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アイソトープなどで、外部被曝はいいが、内部被曝は絶対にダメだといわれているという話を聞きました。
真偽の程は定かではありませんが、内部被曝について調べたり、TVでみていると、内部被曝は少量でも大変危険であるように言われています。
しかし、どの情報が正しいのか、よく分かりません。
現在の基準が正しいとは思えませんが、過度の恐れるといったこともしたくありません。
内部被曝についての冷静な情報を教えてもらえないでしょうか?
おねがいします。

A 回答 (14件中1~10件)

<内部被曝と外部被曝の比較>



1)外部被曝は放射線測定器で比較的容易に客観的に量を測定できるが、内部被曝は測定に非常に時間と手間がかかり食べ物全部を調べているわけではない。のみ混んでしまったらホールボディーカウンターなどを使ってもあまり正確には測定できない。どのくらい汚染されてしまったか後から分かりにくいという不安がある。

2)外部被曝は放射線源から遠のく、遮蔽をはさむ、被曝時間を短くするという比較的簡単な方法で減らすことができるが、内部被曝は空気・水・食べ物などからとりこまれて、それを完全に防ぐのが非常に難しい、しかも一端飲み込んでしまったものからの被曝を大幅に減らす方法があまりない。

3)外部被曝は、主にガンマ線とベータ線(皮膚に付着した場合はアルファ線も関係あり)くらいで種類が限られているが、内部被曝の原因になる物質はものすごく沢山あり、しかも化学的手段では計れないような微量でも放射能量は無視できない悪影響を与えうる。

4)内部被曝の原因物質には最悪の物質のひとつのプルトニウムのように、体内に入ったら最後死ぬまで放射線を出し続ける物質も含まれている可能性がある。

5)外部被曝は放射線源をどかせばなくすことができるが、環境中に広範囲にばら撒かれた放射能は現実的には完全にとりさることは不可能である。多少減らす工夫がいくつかある程度である。この結果長期に私日本人が内部被曝を受けることは避けがたい。長期にわたりたゆまない努力により内部被曝を減らす長い戦いが要求される。

<外部被曝よりも内部被曝の方がマシな点>
予期せずに急激に外部から放射線がくると避けられないことがあるのにたいして、内部被曝は例えば食べ物だったら、自分で食べるか食べないかなどを判断してそれを食べないようにするという選択をできるチャンスがある。
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誰かの口癖を模倣させてもらえば、


大学並びにその後の高等教育機関によって放射線関連の学術研究を少なからず行なった経験のある者です。。。。
我々の日々の研究活動中、質問者さんの言われるような感覚は普通に有りましたよ。ただしそれは今の日本の原発事故によって発生した大量の放射能に対する感覚とは、また一つ違ってはいます。

> 外部被曝はいいが、内部被曝は絶対にダメだといわれている

同じ量の放射能(同じベクレル数)を有する放射性物質による人体への影響は、外部被曝より内部被曝のほうが格段に悪い影響が生じます。
ですので、医療機関や研究機関が常時のごとくに使用する「微量」の放射性物質に対しては、「外部被曝はいいが、内部被曝は絶対にダメだ」という感覚があります。
机の上にある1万Bqの放射性物質から距離を離れればそれはほぼ無害化するが、或いは数mのコンクリート防護壁を隔てていればほぼ無害化するが、その1万Bqの放射性物質を飲みこんでしまえば内部被曝を起こし、距離を離れられないしコンクリで遮蔽も出来ず、長期間に渡って被曝が継続する。だから絶対1万Bqの放射性物質を飲み込むな。。と。

「内部被曝は少量でも大変危険である」ので、それなりの注意が必要です。
対して外部被曝に関しては少量なら殆ど問題ないです。
もし気になるなら、その場から離れてください。或いは除染しておいてください。

また、内部被曝の危険の根本は、放射性ストロンチウムやブルトニウムのように、体内の一定箇所に長期間留まって人体の同一部位を継続的に被曝させるケースです。(放射性セシウムの呼吸器による吸入に関しても問題が大きくなります)
骨髄等は放射線感受性が高いため、骨に一生に渡って蓄積される放射性ストロンチウムは微量でも大きな悪影響を人体に及ぼします。
それらのケースではガン化率が通常より極めて高まりますので大変に危険です。

人体内には放射性カリウムや放射性炭素のような自然放射能が大量に存在してガン化作用を行なっておりますが、それに輪を掛けて大量の人工放射性物質を摂取・吸入してしまったら目も当てられなくなりますので、厳重に注意してください。
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皆様の書かれていることとは少し違った視点から書かせていただきます。



内部被ばくの危険性については私も同意するところです。
理由としては、体内に取り込むことによって、全ての線種を気にしないといけなくなるところが大きいと思います。
また、除染が容易でなくなる点も非常に厄介です。

ただ、マスコミの報道については一部誤認をさせるところがあるかと思っています。
内部被ばくが危険と言われる根拠に、長期間体内に放射線を出し続ける物質存在し、その間放射線を浴び続けるため非常に危険だ、と言われますが、この際に浴びる量の積算値について、議論されているのを見たことがありません。
いわゆるSvは人間が放射線により受ける影響を数値化した指標です。
内部被ばく外部被ばくに関わらず、組織の受けた線量(実効線量や等価線量と言われるもの)が受ける影響の目安となってきます。
ですので、外部被ばくで10mSv浴びた場合と内部被ばくで10mSv浴びた場合、基本的な影響は同じということです。
ただ、この場合、浴びた期間なども考慮しなくてはなりませんから、より短時間で浴びたほうが身体への影響は大きいという考え方が基本となっています。

ただ、外部被ばく(線源が体外にある)に比べて内部被ばくの場合、同等の実効線量もしくは等価線量を浴びるのに、少ない量の線源しか必要でないというところが、この言葉足らずの原因ではないかと思っています。
ネットに出ているいわゆる換算計数などで内部被ばくを計算した場合、得られる数値が実効線量であり、そのことについて影響がどうと言うことはあまり情報が書かれていないことが多いですね。

こういった点に関して、事故当初は今まで一般の人が目にしたことがない情報でしたが、今後はこういったことも情報発信していく必要があるかと思われます。

質問者様の欲しい情報になったかは疑問ですが、参考になりましたら幸いです。
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阿呆な質問は止してよね。

外部被爆は皮膚を犯すだけ、内部被曝は体の中の内臓器が放射性物質に侵されるにですから、悪いに決まってるじゃん。猿でも判るような質問だね。アンタはそれとも小学生かな。だったら御免ね。
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jusimatsuさまへ



私は批判をしたつもりではありません。
体内に線源が残留した場合長期間に渡り被曝し続けること
は事実ですが、
実際は、マスコミ等の誤まった報道のように何が何でも危険極まりないという
根拠の乏しい論調を軽減したく、「必ずしも体内に線源は残存しません」
ということを強調したかっただけです。

例えばですが、福島産の野菜で、~ベクレル付着していた。
等と報道されますが、実際に放射線計測するときは、サンプルを水洗してから実施するのが
食べる前に洗うという実態に合った方法かつ、測定機関で実施される方法なので、
洗い流して落としてしまえば、体内に線源が残存する放射性物質は大幅に減少する旨を
強調したまでです。

koban22さまへ
α線は静止しておらず、高い運動エネルギーを持った放射線であることは、理解しております。質量も大きいのですからホットパーティクルを生じることも仰るとおりでしょう。
ではなぜ、前の記載をしたかというと、これもまた、上記と同様で、
マスコミ等の誤まった報道のように何が何でも危険極まりないという
根拠の乏しい論調を軽減したく、
「必ずしも体内に線源が長期間残存するとは限らず、放射性物質の一部は排出されます」
ということを強調したかっただけです。

誤解を招く表現がありましたことをお詫び申し上げます。
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あまりにも単純な間違いなので惑わされないとは思いますが、念のため簡単に指摘しておきます。



1.半減期の長い物より短い物の方が危険。半減期の長い方が安全。この見解は完璧なでたらめです。

半減期とは文字通り半分に減るまでの期間です。
ヨウ素131の半減期は8日です。1日目100だったら8日後には50になります。1ヶ月後だと7くらいになります。
セシウム137の半減期は約31年です。1日目100だったら31年後に50になります。100年後でも12くらいです。
半減期だけでいうなら0歳の赤ちゃんがセシウム137の内部被曝したら100歳になっても当初の8分の1の被曝をしているということです。(ただし、生物は体外に排出する機能もあります。あくまで半減期だけで見た場合です)
どういう勘違いをしたら、半減期が長い方が安全だなどと言う考えが出るのでしょうか。

2.α崩壊であれば、単なるヘリウム原子核で、しかも紙一枚程度で容易に遮断することができるので、大したことはありません。これもいい加減すぎます。

内部被曝の危険性を質問されているのです。体内に取り込んでしまったとき、どうやって体内に「紙一枚」を取り込んで遮断するのですか???
内部被曝とは放射能物質をカプセルにして飲み込むわけじゃないです。内部被曝とは体の中に取り込んでしまうことです。体に取り込んでしまったのに間に紙を置く方法などあり得ません。


外部被曝ならその場所から離れたり、服に付着したりもするので着替えたりすれば引き続き被曝することはありません。
内部被曝は体内に取り込んでしまっているので、簡単には体外に排出できません。ですので、外部被ばくは良いとは言いませんが、内部被曝の方がはるかに危険だとされています。
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ズバリ除染できません。

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人の体内には放射性のカリウム、炭素でおおよそ6,000ベクレル存在し内部被曝を受けつづけているようです♪♪♪


これらのほとんどはベータ崩壊のみで
体内で1秒間に6,000個の電子が放出され細胞を傷つけ続けています。
しかし、人間には修復力があるので問題にはあっていません。

人間の修復力というのはどの程度あるのでしょう?
これの明確な解を持っている人は、現時点ではいないようですので自分の感性で判断するしかありません。

ここで、現時点で問題になっているセシウムとその基準について。
セシウムには半減期2年と30年のものが存在しますが、体内に取り込んだ場合ある程度体外に排出され、おおよそ100日で半分になるようです。
つまりセシウム500ベクレルを体内に取り込んだ100日後に残存しているセシウムはおおよそ250ベクレルということです。
そしてセシウムはベータ崩壊後、ガンマ崩壊も続けて発生します。

現在の暫定基準500ベクレルの食品を毎日1kg摂取しつづけた場合、100日後には37,500ベクレルのセシウムが体内に存在すると思われます。
これは、毎秒37,500個の電子で細胞が傷つけられ、おおよそ毎秒37,500のガンマ線が体内を透過するということです。 
6,000個の電子と、43,500の電子および37,500のガンマ線、人間の修復力でこの増加に対応できると思いますか?


新基準100ベクレルの食品を毎日1kg摂取しつづけた場合、100日後には7,500ベクレルのセシウムが体内に存在すると思われます。
これは、毎秒7,500個の電子で細胞が傷つけられ、おおよそ毎秒7,500のガンマ線が体内を透過するということです。 
6,000個の電子と、13,500の電子および7,500のガンマ線、人間の修復力でこの増加に対応できると思いますか?


人間は内部被曝においてどの程度の耐性を持っているのかは、今後の長期健康調査などの研究結果を待たないといけないようです。
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外部被爆は放射線源が体外にある場合で、放射線源から遠ざかれば被爆はゼロになります。



内部被爆は放射線源が体内にある(食物や吸気で体内に取り込まれた放射線源が体内の臓器、骨などに滞留する)場合で、被爆が長く続く可能性があります。特に子供の甲状腺にとどまると甲状腺がんを起こす率が増すとされています (チェルノブイリ原子力発電所事故後に近隣地域で多発しています)。

現在の日本の被爆状況はチェルノブイリより被爆量が大分低いのでとりあえず問題ないと見られていますが、全く安全とも断言出来ず、わずかの可能性でも心配なのが親心ということで、口から入る食品・水などへの注意を行っています。
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<br /> 【アルファ線は高い運動エネルギーを持って流れる物質粒子です、そのエネルギ ーを極近い距離の物質に全てぶっつけてしま

人体にアルファ線核種を取り込んだ場合は大変です。アルファ線を出す放射性物質の粒子の周りに は、いわゆるホットパーティクルができます。
 細胞は多くの化学物質(分子)でできており、その化学物質の結合は電気的な結合で非常に弱いものです。細胞を小さな街に例えれば、そこに大砲をぶっ放す無法者が乱入するわけですから被害は甚大です。しかも、その被害が 外部からは検出しにくいので、さらに厄介です。非常に弱い電気的な結合でつながっているものを、ブツブツに切られた(電気的結合を離すので電離といわれます)細胞は、自己修復機能で細胞を維持修復できる事もあれば、細胞を維 持できなくなり細胞が死ぬこともあります。機能を維持していても狂ったりし ます。下手に機能を維持した状態で、自己の細胞の誤りを完全に修復できないのに細胞が生き残っていたりすると、間違った設計図にしたがって細胞が異常増殖しガン細胞となることもあります。】

アルファ線は、単なる静止した素粒子ではなく、高い運動エネルギーをもった危険な放射線です。
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