。
ですからコストや手間を考慮に入れなければ、除染をしないよりした方が良い。

除染したら除去された放射性物質は別の場所に移動しますが、それをまとめて集めて、安全な場所に集積させておく。
放射性物質その物自身は消滅しませんが、人体や作物に有害でなくなればOKなので、それで充分。
例としては、農耕地の表土を削り取って、農耕地の隅の一角に積んでおく。上にはビニールシートをかぶせ、雨避けと飛散防止としておく。
これで農作物への転移の防止や耕作者の安全維持が達成される。

また、屋根から高圧除染で放射性物質を吹き飛ばせば、その屋根の下に住んでる人々の被曝量を減らせる。
一般住宅では地面からよりも屋根や壁からの放射線の被曝量が大きいといわれているので、屋根や壁の除染は居住者の被曝量減少に大きく寄与します。
吹き飛ばされて地面などに落ちた放射性物質は掃き集めるか削り取るかして除去も可能。

とは言っても、除染によって全ての放射性物質が除去できる訳じゃないので、除染後も通常よりもかなり大きな放射線量は計測すると思います。
それでもそこに住むのだったら除染しないより除染したほうが良い。
国は本日、帰宅の目処を年間20mSv以下に決めたようですね。
年間20mSvと言えば2.2μSv/hの空間線量率になります。

原発事故直後は誰も除染なんて考えつかなかったのですが、当時からいち早く除染の必要性を説く人がいて、誠に考えられないような本日今日この頃の事態になりました。
あちこちで除染活動が行なわれてます。全域の除染には物凄い労力が必要です。

この回答への補足

除染して吹き飛ばされたり、取り除かれた放射性物質は何処に行くのですか。その後の処理方法はあるのですか。そこまで考えていない除染は無意味じゃないでしょうか。

補足日時:2011/12/16 10:00
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放射性セシウム、放射性ストロンチウムなどは、チリ、ホコリになったり、


水に溶けたりして、環境を循環しています。

屋根を高圧洗浄水で洗浄した場合には、放射性セシウム、放射性ストロンチウムは水に溶けて、
川に流れたり、地下水になったり、水たまりから蒸発して、雲になったりするでしょう。

落葉を燃やすと、放射性物質は、煙とともに空気中を漂い、雨とともに地上に舞い降りるでしょう。

放射性物質は、除染により場所を移動していき、最終的には海に辿り着きます。
その過程で様々な場所を汚染します。

>本当に除染すれば東電福島第一原子力発電所事故の放射性物質で
>汚染され避難した福島県民が安心して汚染地に戻り、
>事故以前の生活が出来るようになるものでしょうか。

無理でしょう。避難地域は汚染がひどすぎるので、ガン(悪性腫瘍)になったり、
良性腫瘍になったりします。

放射性セシウムは、腫瘍の原因であり、
放射性ヨウ素は、甲状腺ガンの原因であり、
放射性ストロンチウムは、白血病の原因です。
また、ガンが発症しない程度の被曝であっても、放射線は健康を害します。

この回答への補足

東電福島第一原子力発電所周辺地域100km1以内は当分住めないと言えばいいのです。無駄な除染は国費の浪費に過ぎません。如何でしょうか。

補足日時:2011/12/16 10:02
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本当の情報が何処か確認が必要


http://hibi-zakkan.sblo.jp/article/48865830.html

この回答への補足

何を仰りたいのでしょうか。

補足日時:2011/12/16 10:03
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無く成らない物移動してるだけ、


根本は国と地方の政治家が無能なのです
チェルノブエルの結果が正しい
都を安全な場所に移す都市計画出来るのが政治家です、
国も地方も政治家が居ません、弱者切り捨ての権力者の国に成ってます、
選挙は真剣にしましょう。
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この回答へのお礼

やはり除染は無意味で無駄ですね。
民主党のパフォーマンスに騙されないようにしましょう。

お礼日時:2011/12/16 10:04

まさしく汚染物質は、全く消滅などせずに地球上に残ってしまいます。



ただし、核分裂するときにでるγ線の飛行距離は数十センチらしいので

人間のいるところから遠ざけることは可能です。

これだけでも、子供などの土や屋根や落ち葉等から放射能を遠ざけ、内部、外部被爆を減少させることが可能となるそうです。

臨界中にできる中性子となるとコンクリートでも鉄でも通過してしまいますので意味がなくなります。

ただ3号炉の水素爆発で吹き飛んだ燃料棒の残骸は危険ですが、その証拠となるSrは不幸中の幸いか、ほとんど見当たらないと言われています。

ということでγ線に気をつけて、セシウムを遠ざける作業すなわち除染は意味が有るものとなりそうです。

この回答への補足

何故セシュームだけが駄目なのですか。東電福島第一原子力発電所事故、で放散した、危険な放射性物質はセシュームだけではありませんよ。

補足日時:2011/12/16 10:06
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