【あるあるbot連動企画】あるあるbotに投稿したけど採用されなかったあるある募集

酢酸を蒸留しようという内容の問題で

その中に“湯煎する”際に“水”ではなくて酢酸のb.pよりもb.pの高い“油”にしなければならないことを聞いていた設問があったのですが・・・

そこでしつもんです。設問は全く関係なしで、
酢酸を加熱する際湯煎するのはどうしてですか!?

直火でもよいのではないでしょうか?

あと、油を水の代わりにやるのは引火して危険だから絶対にやらない、この入試問題は間違いだと私の化学教師が言っていたのですが・・・
何がほんとなのですか?

A 回答 (3件)

直火加熱では温度調整ができないからです。


通常蒸留する場合、蒸留する液体内の温度を測定することは困難
(蒸気が必要であるため、容器を開封できない)であり、
また、火加減の調節も難しいです。
(おそらく余分な物質も蒸気に混入すると思います。)

湯煎の場合湯の温度を調整は比較的容易であるため、
そのようにして行います。

そのため、湯煎(もしくは油煎)するわけです。
なお、通常実験室において蒸留する場合、
湯煎には電熱器と湯桶を組み合わせた道具を用い、
湯煎用の液体は発火性の低い物質を用いると思います。
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この回答へのお礼

有難うございました。

お礼日時:2011/12/29 18:00

酢酸の示性式は CH3-COOHです。


酸素を含む炭化水素なので良く燃えます。
従って、直火は厳禁なのです。

また、油浴ですが、油の種類によりますが、手に入る
ほとんどの油の沸点は酢酸の沸点である118℃よりも高いので、
酢酸を直火で加熱するよりは油浴で加熱する方が安全です。

油は天ぷら油のようなものでも200℃くらいまでは引火しません。
ですから、118℃の酢酸には十分に使えます。
また、さらに高温が必要なときは引火しにくいシリコーンオイルなど
を使います。
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この回答へのお礼

有難うございました。

お礼日時:2011/12/29 18:00

後半にお答えします。


"油"の定義によりますが,100℃以上に加熱する時に用いる「油浴」には高沸点で難燃性(できれば不燃性)の油を使います。
シリコーン油は,難燃性で,200℃位まで使用できるそうです。
酢酸だと沸点が117℃ですから,天ぷら油でも使用可能でしょう。
化学の先生がおっしゃるように,目的の温度で可燃性の蒸気がでて引火するような油は絶対に使ってはいけません。
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この回答へのお礼

有難うございました

お礼日時:2011/12/29 18:00

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