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二次創作で小説を書いているのですが、ここ一年、全く小説が書けなくなってしまいました。
ネタは思いつくんです。書きたいシーンも、萌えもあります。
ただ、文章の出来が異常に気になるんです。
言葉の選び方、句読点の位置、文と文との繋がり。
全てが完璧でないと許せず、何でもない描写の一行ですらも完璧に仕上げようとしてしまう。
結果、たった一行の文章を完成させるのに一日、一週間かかります。

非常に効率が悪いです。
今日一日使って三行しか書けませんでした。(出だしの文章が気に入らなくてそこでずっと止まっていました)
どれだけ時間を使っても書けない自分に落ち込み、何が悪いのかを延々と考え、答えが見つからずネットに逃げ、小説の書き方だのスランプ脱出法だのを調べ出す始末。
一年間こんな状態なのです。
書けない自分を殺してしまいたい。それほどまでに追い詰められています。

自分でもなぜ書くことにこんなに執着するのかがわかりません。
こんなに苦しいならやめてしまえばいいのに、今度イベントで本を出すので今月中には何か一つでも話を書き上げないといけない。
数年前までは、書くことがただ楽しかったのに……。

こんな自分が再び小説を書けるようになるための改善策などがありましたら、教えて頂きたいです。
締め切りも迫っており、余計に焦っています。

A 回答 (4件)

私も二次の文字書きです。


締切があるものを書かれてる時点で、沢山の小説を生み出してこられた方だろうなと思います。
『書き方』については不要だろうと思いますが、まず私の脳内をご説明しますね。

個人的なやり方ですが、
1、バラバラでいいから、思いついたシーンを書く。書きたいところからざっくりと。
2、それを並び替えて、うまく説明のいく話を組み立てる。とにかく概要(外枠)を作り上げてしまう。(人体の骨のイメージ)
3、読み返して、シーンとシーンの間を線でつなぐ。線でつなげないなら無理やりにでも点で埋める。(肉付け)
4、読み返して、繋いだ線と点を滑らかにする。無理やりの部分を自然にする。(整え中)
5、読み返して、さらに滑らかにする。表現・言い回しを調整する。←ここで同義語を調べまくります。
  またこの前後で色んな角度から矛盾・語弊がないか考えます。
6、読み返して、無駄を削り修飾をつける。(人体で言うと、爪の先の形にこだわるイメージ)
7、発表前に再チェック(誤字・脱字)
8、エイヤっと出してしまって、「もう知らないー」
という手順で書いています。

細かいところが気になる…というお話ですので、まず大枠をつくってしまうのはどうでしょうか。
おそらく私でいう、2の手順のところで5・6をやってしまっている気がします。
言葉がおかしくても、意味不明でも、とにかく骨を作ってしまう。
萌えがあるなら頭の中で2までは出来ているのかもしれませんが、それを兎に角出してしまう。
そして3や4まで作ってしまえば、言い回しの部分は他人の意見に助けてもらうことができます。

産みの作業は苦しいですが、出来た作品を読んでいただけるのは嬉しいですよね。
私の意見があなたの一助になればと願っています。
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この回答へのお礼

具体的な手順を教えて頂きありがとうございました。
自分は普段どんな手順で小説を書いているのだろう…と振り返ってみたら、おっしゃるとおり、シーンとシーンのつなぎ目とか、話の流れを自然にするとか、そういう過程をすっ飛ばしていきなり推敲していたように思います。
だからいつまでたっても一日三行とかしか書けていなかったんですね。
早速この手順で書いてみたのですが、びっくりするほど筆が進んで、久しぶりに小説書くのってやっぱり楽しい!という気分を味わうことが出来ました。
4の手順まで無事終わりましたので、これから5以降の手順に入ります。
完成までの道が見えてきました。
本当にありがとうございます。

お礼日時:2011/12/20 19:43

だったら別に書かなくていいんじゃないですか?


言えば「二次創作」なんぞ、誰も待っちゃいませんもん。

それに大概「面白い作品を書く人」ほど、ある程度の
期間を過ぎると、ぱったりと書くのを止めてしまうんです。
読み手の方もそれは判ってるんですよね。

というのも、その手の作品を書く人は、書き出すまでに
溜まっていた「創作のネタや意欲」をぶつけて書き出す
ので、いくらか書いてしまうと「本然的なネタ切れ」に
陥るからです。こうなっちゃうと、充電期間が過ぎるまで
どうやっても書けません。

プロさんだって、結構途中で投げ出しちゃった例って
ありますよ。だから気にしないことです。

しばらく、何も書かずに普通に遊んでみてください。
変に書こうとするとそういう「パワー」がどんどん抜けて
しまいますので、何年たっても書けませんよ。
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この回答へのお礼

そういうこともあるんですね。
でも書かないと書かないでまた不安になるんですよね…この先今以上に書けなくなってしまいそうで。
適度に息抜きしつつ頑張りたいと思います。

お礼日時:2011/12/20 19:13

 言葉の選択や文の繋がりを吟味するのは、小説に限らず文章の書き手として当然の仕事ですから、そこで苦しむのは何ら問題ではありません。

こだわれない人は小説なんか書くべきではない。

 問題なのは、何があなたの小説にとって「完璧」なのか、自分でもよくわかってないのではないか、ということ。そもそもあなたは何のために小説を書いているのですか? 何をして小説の文章を「完璧」と呼ぶのでしょうか?

 小説は読まれないと意味のないものなので、普通は読者を想定して書かれます。小説の文章を吟味するときに重要なのは、読者にどう読んで欲しいかを考えて、どうすればその効果を出せるか、ということです。 何でもない描写をするべきではないし、そんな描写なら要りません。ましてそこに「完璧」さを求めるなんて無駄もいいところです。
 エッセイでも論文でも同じですけど、小説の全ての文は、読者への効果を考えて書かれるものなのです。

 たとえば冒頭部分で最も重要なのは、とにかく読み進めてもらうことですよね。小説を読むという行為は基本的に面倒くさくて時間を食います。音楽なら何かをしながらでも聞き流せるし、絵を見るだけなら一瞬でできます。しかし、小説は能動的に読んでもらわないとダメなのです。読者にものすごく負担を強います。だから書き手は、よほどうまく読者の気を惹かないといけません。
 文学小説の多くは、読者のことなんか何も考えておらず、自己満足に浸るためだけに書かれた代物ですから、彼にとってはこだわりの、しかし何の意味もない長々とした風景描写から始めるような馬鹿な真似をします。同じく、ただ自分の考えた「素晴らしく壮大なストーリー」を書きたいだけの書き手なら、俺設定の披露から始めますよね。彼らは自分のことしか考えていません。まともな書き手なら真っ先に読者のことを考えるべきなのです。

 あなたの作り上げた三行は、読者の気を惹ける三行なのでしょうか? もし、そういう方向で書くのに苦心しているのであれば、あなたのやっていることは正しいですから、大いに苦しみ抜いて少しずつでも作品を完成させればいいでしょう。まあ、締め切りのある仕事はビジネスですから、芸術的な完璧さを求めるべきではないですが。70~80点くらいの出来で満足するべきですね。
 でも、あなたの三行はおそらくそういう類のものではないはずです。なぜなら、本当に魅力的な三行を書いたのなら、その三行を自分で読んだ作者が「続きを読ませてくれ!」となり、やる気に繋がるはずですから。そうならないから質問しているわけですよね。結局、苦心するベクトルが間違っているのです。何の意味もない、誰も喜ばない文章を書いている。そんな「完璧」さは無意味です。

 もうひとつ言うと、読者は最初の数ページをかなり適当に読むことが多いです。
 これは自身の読書体験を振り返ればわかると思うのですが、小説の中身を理解しようとすると、ある程度の情報量が必要です。最初の数行を読むとき、読者は何の情報も持っていないため、いくら精読しても意味が分からないのです。仮に精読してもすぐその内容を忘れてしまいます。
 つまり、いくら冒頭の文章にこだわっても、誰も気をつけて読んでいない、ということです。たとえば、冒頭に主人公の名前なんか書いてあっても、ほとんどの人は憶えていません。繰り返し出てくることで憶えるだけで、冒頭で読んだことを記憶しているわけではない。
 冒頭の文章にこだわる意味が出てくるのは、繰り返し読んでくれる人向けに書く時か、伏線を仕込む時くらいです(冒頭ほど気をつけて読まれない、忘れられる文章はないのだから、冒頭に伏線を張れば結構な人が引っかかる)。
 逆に言うと、理解できない文章を読むのは誰にとっても苦痛だからこそ、苦痛になって読むのを止めないように、冒頭の文章は細心の注意を払って書かないといけないのです。そういう意味での「完璧」さが必要です。
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この回答へのお礼

とてもためになるアドバイスありがとうございました。
私の求める完璧って、結局は自分の文章をよく見せたいだけの、自己満足のためのつまらない文章なのかもしれません。
そんなものにいちいち拘っていたら小説なんて書けないですよね。
読者のことを考えて書くというやり方を今までしていなかったので、さっそく試したいと思います。

お礼日時:2011/12/20 19:33

とりあえずおおざっぱにどんどん文章(下書き)を書いてみる 書き上げたら文章を読み直し、いらない部分を削ったり付け加えたりしてはどう

ですか?
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
とりあえず、まずは下書きを書き上げてから文章に手を加えていこうと思います。

お礼日時:2011/12/20 19:11

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